ポーランドに行っている間、M3をBTZさんに預けておいたら、ボディ補強されて帰ってきました
やはりサスペンションからの入力に対しての剛性不足が気になっていたようです。
今回の補強のテーマはボディの縦方向の曲げ剛性です♪
補強方法はいろいろありますが、タイラップ号の使い方を考えて
室内側の加工は一切無し、フロア下にフロアサポートバーを追加しました。
写真は撮っていないので、ネットで類似部品を拾ってきました、こんなヤツです
構造としては、サイドシルに沿わせるように車両の前後方向にアルミ、もしくはスチールの楕円パイプを追加しますが
さらに横方向と斜め方向にバーを数点追加して捩り剛性も持たせています。
材質は後からバー材の追加、削減で剛性の調整が容易にできるようにスチール製
(アルミでも溶接できますが、手間とコスト、電食を考えるとスチール材の方が優れます)
取り付け方法は、できるだけノーマルのサービスホールを使いますが、フロアに数点のナット溶接追加でボルト&ナットで固定しています
今回は、使っているタイヤを加味して補強はソコソコに留めているそうです、
今後、タイヤグリップを上げて入力が増えれば、更に補強してバランスを取ります。
必要になれば固定ハードポイントの追加、バー材の追加でいかようにも対応できるとの事です♪
シャシー下の補強部品なので、覗き込むと前後方向のスチールバー材が見えるだけで、パッと実は全く変化無し(当たり前)
BTZさんからザクッと補強箇所の説明を受けると
「普段乗りじゃあんまり補強を感じないかも!? 追い込んで入力が増えると車が変わっているから~」
との事、、、
まぁ、理屈としてもボディ変形量が多くなる高荷重状況の方が体感できるはずですね
早速、走らせてみると、
思いっきり変わってるじゃん、、、、
今まで前後方向の曲げに対しては一切補強していなかったので、違う車になっちゃってます(笑)
前後タワーバーで車体末端部分を固めていたので、車体中心付近でドア&サンルーフで開口部の大きいドライバー周辺 に捩れが集中して フィーリングが悪化していましたが、
一気に改善されています。
(今までセンターモノコックは手付かずだった事もありますが、、、、)
ボディダンパーの制振効果もより効果が出ているはず(笑)
フロアの厚みが増したようにガッチリするので室内騒音も下がり、新しい年式の車のような感覚です
路面が荒れてくると、腰の辺りに感じるリアタイヤの「フルッ」としたばたつき、ステアリングから伝わるフロントセクションのスカットルシェイク
片輪だけで路面のギャップを踏んだ時の左右の違和感(右左がつながっていないような感覚)が明らかに軽減されます。
今までの補強で一番効いているかも、、、
ペースを上げてみると、全体的に車体の反応が速く、正確になっています。
加速、減速のフィーリングまで、ソリッドに感じます。
パワーの増減に対してタイムラグが少なくなるような感覚
旋回中に路面の不正を受けても、修正舵が少なくなっているので、より一定舵角で回っていけます。
箱根で、走らせるのが楽しみです♪
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