社会人になってグライダーを降りる人が多い理由を考えてみると、、、
「明確な目標」が無くなっちゃうからだと思います。
16歳の夏から空を飛びはじめて26年になりますが、ヤメる人のパターンは
①体験搭乗
②初ソロ
③ライセンス取得
④就職
⑤結婚
各々、ヤメる理由が見つけやすい「節目」ですよね
グライダーに限らず
リスクを負いコスト高のスポーツ(趣味)を続けて行くにはそれだけの精神的エネルギーが必要で
エネルギーの源は「明確な目標」だと思います。
趣味、仕事に関わらず「事を成す」には、
「明確な目標」を設定した上で「自分を変えていく事」がどうしても必要で
「適切な練習(努力や積上げ)」
「公平な評価」
「進歩の実感」
のサイクルを回して「純粋な好奇心」から「探求欲」に変換して「心の最大出力」を強化します。
更に、最終的な目標地点の手前にマイルストーンを置き「目標を達成する成功経験」を積む事も大切で、
成功体験による達成感は麻薬的なところがあって
達成感を知ると
より大きな達成感を得るためにより大きな成功を欲するようになります
「事を成した人」ほど大小を問わず多くの「成功経験」を積んでいます。
もちろん成功経験は嫌ってほどの失敗経験の上にのみ存在します
この「成功経験」は「心の航続距離」の強化になり
「欲」と「成功経験」による「心の最大出力と航続距離強化」は最終的な目標に到達する旅に必要な条件だと考えます。
ライセンスを取るまでは上手くサイクルが回っていたり、「部活動だから頑張る」って期限付きでモチベーション維持できますが、
社会人になって、自分の意思だけで趣味として続けるにはそれなりの覚悟が必要になります。
つまり、、、
グライダー人口を維持するには、
「ライセンス取得後の明確な目標を設定出来るか」が要点なんだと考えます。
更に「事を成す」には、
オカルトっぽいですが「言魂」って力は有るようで
「~に俺はなるっ!」って周囲に話すほど実現する確率が高くなっています。
逆に低い目標を最初に設定した場合は、低い目標でピタリと進歩が止まります。
最後に
僕が世界選手権で勝てない理由は単純で
「成功に至るまでの失敗経験が足りない」って事ですね
FOXでの練習500フライトじゃ足りないなら1000フライトすれば少しは見栄えするフライト出来るようになるでしょ♪
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