BMW E36 ヘッドライト メンテナンス2

先日から作製している依頼品のヘッドライト,

仕様も確定、部品も到着したので作業開始です。
イベントに参加するとの事なので、金曜日に取り付け予定、
なんだかんだで、無事に昨夜、、(朝!?)に完成しました。

工程を辿ると、、、
1日目
分解、清掃は先日に済ませてあります。
レンズユニットを分解して、中性洗剤と柔らかいブラシを使って水洗い、
積もって固まった埃を落とします。

HI3C0522

HI3C0521

ガラスレンズ部とプロジェクターレンズはガラス コンパウンドを使って汚れ、水垢を落して透明度を取り戻し、

HI3C0520

リフレクターのメッキ部分は柔らかい布で埃を落とします。

CCFLの確認、
「届いた部品に不具合が無いか?」、、要は検品です。
この時点で点灯テストを行い不具合があればもちろんクレーム!!
組み込んだ後じゃもちろん対象外になっちゃいますから(笑)

2日目

CCFLリングの組み込み
非常に壊れやすいリングなので取り扱いは要注意!!
最近の物はアクリルカバーに入っているので扱いは楽になりました。

初期の物はカバー無しでCCFL菅がむき出しで、
チョットでも力を加えると「ぱりっ、、、」って儚い音がして砕け散りましたねぇ~

HI3C0568

リングを組み込みレンズを乗せて、ガラスとの接着性の良い「シリコンコーキング」で接着 !!
スポンジ材と渡し木を使ってクランプで固定、
コーキングの完全硬化まで約8時間ってトコですね~

この間にヘッドライトハウジングの準備を進めます。
CCFLのコンバーターユニットに繋ぐ配線をハウジングから取り出す為の加工を行い、
内部配線も加工、
リフレクター部分の最終確認です。

3日目
レンズユニットのシリコンコーキングが固まったのを確認して点灯テストを行います。
電源に接続して点灯を確認、
ココで点灯しないと悲しくなりますよぉ~

HI3C0567

ココから一気に組み上げます
レンズユニットと、ハウジングを組み合わせ
配線加工と防水処理、

今回はこれに加えてヘッドライトの曇り対策加工です。
曇り対策は実績無しの実験、、、
曇らなくなるのか! 結露ダクダクか!?

CCFLって蛍光灯ですから電圧は高いんですよー
以前テスターで測定したら120V位の交流だったと思います。
絶縁が甘いと簡単にリークします、
まぁ、アンペアが低いので感電しても
「びりびりッ☆ ひえええッ!!」って驚く程度ですが(笑)

サクサクと組み上げて配線を繋げ、点灯テストです♪

電源装置に「テストハーネス」を繋げてヘッドライトのコネクターと接続、

HI3C0001
電源装置はタイラップが中学生の頃、仲良しだった理科の先生から廃棄する機材を頂いた代物、
テストハーネスは解体屋さんに頼んで廃車からチョン切って作りました(笑)
作った部品のテストに重宝しています♪

早速、スイッチON!!
走行状態を想定して13.5Vを出力させて、
ポジションライン♪

HI3C0574

オマケのLow♪

HI3C0575

今回はオマケでノーマルのポジション球をLowに接続してみました(笑)
これでLow点灯で4灯仕様です
4日目
友人宅のガレージで実装開始、
裏蓋とHi&Lowを移植して車体に組み込み、、

HI3C0578

実装完了、
早速点灯させてみると、

HI3C0579

綺麗に白く光ってます
、、ってすでにブルーリフレクターでなんとなく蒼いような、、

Low点灯
うわぁ、、、あ、、、蒼いです、、、

HI3C0581
HI3C0581

モロに青い光がレンズから出ています(笑)
ちょっと悪ふざけが過ぎたかなぁ、、

まぁ、オーナーさんの期待には応えられたとは思います、、、
お楽しみくださいぃ~
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