衝撃の忘年会

衝撃の忘年会

土曜日は母校の「先輩主催の忘年会」にお呼ばれしたので、1830に新橋集合で乾杯スタート
高校時代に体に叩き込まれた「5分前精神の時間厳守」なのはお約束
翌日曜日は曳航機を飛ばすのでお酒飲めない
オレンジジュースです。

「お山の家を出発して新橋で忘年会、そのまま終電で板倉滑空場に移動して、翌日グライダー曳航」
ってなかなかの過密スケジュール
移動時間のロスを考えると、下手に家に帰るのは無駄でしかないので、こんな動きになります。

土曜日は朝0400に起きて薪ストーブ設置の作業を進め
月曜日に車検を控えた325i Cabrioletのグローブボックスを30分で突発修理した後に
フライトの道具(ログブック、ライセンス一式、お泊りセット)を準備していて、、、

なぜか、ふと、、、昔の帽子を思い出してクローゼットから引っ張り出す
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僕が昔働いていた使用事業会社「東日本航空」の制帽です。

この「東日本航空」は現ジャネットエアサービスに吸収合併されて無くなってしまい
退社後にお世話になっていた教官(東日本航空OB)が個人所有機で運航していた「飛行クラブ」で教官と一緒に着用していた最後の「飛行機仕事着」です。
残念ながら教官は急逝してしまい、そのまま飛行クラブは解散し飛行機は売却
「いつか自分たちの使用事業会社を立ち上げる」って
教官との思い出が詰まった帽子だけが残りました。

なぜ急に「懐かしい思い出の帽子」と一緒に飛ぼうと思ったのかはわかりません、、、
帽子に呼ばれたのかな?
「まぁ、たまには一緒に飛ぶのも良いか」って荷物に加えて忘年会に出発

この高校時代の先輩が開催している忘年会はもう何年も参加している大切な年末行事

学生時代は、、、
3年生 神
2年生 平民
1年生 奴隷
「全寮制ほぼ男子校のお約束のヒエラルキー」ってヤツでありがちな階級制度ですね(笑)

なんで神(3年生)と奴隷(1年生)が仲良しになっているかと言うのは、
全寮制の学校だったので、入学した1年生の面倒を見るのは「指導生徒」と呼ばれる3年生の役割で
当時1年生だった僕達は、日々3年生の先輩方に「可愛がられていた」って事です(笑)
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この1年間の濃さは半端じゃなく、
今でも悪夢にうなされ、、、
嘘ですよぉ~冗談ですって ははは、、、、

まぁ、
そんな濃密な1年間を一緒に過ごした先輩方なので誘われればNOは無い
当時はツラかったけど今となっては笑える思い出が沢山、呼んで仲間に入れて頂けるだけでも幸せです。
「高校時代の繋がりが40歳過ぎの今でも続く」なんて学校は他に無いですよ
僕の大切な絆です、

そんな毎年の忘年会で今年は凄い先輩と知り合うことが出来ました。
僕が暮らしていた棟とは違う棟の先輩だったので直接の面識は殆どありませんでしたが

チャレンジしている夢が半端じゃない、、、
僕の挑戦している「グライダー曲技飛行世界選手権」が霞むほどの大冒険

野口 武彦先輩、
株式会社ブルージェットの代表取締役
プライベート&ビジネスジェットの運航・コンサルティング会社と「水産航空」(航空機使用事業)の会社のオーナーで

自己挑戦でWWⅡのWar Bardsを飛ばしています
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ノースアメリカンテキサンT-6と
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ノースアメリカン P-51
をチェックアウト(機長としての搭乗資格)
しかも、Planes of fame航空博物館の機体を借りれる驚愕のキャリア!!

チャレンジするのは現存するのは世界に1機だけの
「栄エンジン搭載の零戦52型」です!!
20年程前に龍ヶ崎飛行場にP-51と一緒に来日した時にこの機体は間近で見せて貰いましたが、
同時のパイロットは博物館オーナーのスティーブ・ヒントン氏でした。

日本人パイロットが飛ばすのは初めて(戦後)になります。
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この航空博物館の機体を借りて飛ばすって、普通じゃ考えられないほど凄い事なんですよ!

更にリノ エアレースのT-6クラスに出場する計画も進行中!
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Unlimitedクラスのスピード、T-6クラスの接近戦
エアレースはやっぱりリノだなっ!

先輩、凄すぎます、、、、

War Bardsもリノ エアレーサーも大好きな僕にとっては夢のような世界のお話でした、、、
いつか野口先輩の世界を現場で見てみたいです。

こんな「突き抜けちゃっている先輩」にお会いすると 自分の未熟さを痛感します、、、

先輩に負けてはいられない!
僕も挑戦している「グライダー曲技飛行世界選手権」でキッチリと結果を出さなきゃ

こんな強烈なショックを受けた忘年会は初めてです。
「思い出の帽子がトリガーになったのか?」
「帽子が面白い話を聞きに行きたかったのか?」
はわかりませんが
暫くは、この帽子と一緒に飛ぶのも悪くなさそうです。


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