R33 GT-R「大先輩号」 ダンパー減衰力設定を考える

R33GT-Rの減衰力設計を調べて考えています。

HKS社製 MAX4GT(単筒高圧式)
0.3m/s15/30段
フロント
減衰力 245kgf
伸び 209kgf
縮み 36kgf
減衰率 23%
リア
減衰力 184kgf
伸び 148kgf
縮み 36kgf
減衰率 20%

TEIN社製 FLEX-Z(複筒低圧式)
0.3m/s8/16段
フロント
減衰力 243kgf
伸び 173kgf
縮み 70kgf
減衰率 23%
リア
減衰力 208kgf
伸び 143kgf
縮み 65kgf
減衰率 22%

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両メーカーとも乗り心地重視の設計で総減衰力と減衰率は似たような感じで
どちらかと言うとTEINの方がフロントの縮み側減衰力は出ちゃってる感じなんだけど
ユーザーインプレッションでの乗り心地評価で「しなやかに動く」と評価が高いのはTEIN FLEX-Z

ぼくもKoni、TEIN、で複筒式で作った場合のしなやかさは知っているんだけど
思ったより減衰力値には反映されないんだなぁ、、、
計算上の減衰率が低めなのはマルチリンクでブッシュフリクションが大きいからだと考えます

実走時に受ける感触はまるで違って
単筒高圧式はメーカー、ブランド、価格帯問わず低速域(街乗り)では大差なくゴツゴツザラザラとした感触
複筒低圧式は逆にアスファルトの粗さを包む込むようなしなやかさを持っている

もちろん好みなのは複筒式の方なんだけど
複筒式で直巻きスプリングが使えるメーカーは限られる

僕の作る仕様のサスペンションだとスプリング&スタビライザーで荷重を受けて姿勢を作りばね上を抑え込む減衰力は低めにするから複筒式との相性はおのずと良くなる

ニードルバルブを開いて低い減衰力で走らせるからダンパーOILシールが作るフリクションが占める割合が多くなる、
だから単筒式はよりゴツゴツ感を伝えてくるんだろうなぁ

グラフから見えるのは0.0m/sから0.1m/sの減衰力立ち上がり特性かな、、、

0段だときっちりピストンで減衰力を立ち上げてブローバルブを開いて高速域の減衰力を抜く感じだけど
8段以上になるとニードルバルブからバイパスされるOIL量が多くて減衰力の立ち上がりが遅れる感じ

たぶんこのあたりのキャラクター作りが上手いんだろうなぁ

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