曲技トレーニング11,12回目

今回の曲技トレーニングはadvanceの科目を意識したシーケンスを組みました。
梶さんの後席でのシーケンスは初めてです。
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飛べば飛ぶほど難しく感じて、上達している感覚がありません(笑)

1. スピン
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スピンエントリーでエレベーターを引き過ぎ 両翼剥離(普通の失速)に入ってからラダーを入れる
両翼剥離状態での超外滑り旋回、科目として成り立っていない
シーケンス最初の科目からコケる、
なにやってんだ、、、

2. インメルマンターン
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250km/hからエントリー なかなか上手く出来たと思うけど 最後の1/2ロールで沈みラインが出せず

3. 45°ダウンライン
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角度の認識と保持が甘く、角度が浅い 角度を決めた後にジワジワラインが変わってしまう

4. 5/8ループから背面45°ライン 背面レベルオフ
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水平を確立してからエントリーする事、
エントリーから5/8ループは良い感じ、背面45°ラインは角度浅い
背面状態でのピッチが確立出来ないので速度が安定しない
姿勢安定は前回よりはマシ程度、まだまだ自由にはならない

5. 背面旋回180°
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バンクが安定せず旋回率が変わる 旋回角度の認識が甘い135°旋回でロールアウト
背面での地上目標の見え方がイメージできていない、

6. 背面45°アップラインからシャーク トゥース
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苦手な背面引き起こしだか次第に体が慣れてきている
45°アップライン角度浅い
垂直降下に入ったところでヘディングのズレに気付くが後の祭り 30°程ズレて出てくる
確実に”0”点だね、、、

7.チャイニーズループ
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250km/hからの5Gエントリーは描けるが頂点のエルロンロールでエネルギー不足になり垂直降下
ロール開始の姿勢は良かったが、1/2ロールに至るまででエネルギーロスしている

8.ハンマーヘッド
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250kmからのエントリー
90°アップラインの姿勢を作った後にジワジワと姿勢が変わっていく
ラダーを入れる時には弱背面寄り(100°位)になり反転が上手くいかない

9.右エルロンロール
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200km/hからのエントリー
やはりロール後半にかけてピッチが下がりラインが沈む

10.45°アップライン
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特に角度を意識しながら姿勢を作ったので良かったとは思うが、
地上のジャッジには浅く見えた、、、

11.ループ
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シーケンスが終わった後の残り高度でオマケ練習低い高度でのループなので頂点からの引き起こしが無意識に強くてなる
引き起こし過ぎは剥離からスナップする危険があるので要注意
速度管理が出来ていればこんなミスはしないはず

シーケンス全般的に見た傾向としては、

①45°のライン精度が悪く浅くなる傾向
②ラインを確立した後に舵(エレベーター)が残りラインから離れて行く
③スピードコントロール精度が悪い 科目の出口で次の科目のエントリースピードに合わせるように組み立てるが、引き起こしのリードの読みが悪く狙った速度を超過する
④背面旋回での旋回角の認識がまだまだ

つまり姿勢認識が悪く機体を制御しきれていない、
要は姿勢(フライトパス)のズレに気付くのが遅いから操作遅れてになって後手を踏んでいる、
認知、判断、操作が反射的に出来ていない、または遅い

⑤何となく今までエルロンロールに苦手意識を持ったいたが、今回のフライトでエルロンロールに問題がある事が明確になった

具体的には不要なエレベーター操作でヘディングが変わり、ラインも下がる
速度の少ない状態でのロールほど顕著に現れるのでラインを維持するためのラダー&エレベーターのコーディネーションが出来ていない事になる

今までのトレーニングで
「僅かにピッチアップしてフルエルロン」
「フルエルロンで入り背面で一瞬エレベーターダウン」
の2種類のエルロンロールの方法を教った。

前者はピッチアップでのライン誤差を負い、エルロンのみでロールして
ロール中のエレベーター操作によるヘディング誤差を排除する飛び方

後者はヘディング誤差のリスクを取り
ロール中にエレベーター操作を行い積極的にラインを保つ飛び方

どちらにしても必要な操作とタイミングを確立させて練習すれば必ず出来る
前向きに考えれば、シーケンス全般で足を引っ張っている科目なので習得すれば間違いなく眼からウロコのブレイクスルーが来る!!

苦手科目から「軸の通ったエルロンロール」になるまで研究と練習ですね、、、


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