薪ストーブ設置 炉台を作る⑧ 目地を詰めて炉台完成

炉台の縁も決まってほぼ完成
DSC_0398
最後にタイルの仕上げ工程の「目地詰め」です。

タイルを貼った後の目地にモルタルを詰めて仕上げます。

今回は白いモルタルを詰めます。
普通の表面がツルツルしたタイルなら目地材をゴムヘラで押し込んで、
目地材が硬化し始めて締まってきたところで仕上げ押さえをして、
最後にタイル表面を掃除してはみ出した目地材を落とせば完成ですが、、、

使っているタイルの表面はザラザラなのではみ出した目地材が固まったら簡単には取れそうにないし
タイルはベージュ系の色なので白っぽく汚れるのは避けたい

って事で、
自分が出来る最良の方法として「コーキング打ちと同じ要領で作業する!!」
マスキングの手間は掛かるけど、汚しちゃったザラザラタイルを後で掃除するよりはマシです。

そうと決まれば最初にマスキング
タイル目地全部マスキングテープ貼ります。
DSC_0399

タイル1枚だいたい30秒くらい
16枚の平場と13枚の縁
縁はちょっと手間掛かるから20分くらいでマスキング完了
DSC_0416

マスキングが終わったらプライマーの塗布
昨日と同じく接着強化材を目地に塗っていきます。
DSC_0387

小さな容器に移して、小筆で目地の中にシッカリと塗りこんで浸透させます。
DSC_0419

DSC_0420

プライマーを塗ったら乾くまでの間に道具の準備とネタ作り
最初に使えそうなヘラを道具箱から選んできます。
愛用のヘラの一部です、
DSC_0417

一番左のヤツはスポンジヘラ
サイディングの板間目地を均すのに使うヘラです
DSC_0418
スポンジの台座にスポンジゴムが貼り付けてあるヘラで、平面均しなら一番簡単です。

ヘラの掃除をして準備できたので早速目地材を練ります
タイルの目地材は白モルタルが基本でトナー(色粉)を混ぜて好きな色に調色できますが
今回はシンプルに白!
下手に調色して炉壁の目地詰めの時に色が再現できなかったら悲惨ですから
今回使ったのが、

1kg入りを買ってきたのは「カン」です(笑)

小さな使い捨ての攪拌カップに目地材を出して、水を加えながらマヨネーズ位の固さに練ります。
平場ならネタが流れないので緩めの方が簡単です。
DSC_0425

目地材を目地に打ち込むのが
「目地詰め袋」
DSC_0426

「俺の現場はそこまでデカくない!!」って事で
ちょっと大きいので不要な部分を切って使いやすい大きさに
DSC_0427

コレに目地材を入れてケーキ作りの要領で目地にネタを打ち込みます。
(コーキングガンでも良いけど、準備するのが面倒だったんで、、、)
DSC_0428

後はコーキングの要領でネタを目地に打ち込んで
DSC_0429

コーキングより固まるの遅いから一気に打っちゃいました
DSC_0421

ネタを打ったら目地幅に合ったヘラで均していきます。
大体3回均しくらいで仕上げていく感じです。
最初の1回でネタを目地に押し込みつつ、余ってはみ出すネタをすくい取る
2回目の均しで表面を均す
3回目で気になるところを直す。
DSC_0424

目地が交差する部分はコーキングだとちょっと難しい部分、
ガイドになる目地が完全になくなるので、「ヘラの高さと角度」を一定にして均します。
DSC_0422

均し終わったら、次のネタを作ってどんどん進めます
DSC_0431

全部の目地にネタを打ちこんで均したら軽い休憩
目地材の硬化が始まり「締まって」来たところで、ヘラを水で濡らしながら最後の仕上げ押さえをして表面を滑らかに仕上げます。
(コーキングじゃ絶対に出来ない仕上げ方だなぁ、、、)
DSC_0432

最後の均しをしたら目地材が完全硬化する前にマスキングを剥がして完了!!
DSC_0434

初めて作ったにしては上出来♪
どうせ殆んどストーブの下と裏で隠れちゃうんだから多少の失敗は気にしない(笑)
詰めちゃってから気が付いたのが、、、
ストーブの炉台だから汚れるんですよね 白は失敗だったかも!?

ブログランキングに参加しています、記事を気に入っていただけましたら
↓クリックしていただけると嬉しく思います。
にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です