今日は切り出した原木の搬出と薪割り講習
朝11時集合で、ちょっと速めに出発したのに事故渋滞に捕まっていきなり遅刻
泣ける、、、
普段使わない高速道路を使って15分遅れで何とか到着、大急ぎで現場に行ってみると、
既に3tonトラックは満載
どんだけ仕事早いんだ!?
「他の人に持っていかれちゃうのイヤだから 10時チョットに積み込み始めたぁ」
て事でした。
※薪の確保は薪ストーブユーザーの生命線、熾烈を極めた戦いなのです!!
いきなり今日の仕事が半分終わっちゃったんで、
軽トラックを借りて以前切り倒したお友達の家の原木を回収して「薪割りの練習」に使います。
2か月ほど放置していた原木を見てもらうと、
地面に廃材を並べて養生しておいたので
「状態は良い」って判断を頂き
「どんぐりの木」って事しかわからなかった樹種は「クヌギ」って事が判明
「クヌギ」って火持ちも良いし薪割りが簡単で初心者向きの木なので、今日の練習には最高らしいです!
軽トラにギッチリ積んで、RTB(Retuen to Base)
軽く休憩を入れてから、「薪割り講習」開始
最初は薪割り歴10年のエキスパート通称「マキワリスト」に模範作業
パッと見で「一撃じゃムリだろー」って直径30㎝位の薪を持ってきて
巨大な斧を振るって「ズガンっ!!」と一撃
一撃で真っ二つです、、、
斧も重くて長い一番強力なヤツだけど、軽々と扱ってガンガン割っていく
体幹が鍛えられているから斧の重さに負けないんですね~
教わった薪割りの基本は、
・薪に刃を入れる方向は根→先
・枝やふしがある場合は枝やふしに対して並行に(枝を裂くように)刃を入れる
・薪に対して正面に構えて足を開く、(打ち損じても自分の脚を砕かない)
・打ち損じて斧の柄で薪を叩くと柄が折れるので、慣れるまでは斧の背で軽く試し打ちをする
・斧は力で振らずに「重さ」を使って薪に落す。
※頭の後ろまで大きく振りかぶって力で振ると効率が悪いので、斧を真っ直ぐに垂直に持ち上げて落とすイメージ
今回は6種類の斧の「試し切り」もさせて頂きました
各メーカー、設計思想も異なる斧で、
ヘッドの重さと重心位置、刃の角度、柄の長さとカーブの違いで振ってみると全然違う!!
並び順で、左に行くほどハイパワー 右に行くほどコントロール性って感じです
一番左のヤツは、刃の反対側がハンマーになっていて楔も打てるヘッドの斧
ハンマーになっているだけあって重くて重心が後ろ寄り
柄が長くストレートなので振り上げると、僕の体幹だと支えきれずにフラついてコントロール不能
何とか薪には当たるけど、狙った場所にはクリーンヒットしない
うーん、、、、僕のレベルが低くて扱い切れない
一番相性が良かったのは、一番右の斧
ヘッドは小さくて2kgほど、刃の両サイドの中央部分が盛り上がっていて刃を入れた後は楔のように一気に引き裂く感じ
見た目通り重心が前よりで
柄は短めでカーブしているのでヘッドの刃の延長線上に左手の握りがある事でコントロールが容易になっているみたいです
もう少し慣れたらこのデザインで少し大きめがベストかな!?
ちょっと感じが違うのが左から2番目の斧
他のの斧が分厚い刃や楔形状で刃を入れた後は引き裂いてパカーンって感じだけど
コレは刃の角度が浅くて、刃を入れて切り進む感じ
打ち込んだ時の打感が全く異なっていて「ザクっ!」と木の繊維を切る感触が伝わってくる
僕の持っているアストロプロダクトの斧がコレに近いかなぁ、、、
30~45分ほど練習して次第にコツがわかってくると、、、
すげー楽しい♪
※割り易い「レジャー薪割り」って言われるクヌギですから、なおさら楽しい
棒物の取り扱いの基本はココでも同じ
・「主な握り」は左手の中指、薬指、小指
・右手はあくまでもサポート
・ムリに腕の力で初速を与えようとしないで、垂直に振り上げてバランスを取ったところから軽く入力してバランスを崩して重さを使う
・腰を落として体重移動を掛けると威力倍増!!
楽しくなっちゃって軽トラ半分くらいは割っちゃった
新しい遊びを教わっちゃいました♪
薪割りはスポーツです!!
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