2015年 ポーランド選手権 3 Unknown

2015年 ポーランド選手権 3 Unknown

全員のFreeの競技が終えたのがお昼過ぎ、
さて、休憩してお昼ご飯かな? なんて考えながらディレクターのマクラさんに
「お昼休憩は何時から?」って聞いてみると、、、

「休憩抜きで競技を続けるぞ!! 次はUnknownだっ!!」

、、、予定の押している競技会は滞りなく進みます、、、、orz

このままじゃお腹が空いて力がでないので、隙を見て食事に行きます。
飯も喰わずにアクロなんて飛べるかって!!

次のUnknownの搭乗順が乱数で選び出され(って話だけどホントかい??)
次の搭乗順は12番目
曳航機2機を使って一人10分位で進んでいるから、2時間後って事になるので
さっさとお昼ご飯に行ってきます。

飛行場のレストランでチキンとフレンチフライをガッチリ食べてエネルギー補給完了
残るUnknownを攻めるのみです。

前日のブリーフィングで発表されたUnknownがコレ

p5
ざっと見てみると、間違えやすいのが最後から2番目の背面旋回270度(赤い点線のヤツ)
これは良くあるパターンで、旋回終了後は風上(右方向)に向かう旋回ですが、270度旋回なので
風下側にグルッと回るのが正解。

「こんな単純なミスは無いよ」って思うでしょ、、、

練習無しで一発勝負のUnknownだと簡単に間違えるんですよ、
しかも背面旋回、左旋回するには操縦桿を右に倒します(笑)

さらに最後の方向変更なので、手前の垂直降下の時に残りBOX空域が広い方に旋回します。
最初から全部計画通りなら良いけど、風が強くて予定と反対方向を使ったら、、、逆方向に旋回する事になります。

ほら、、、間違える要素がいっぱい(笑)
ここだけで何人かは逆に旋回して0点取って消えていきますね

更に最後のフィギュア
背面から45°UP+2/4ロール(90°毎に一度止める)垂直降下+1/4ロールは勝負ドコロ

①背面旋回しながらギリギリまで加速して操縦幹を気合一発で押し込んで -4Gを我慢、
②姿勢を作ったら90°ロールをすかさず2連発
③ロールが終わったら必ずピッチが45°から下がっているから速攻で修正
④そのままの姿勢で失速ギリギリまで昇って、操縦幹を押し込んで垂直降下+1/4ロール

「痛い、気持ち悪い、怖い、姿勢作りが難しい」って、嫌な組み合わせ
ここでも脱落者が出てきますね

こんな要素が増えるからUnknownは面白いです。
リスクも高いけどチャンスも大きい
僕は得意科目なんです♪

p6
機体をグリッドに入れて最後のイメージトレーニングを固めて競技開始
天候はイマイチですが、雲があるほうが姿勢判断は容易になります。

最初の1/2ロールはキライな方向なので精度は酷いですね、、
背面旋回は予定通りの方向でバッチリOK
ちょっとヤバかったのが最後のフィギュア、
背面旋回で加速不足で230km/hから強引に入れました、
20km/.hも速度が低いからマトモに45°まで上げたらエネルギー不足で”終わる”ので
チョットだけ低めの40°くらいで昇って何とか成立。

p7
スコアを確認すると74.501%で5位を確保
この時点で総合でTOP3入賞は無理だけど面白い順位に入りそうです。

TOPのカーシャは、流石に強い、79.831%、、、強いぃ~


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