40年前の圧力鍋をメンテナンス

今日は「圧力鍋のオーバーホール」
かれこれ40年以上現役の我が家最古参
やはりだいぶお疲れのようで圧力の掛かりが悪いので
バラして磨いて組み立てます。

ハンドルのマーキングから
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ドイツ製の「フィスラー」ってメーカーが判明
モデル名は「ロイヤル(マイナーチェンジ前)」って事が判明

現行モデルははこの辺りが主力みたいです

調べてみると我が家の40年前のモデルでも
スペアパーツはまだ入手出来る♪
しっかりとアフターサービスを考えているメーカーの商品は
メンテナンスすれば長期間使えるから良いですね

一通りバルブ回りを分解して
鍋に入れて「洗浄剤」でドブ浸け洗い
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洗浄剤は安全性を考えて「入れ歯洗浄剤」を濃度2倍+熱湯で2時間位

その間に鍋蓋を磨いて綺麗にする
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「ドブ浸け洗い」が済んだら全部品を水ですすいで磨いてコンディションチェックしながら並べる
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全部品を分解清掃して破損や磨耗、劣化を確認
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やはりゴム製品は劣化が進みほぼ限界
早速、スペアパーツを発注します

専用パッキン 内径22cm

(鍋の口の内径を測って発注すればOK)

メインプレッシャーバルブのOリング

ゴム製のプレッシャーリリーフバルブ
(ゴム アロマピー)

スペアパーツも発注したので、綺麗に部品を磨きながら組み立てます、

①鍋蓋にゴム製のプレッシャーリリーフバルブ(ゴムアロマピー)を組んでロックハンドルをスクリュー止め
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パッキンを綺麗に掃除して、薄くサラダ油を塗って蓋の爪に引っかける
(専用パッキン 内径22mm)
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②メインプレッシャーバルブを組み立てます
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このバルブに付いている細いスプリングは要注意
バルブの溝に嵌めて固定しているので
力任せに引っ張るとスプリングが伸びちゃいます、
固定部分を丁寧に引っ張って分解しましたが
分解しないでブラシで掃除する方がが無難です。

次にアルミ製のバルブホルダーをケースに納めて
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裏側からバルブとスプリング大を組み込んで
バルブホルダーを絞めてメインプレッシャーバルブの出来上がり
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凄いのが、真ん中の圧力バルブとバルブホルダーの間にOリングが無くて溝が切ってあるだけ
たぶん水分で密閉させるんだろうなぁ

内側のプレッシャーバルブに圧力が掛かると
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スプリングの力に勝ってバルブが押し出されて
内圧を表示して
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さらに内圧が高まると安全性を確保するために
大スプリングを圧してアルミのバルブホルダーが開き
減圧します。
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シンプルですが良く出来てます
これなら「圧力掛けすぎて危ない」なんて事にはなりませんね~

構造を楽しんた後は、
バルブ本体を鍋蓋に取り付けるブラケットを取り付けて
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(ここにOリングが入ります)

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メインプレッシャーバルブを鍋蓋に組み込んで出来上がり
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試しに水入れて火に掛けると
ちゃんと圧力掛かるようになりました~
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コレで分解清掃は完了
後日、消耗部品が届いたら交換してオーバーホール完了です!

後日、
40年前の圧力鍋の消耗部品が全てメーカー純正で揃うって凄い
流石はドイツメーカー
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これでまだまだ使える♪
あと20年はイケるでしょ~(笑)

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