曲技トレーニング 13回目

先日のことですが、、、
耐空検査フライトを実施して、無事に耐空性が認められました。
これで1年間フライトが可能です♪

引き続き、トレーニングフライトに入ります。
前回のトレーニングから約1ヶ月前 前席でのフライトは2ヶ月前
かなり間が開いてます。

No.13
シーケンスは前回と同じ
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スピン
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前回の失敗を踏まえてラダー先行でエントリーしたのでOK
手順としては、水平飛行状態を維持して静かに減速
(パスをはっきりと上げると減点対象)
80km/hを切る辺りから僅かにバフェットを感じるので、Fullラダー入力
旋転方向に倒れこむように巻くのでノーズの落下を釣るようなイメージでエレベーターFullUP
ラダーとエレベーターを保持して旋転持続、
スピン状態に入っていれば、A/Sは増速せずに持続、
(増速する場合はスパイラルに入っている)
旋転停止の90°手前でリカバリー操作
旋転方向と逆にフルラダー
エレベーターUPをニュートラルからDown方向に緩める
旋転停止とほぼ同時に剥離状態から回復するので、ラダーニュートラル
更に機首を押し込むイメージでエレベーターDown、垂直ラインを出す
垂直降下で次の科目のエントリー速度まで加速、
垂直降下中にエルロンロールでヘディングを修正 (気付かれないように静かに、、、)
次の科目の速度にあわせて水平状態に引き起こす。

インメルマン
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スピンから250km/hで出て、エントリーまでの科目のつなぎでポジション確認とヘディング修正を行った。
修正に手間取り230km/hまで速度を失う、ピッチを下げて増速を試みるが、BOXの縁になり240km/hからのエントリーになる、
この自転でほぼ失敗が確定、
1/2ロールでLevelに戻すがピッチが下がる

※250km/hからの高速エントリーが必要な科目で速度を失うと再加速には大きな失高を伴う、
前の科目のから出る時点で速度、ヘディング、水平姿勢を確立して、ラインを出したら速やかにエントリーすることが大切

45°DownLine
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翼端と水平線をみて-45°を確認ほぼOK、

5/8ループ~背面水平飛行
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200km/hからの5/8ループで背面へのエントリー -45°ラインが少し浅い、翼端と水平線の確認をする事
200km/hでの背面水平飛行は安定 真っ直ぐには段々飛べるようになってきました。

背面旋回
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コントロールが不安定なので45°バンクで実施、バンクを確立後のエレベーターDownが強くA/Sを失い失速
1/2ループでリカバリー

あまりにもコントロールが機体の後手を踏んでいるので、シーケンス中止を宣言

単品でのフィギュアを実施
ループ
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一番多く実施している基本的な科目なので安定して実施できます。

ハンマーヘッド
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210km/hからのエントリー
左翼端と地平線を見て垂直姿勢を確立、維持できたが、ラダーのタイミングが早く、綺麗に機首が落せない
滑らせる量も少なかったのかもしれない
かなりの回数を行っているが、、、かなり難しい
納得できたのは今までで1回だけ

エルロンロール
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200km/hからのエントリー
後半の背面からの1/2ロールで毎回沈むので、失敗を承知で緒言と姿勢を確認してみる

エルロンロールを2回実施したところで、対地高度300mでリミット

今回、エルロンロールを観察して見つけた傾向
エントリー200km/hからのエントリー
1/2ロールまではピッチを維持しているが背面状態からノーズを落として沈み始める
背面までの1/2ロールの間で速度は大きく変化していないのでエネルギー不足になっている訳ではない
背面からの1/2ロールで速度が10km/hほど増え、明らかにラインが沈む

今まで教わっていたロールは、ロール中でのエレベーター操作によるヘディングのズレを避け、
あらかじめロールエントリー前に僅かにピッチUPしてエレベーターは固定 ロール中の背面姿勢でのピッチの違いを修正していない、

これにより
200km/h positiveでのピッチを維持するエレベーター位置のまま1/2ロールで背面に入ると
200km/h negativeの姿勢にはならず、ピッチが不足してラインが沈む
ロール開始から1/2ロールに掛けて連続的にエレベーターをDown方向に入れて背面200km/hのピッチに持ち上げ
1/2ロールから2/2ロールに掛けては200km/h positiveのピッチにあわせてエレベーターDownを緩める

インメルマンやチャイニーズループでも背面からの1/2ロールで崩れるのは背面状態でラインを維持するピッチ角から
正面状態での200km/hのピッチに戻せずに
正面に移るに従い背面で使ったエレベーターDownが残り自分で突っ込んでいるのかもしれない

とにかく背面状態でのピッチ量を理解して姿勢遷移をコントロールできるようにならないと、
次回トレーニングでのエルロンロールは、ヘディングぶっ飛びは目を瞑って、ピッチコントロールによるライン維持をメインにして飛んでみます


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