サスペンションセッティング計算モデルを使って分析始めました。【前後異サイズタイヤのFR車 】

サスペンションセッティング計算モデルを使った分析 FR編
高出力車両に採用される前後異サイズタイヤのプロットを見ます〜
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全体的に上に寄る(高ばね上固有振動)のはスポーツ性がより強い各メーカーフラッグシップスポーツが多いので
高出力車の運動性(≒高荷重)を支える為

特異点は3つ
①右端の下の方にぽつんとあるプロット
これ「JZA80スープラ 標準車(ノーマル)」です。
ばね上固有振動数は1.0Hz付近で低く抑えて乗り心地を作り、前後バランスは思いっきり安定傾向
「北米を意識したGT的な乗り味」って言われますが、リアサスペンションの設計が良いので限界付近の挙動は当時国産車では抜群
ベースが良いので仕様変更すると素直に伸びていきますね~

②右端の上にあるプロット
「JZA80スープラ TRD LDS(ローダウンスプリング)」
右下にいるGT色が強い標準車に対してばね固有振動数を1.6Hzまで高めたスポーツスプリング
サスペンション形式が4輪ダブルウィッシュボーンで車高変化に伴う瞬間ロールセンター移動量(低下量)が少なくロール軸傾斜変化も少ないので前後バランスはノーマル付近を維持
メーカー系チューニングパーツなのでジオメトリーが悪さしない程度の車高で仕上げているって事ですね
コレが「ノーマルの延長線」のお手本ですね♪

③左上にいる強気なプロット
さすがはホンダの非標準車(笑)
JZA80スープラ TRD LDSと似たようなばね上固有振動数1.6Hz付近に設定されてワインディングでちょうどいい硬さ
でもメーカー出荷状態がまるで社外品サスペンションKitのような運動性重視のバランス
ジオメトリー変更でリアトゥコントロール変化量を減らして限界付近の挙動がマイルドになった後期型S2000をベースにしているとしても過激だよなぁ、、、
もちろんレーサー系モータージャーナリスト先生は大喜び
まぁ、そんなの台数出ないし最後のS2000って事でお祭りみたいなノリか、、、

特異点3点を除いた
「わりと普通な前後異タイヤサイズ 高出力FRスポーツ車」
の傾向は、
前後同サイズに比べてニュートラル寄りに寄ってますね~
高エンジントルクはタイヤ幅で吸収してトラクションを作り
太いリアタイヤが作るグリップによるアンダーステア傾向はサスペションをニュートラル方向に振って回頭性を作るって感じですね

だだし、、、
FD3S RX-7はリアタイヤを太くしたのはいいけど、前後バランスは完全にニュートラル
MAZDAは、ほんと「回頭性」しか考えてないよねぇ、、、
横向くけどそのまんまOUTへ膨らんで消えてく車多いよなぁ(笑)

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