カテゴリー別アーカイブ: Aerobatics

競技6日目 明日は晴れるみたいです、、、

今日も天候回復せずスタンバイ

ここまで飛ばないと体からアクロ成分が揮発していく感じがします。
僕にとって一番深刻な問題が「マイナスG耐性」が日々下がってしまう事なんです。
普段トレーニングや競技で連日飛んでいると体と頭がマイナスGに慣れてくるので、
背面状態でのマニューバも平気になってきますが

時間が空いてしまうと体が地上仕様に戻ってしまい、背面系科目の精度が落ちてきます。
しかも、競技はKnownシーケンスから始まるので、背面旋回など背面系の科目が入っています。

もちろん既に選手権が始まっているので練習フライトは一切出来ません。

どんな技術も学習過程で時間が空いてしまうと、体から揮発して抜けてしまいます、、、
ある一定のレベルまで到達すると体から揮発するまでの時間が延びてきて、最後は定着します
つまり、背面飛行状態でのマニューバ経験値がマダマダ不足しているって事ですね。

競技中止状態がここまで続くと、さすがに観光もネタ切れ、
天気予報を調べると明日は天候回復して、いよいよ競技再開となりそうです。
少しでも競技状態を維持するために、練習飛行の動画を見てBOX内の顕著な地上目標を確認したり
Unknownシーケンスのイメージトレーニング、フライトログ(飛行記録)の整理など、、、

部屋に残って黙々と競技モードを再始動
明日はKnownシーケンスを飛びます。


競技5日目 もう、、、いいかげん晴れてよ、、、、

今日も天候不良、低気圧に伴って前線が通過する予報の通り
見事に曇って所により雨
焦れてイラついてもしょうがないので、フィンランドをとことん楽しみます!!
フィンランドでモータースポーツと言えば「ラリー」でしょ!!
って事で、Kangasalaにある自動車博物館「Mobilia」に行ってきました

p1
マチェックのフォードフォーカスで一気に北上、
曇り空時々小雨ってドライブにはイマイチの天候でしたが

2時間ほどでMobiliaに到着
p2

p3

玄関先でVWがお出迎え
流石は博物館の収蔵品、とんでもないコンディションです、、、
p4
もちろん目当てはラリーカーミュージアム!!

スポンサーはオートグリムは付いているみたいですね~(笑)
展示車両はピカピカに磨き上げられてるでしょう♪

入館料は意外とリーズナブルで10ユーロ
展示のラリーカーは流石にガラスの向こうですが、PCや雑誌の向こう側の世界が目の前に

p5
フォード エスコートMk-2 RS2000
トミ・マキネンの最初のラリーカーがエスコートRS2000、なんとオリジナルです!!

p6
マツダ323
日本名ファミリアのGr-Aラリーカーです
87年から90年まで参戦して3勝を挙げています

p7
三菱ギャランVR-4
88年から90年までGr-Aに参戦

p8
ワークス ミニクーパー
1965年 1000湖ラリー優勝車です!!

1
アウディ ラリークアトロGr-4
おなじみのGr-4ラリークアトロ!!
この後に続くGr-Bのスポーツクアトロよりスリークで好きです

2
フォード エスコートMk-1 RS1600
Colt Racing Team 1974年 1000湖ラリー優勝車
ドライバー/コドライバー Mikkola / Davenport

3
トヨタカローラWRC Gr-A

4
いすゞ べレットGT-R rally

5
ルノー R8 ゴルティーニ

6
メルセデス ベンツ300SEL 6.3 Waxenberger
300SELのボディにV8 6300ccを押し込んだレースモデル

7
一見普通の560SELですが、、、
なんと要人用のアーマードメルセデス!!

8
防弾仕様のフロントウインドウ、
厚さ数センチの防弾ガラスが入ってます。

その他いろいろ、、、

実戦で戦った痕跡そのまま動体保存されています。
この他にもシャッターの奥にアルピーヌルノーA110が隠れてたり、
まだまだ展示されていない車両が隠れていそうです。

この他にもモーターサイクルミュージアムもあり、一日ノンビリと博物館を楽しみました。
これだけのコレクションを10ユーロ程で維持、展示出来るのは自動車文化の違いですね、、、


競技4日目 天気はいいけど風強すぎ、、、

昨日、競技はスタートしましたが天候が悪化して途中中止
夜が明けてみると雲は去り晴れ間が見えるものの、、、
北西の強風、、、ブリーフィングに行く前から「こりゃダメだろう」状態
オフィシャルからSNSで早々に「今日はお休み!!」メッセージが入って今日も観光が確定

ちなみに僕が住んでいるコテージは2ベットルーム+ロフト サウナ&プール付き
p1
ポーランドチームが1Fのベットリームを使って,僕は2Fのロフトとのベランダを独り占め♪
自宅より快適だったりします(笑)

とりあえず、朝飯をキメようって事で今日は僕が朝食を作ります!!
日本から持ち込んだうどんの乾麺よ茹でて、麺つゆをお湯で割って、チャチャっと「かけうどん」を人数分作って
p2
テーブルにどん!!
何故かコテージの備え付けの食器にお箸を発見♪
麺つゆを好みで薄味にして、薬味大目で作ったのが大正解で、
「和食の優しい味」は朝食としてポーランド人にも大好評でした。

さて、ご飯を食べた後は、強風以外は良い天気なので、もちろんお出かけです。
今日のお出かけ先はオリパから北西に1時間30分ほど走った、港町Rouma
抜けるような蒼空の下、旧市街から港に向けて散策してきました。

p3
近代的な街を歩くより、旧市街を散策するほうが面白いですね~

p4
歴史を重ねた旧市街の景観に意外に近代の欧州車が溶け込んでいます、
欧州車の本当の姿を見ている気がします。

p5
歩き疲れてきたところでカフェに立ち寄ってお茶、、、
甘さ控えめ、フルーツの風味豊かなケーキは絶品です♪

p6
旧市街を離れて街の中心街へ、、、
流石は港町、ちょっとした運河にもボートやヨットが所狭しと停泊中
水上交通が一般化しているんですね、、、

p7
市街の河にこんなオブジェが(笑)

お出かけから帰ると、早速次のお誘いが
オーストリアチームのBBQパーティにお呼ばれしました。
1
今夜はドライバーなのでお酒は無し(笑)

2
ぱっと見回すと、ゲストはポーランド、イタリア、デンマーク、ってトコでしょうか(笑)
BBQを楽しみ、アクロやグライダーの話題で盛り上がる
片言の英語でも何とかなるもんです(笑)
うーん、、、英会話能力がもっと高ければ何倍も楽しいんだろうなぁ、、、、

パーティもお開きになってコテージに戻って一息
デザート代わりにチョコレートにウイスキーを練りこんでパンに塗る
3
「ウイスキーチョコレート♪」

結局、帰ってから皆でウイスキーをちびちび、、、(笑)


競技3日目 天候が回復したきました、、、がっ!!

昨日から僅かながら天候が回復して、ギリギリ競技可能な天候状態に
相変わらず雲は低く、風は10m/s近く吹いていて 外気温度は7月の夏真っ盛りなのになんて13℃程
この状態で風が吹いちゃっているので体感温度は10℃以下!!

Advancedクラスは後からのフライトですが、もちろんチームのお手伝い
(ポーランドチームとの共同運航ですので)
競技開始となれば各国、機体を準備して離陸地点に集まってくるので、
急いでポーランド&日本の陣営を設営!!
p3

で、競技が始まったのは嬉しいけど
p2
もう、、、めちゃくちゃ寒いんですよ

トレーナーに冬用ジャケットを着込んでも震えが止まらないほど

p5
カーシャとポリーナは毛布被ってぬくぬくと過ごしてますねぇ~
いいなぁ~ あったかいんだろなぁ~

p4
Unlimited競技開始早々に搭乗順の早いスターシェが離陸
風が強く、難しい(不利な)コンディション
搭乗順で気象条件の有利、不利は出ますが、運も実力の内って事ですね

競技開始するも4人ほど飛ばしたところで、雨が降り出して競技中止、、、
ポーランドチームからUnlimitedに出る、マクラサンとマチェックは明日以降にお預け

p6
機体を格納庫にしまって
続きは明日以降天候が回復してからです、、、

お家に帰ったら、天候不良を読んだのかマチェックが既に帰宅して料理してました。
p7
今夜のご飯はグリルチキン♪
何時の間に仕込んでタレに漬け込んでいたんだ、、、!?

p8
香ばしく焼き上がったチキンをカジって、ビールを流し込む
タバスコを使ったスパイシーな味付けと蜂蜜と醤油を使ったテリヤキ風
美味いねぇ~


競技2日目ですが、、、

競技2日目ですが
強風、低雲底、時々スコールで飛べません

お家でゴロゴロしていても芸が無いので、ポーランドチーム母屋(笑)に移動
お茶とお菓子を頂きながら「今日はどうするの?」って話に混ぜてもらうと
「飛べないからには観光でしょ!!」
って事でフィンランド観光に出発

まずは、フィンランドといえば「ムーミン」でしょ
フィンランド南西の港町「ナーンタリ」にあるムーミンワールドへ オリパから1時間30分程のドライブ
※6月中旬から8月中旬のみオープン。「残りの季節は?」って 寒くて暗いから休業なんでしょう
フィンランド”ナーンタリ
p2

ムーミンワールドに向かってナーンタリの港を歩いていると、、、
p4

p5
もちろんヨットが停泊中、

実はヨットにも興味があって「何時か挑戦したいスポーツ」です。
体力と休暇確保が最大の障害だなぁ~(笑)

p6
中でもお気に入りがこの艇。
綺麗でしょ~
こんなヨットで風を捕まえて帆走してみたいです。

で、目標のムーミンワールドは、沖合いに浮かぶ小島丸ごと全部
ナカナカのスケールです。
p7

p8
港から浮き桟橋を強風に煽られながら島に上陸

意気揚々と入り口ゲートまで行って入場券を購入しようとすると

2
なんと、25ユーロ!! 3000円かぁ、、、微妙に高くないか!?
って事は、、
振り返るとポーランドチームがマジ悩み中
そりゃそうだ、ポーランドの物価は感覚的に日本の1/2 彼らの感覚だと僕の「高いなぁ」x2って事ですから
2時間ほどの滞在で25ユーロは強烈です。

ちょっと悩んで「高いよねぇ~ パスだな」って事であっさりムーミンワールドは却下

港に引き返してレストランでお茶
3

「コーヒーカップのウラにムーミンが描かれていたら値段が倍だぞ」なんて冗談言いながら
次は旧市街を散策することに決定

港町の旧市街を歩き、お土産屋さんを見て回る
4

5

6

ナーンタリ旧市街は綺麗な港町でした。