今日は科目練習 インメルグリックを修正しなきゃ

今日は科目練習 インメルグリックを修正しなきゃ

練習3日目、
今シーズンのフライト数も20回に迫り少しづつ機体との距離感も縮まってきた感じ
でも、、、
アクロ機はちょっと機嫌を損ねると いきなり引っ叩かれるんだよなぁ

間違った操作や判断するといきなり危機的状況に叩き込まれます
「従順で素直な時」と「不機嫌な時」の差が激しいです

高速で飛行しているときは、他の乗り物では味わえない
「自分の手足で飛んでるような一体感」ですが
速度が抜けてくると鉛のように重たく崩れ落ちるような不安定で怖いですよー

今日のお題は「インメルグリック」攻略
インメルグリック

水平飛行から45°上昇
1/2スナップロールで背面にして
背面45°で上昇
垂直降下
って流れです
(このフィギュアではさらに45°上昇から水平飛行ですが、そこは簡単だからOK)
いままでとりあえずそれっぽい形にはなっていましたが、
やはり少しでも成績を上げるため細部を詰めていきます。

今の問題点はスナップした後にピッチが上がってしまい
「垂直上昇に近い激昇り」になってしまうこと
「うへへー失敗しやがったっ へったくそー♪」ってジャッジが喜んで減点している姿が目に浮かぶ
インメルグリック問題点

このスナップロール系の科目、同じロールでもエルロンロールとはロールモーメントを発生させるプロセスが
全く異なるので、イロイロな修正操作と予備操作が必要になります。

エルロンロールは実にシンプルで
主翼のエルロン(補助翼)を使ってロールモーメントを発生させてグルッと回します。
エルロンロール
こんな感じでね

エルロンロールもチョットは修正が必要なんだけど、それは又今度、、、

それに比べてスナップロールは
もうちょっと複雑
スナップロールは過大なAOA(迎え角)とラダーによる滑りを使って
アクセレーションストール(加速度失速)状態でのスピン(錐揉み)に持ち込む方法

スナップロール
※左スナップロールになっているのは僕の好みで深い意味はありません

簡単に表すと
普通に飛んでいるところに、一気に操縦幹を引いてピッチUPと同時にラダーを踏み込むと
ガツンと上がったAOA(迎え角)とラダーによる滑りに翼の表面を流れる気流が追従しきれずに
内側の翼の気流が「バリっと」剥がれて片翼失速状態になり
この片翼失速の左右不均衡揚力&抗力で一気にロールさせます。
(厳密にはロール+ヨー+ピッチの3軸が動くすり鉢運動ですね)

動画中盤ので45°降下からのスナップロール1回転をしています。
動画でも操縦幹を一気に引きながら僅かにエルロン入力
ラダーを蹴った一瞬後に「バシュっ!!」って空気が剥がれる音がして
ズバっと回っています。

今回のインメルグリックと呼ばれるこのフィギュアを難しくしている要因は
45°上昇姿勢から1/2スナップロールの部分
何も予備動作をしないで真っ直ぐ45°の姿勢を作って1/2スナップさせると
左スナップロールなら左方向に30度くらい曲がってピッチが20度くらい上がって飛び出していきます。
これは、
「ヘディング(針路)ジャンプ」と「ピッチジャンプ」
って呼ばれる現象で

原因は、
45°上昇姿勢からスナップさせるときに、
ピッチUPとラダーによるヨー入力を行い 剥離が発生して”スピンモード”に入るまでの僅かな間は
左(右)上昇旋回してしまうからです。

車のサイドターンで
どうしてもステアリング操作で初期旋回の必要があるのと同じ理由です
(考えてみるとスナップロールってサイドターンに似てるな、、、)

気持ちとしては、
曲がらないように一気にスナップに持ち込みたいんですが、
理屈として「どうしても曲がってしまう」ので、
「曲がっていないように見せる」方法を使います。

僕のスナップロールは左回転なので、
ヘディングジャンプで左に曲がって飛び出します。
「左ヘディングジャンプ」に対抗するために
45°上昇姿勢にピッチUPしながら 僅かに右旋回を織り込んで右にあらかじめ針路を振ります。
そのままだとインチキ使っているのがバレバレなので左ラダーを入力して機首だけを左に向けて
機体を「右ドリフト」させます。
この予備動作で「右ドリフト10°」の状況を作ります。

この状態から「左ラダーをドン蹴リ+ピッチUP+少々左エルロン」で一気にスナップに持ち込み
「バシュっ!」って音と共に停止操舵
「右フルラダー+ピッチDown(引いていたエレベーターを緩める)」

これでも左10°位は曲がって出てくるので
「左フルラダー」でカウンターを入れてもう一度右ドリフト状態を作り針路を誤魔化します。
(背面なので左ラダー入力で外から見た機首は右に向きます)
結構忙しい、

今回調整するのはスナップエントリーの操舵量バランス
今までは景気良く「左フルラダー ドン蹴り+ピッチUP+少々左エルロン」で
「バシュっ ブンっ!!」って感じに豪快に振り回していましたが。

少し抑え気味のほうがヘディングジャンプ&ピッチジャンプが少なくなり
飛行精度が高くなる=スコアUPって狙いです。
考えられるリスクは、あまりに浅いスナップで「ひょいっ♪」って回っちゃうと
ジャッジに「ありゃスナップロールじゃないぞ!!」って判断されて0点喰らいます。

「景気良く豪快にぶん回すもダメ」で、「ちまちまと丁寧すぎてもダメ」って微妙なサジ加減を探します。

今回は
「左ラダーは最初のドリフトで維持+ピッチup+左エルロン」
でラダー入力を減らしてみます。
これで美味くスナップして真っ直ぐな45°ラインを作れればOK
ダメなら更に試行錯誤のトライ&エラーの日々です。

さて、、、実際に飛んでみると

けっこううまく出来るようななったかな
最後の一回はちゃんと45°上昇姿勢を維持してるし
しばらくコレで行ってみます!!


ブログランキングに参加しています、記事を気に入っていただけましたら
↓クリックしていただけると嬉しく思います。

にほんブログ村 その他スポーツブログへ
にほんブログ村

飛行機ランキングへ


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です