庭作りの石貼り実習 【縁入れと石貼り】

今日から石貼りを始めるます
昨日作った下地は夜の雨で水分を含んだのでちょっとしっとり、、、
DSC_6810

最初に縁を決めて貼る場所を決めます。
目隠しの下に石を入れて庭の土と縁を切るので
鋤簾(じょれん)を使って石の大きさに合わせて土を取り除く

目隠しの柱の間の長さを図って
DSC_6812

10x12x2000の石から切り出します
DSC_6811

切り出しに使う道具は
通称「サンダー」事 ディスクグラインダー

3000円~15000円位まで色々出ていますが
パワーのある工具なので、信頼できるメーカーがオススメです。

このディスクグラインダーに組み合わせる刃は
ダイヤモンドカッター

工業用ダイヤモンドを使った切断刃で
石やコンクリートの切断に使います。
まぁ、、、これも色々売られているので
予算に合わせてお好きなメーカーを、、、

必要な長さにマジックでマーキングを入れて
DSC_6815
ダイヤモンドカッターでグルッと一周切り込みを入れたら

DSC_6816
軽く叩いたりして衝撃を入れるとポキッと折って切断できます。

石やコンクリートをダイヤモンドカッターで切ると
物凄い粉塵が舞うので
水を流しながら切断すると粉塵が水で流されます。
ディスクグラインダー本体に水が掛かると感電するから要注意ですが、、、

自宅のDIYで石を切る時は必ず水打ちしながら切らないと即近所からクレーム入りますよ~

唯でさえ切断音がうるさいのに
石の粉塵が舞って洗濯物を汚したり
粉塵が家に入り込んで床を汚してザラザラにしたら
一発で「工事中止」に追い込まれます(笑)

採寸長さに切断した石を「目隠し」の下に並べて
位置合わせをしたら
水平儀(レベル)を使って傾きを見て
石の下の土を使って調整して落ち着かせます。

縁の直線出しは仕上がりに直結するからビシッとまっすぐに決めましょう!

縁が決まったら
セメントと川砂を1:3で空練りして「セメント砂」をつくります。
DSC_6818
この砂を使って石の高さと傾き(不陸(ふりく)って言います)調整します。
もちろん水入れちゃダメ
石を貼った後に地中の水分で自然に固まって落ち着きますから

良く空練りして出来上がったセメント砂を
石張り面にだいたい石の厚さ-5mm位の高さに均す。
DSC_6819
おおよその量をスコップで撒いてから
適当な角材を使って広げて

DSC_6820
土間コテを使って均一に仕上げる
この砂の上に石を貼っていきます。

砂を均したら石を置いて
DSC_6821
当て木を使ってハンマーで叩いて、高さと傾きを調整しながら石を落ち着かせる
当て木しないで叩くと石が傷つくし、
意外と簡単に割れちゃったりします。

いくら叩いても石が落ち着かない時は、
一度置いた石を起こして、
真ん中にセメント砂を一掴み入れて軽く均してから
石を置き直して叩いて調整
セメント砂は完全に均さずに真ん中を少しだけ盛り上げておいて
石を叩きながら広げていくのがポイントですね~

規格サイズの石で無加工で貼れる場所はどんどん進めていって
残るは加工が必要な部分
DSC_6823

規格外のサイズや角部分の「収め」は石を切って部品を作るんですが
夕方18時を過ぎたので 本日の作業終了
明日は収めの細かい刻みを作って仕上げの予定です!


ブログランキングに参加しています、記事を気に入っていただけましたら
↓クリックしていただけると嬉しく思います。

にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です