いよいよ競技最終日、とは言っても僕は昨日Unknownを飛んだのでフライトの予定は無し
昨日、日没時間に追われて飛べなかった選手のUnkownを午前中に消化して競技終了です。
午後からはクロージングセレモニー
成績発表と閉会式です。
微妙に重い頭を抱えてノロノロとベッドから這い出すと妙に体中が痛い
昨夜は「競技終わったぞ!!」のバカ騒ぎに文字通り引きずり出されたのを思い出す。
ベットで寝ているところに酔っぱらったマチェックがやってきて、
腕を掴まれ寝たまま床をズルズルと引きずられ強制連行、
「はっ」気が付いた瞬間、そのまま階段を降りようと、、、、危うく殺されるところだったんだ、、(笑)
で、、、マチェック本人は、二日酔いで撃沈
そりゃそうだろう、、、
とりあえず、手持ちのバファリンと水を渡して様子見だけど
午後からはクロージングセレモニーの予定、この「スクラップ状態」から復活できるかなぁ?
最終日は夏らしい空で気温も上昇
午前中はエァショーを横目で見ながら機体をトレーラーに格納
2013年の競技シーズンが終わります。
ロシアのキャパ二ナさんが飛んでます♪
午後はクロージングセレモニー
ジャッジのKさんと一緒に浴衣でセレモニーに乗り込む(笑)
まぁ、、、これがウケるんですよ!!
とにかく、みんなの記念写真に呼ばれまくり、、、こんなに写真撮られたのは生まれて初めてかも!?
で、今回の世界選手権の結果は,,,
最終リザルトは、3376.89点 63.9656% 29位/40人
となりました。
せめて半分より上には入りたかった、、、、
来年までの宿題は、、、
①ポジショニング
やはりBOX内でのポジション取りの失敗が効いています、Out of BOXとToo Highのペナルティだけでも合計で 100点、シンプルなフィギュア1個分に相当します。
スコアシートに記入された特記事項を見ても”N”(near=近い)の記載がちらほら
日本のジャッジのKさんに話を聞いてみると、「そこそこ上手くはなって来ているけど、ポジション取りで大減点、大損してる!!」との評価
②背面系の弱さ
今回のKnownでモロに弱さが出ましたね、、、悪天候なのでアクロを飛ぶ間隔が長くなるほど精度がダダ下がり
久しぶりに飛んでも背面系の精度を維持できるように、背面飛行時間を伸ばして”普通”の感覚で背面でも飛べるようにしないと
③Down Lineが短い
オンボードカメラの映像を見ると垂直降下で1/4ロールする部分でLineの長さが短い
上位選手のフライトを見ると、垂直姿勢でのラインが上昇、降下とも十分に長く、とても優雅に見える
ここの見栄えの差は大きいです。
上昇は初速で決まりますが、降下は失速でループが崩れるのを避けて減速しきれていないのが原因
練習でギリギリの速度まで減速してみよう
今年から導入したオンボードカメラは非常に有効
最近ではGoProを代表とする小型カメラが商品化されていて、機内に設置することによりフライトの記録を残す事が出来ます。
インストラクターによるデモと自分のフライトを見比べて、正しい機体姿勢のイメージを得たり
BOX内でのポジショニングを考えるのに非常に役立ちます。
今回の選手権でも練習飛行の時に記録した映像を見直す事により、BOXマーカーだけでなく、より大きく見やすいランドマークも見つけてBOX内での
自機の位置を認識するのに役立ちました
オンボードカメラの搭載は曲技飛行トレーニングに限らず、地上で冷静にフライトを見直して次の練習に活かす為に非常に有効です。
天候に振り回された選手権でしたが、無事に来年までに成すべき宿題と選手権へのモチベーションを日本に持ち帰ることが出来ました。
2014年は更なる上位の成果を収めるられるよう努力いたします。
応援ありがとうございました。
最後に欧州に向けて本音を一言、、、
「きいーーっ悔しいっ、これで勝ったと思うなよっ!! おぼえてろぉぉ~~」