M-06 【リア減衰力調整の結果】

本日のM-06テスト走行

昨日のテストで見つけた
「前後タイヤの発熱バランス違いによるオーバーステア対策で」
発熱後にニュートラルバランスになるようにリアの減衰力を高めました

これで
冷間時はアンダーステア
温間時はニュートラルステア
になるはずです。

テストを開始すると
冷間時の進入ロール過度領域はアンダーステアになったのでOK
5分も走らないうちにフロントタイヤが発熱して次第にアンダーステアが弱くなってきて
程よいバランスで安定
なかなか良い感触です♪

不思議な事に
荷重がガッチリ掛かってパワー掛けまくるリアタイヤの発熱が少ない、、、
リアの方が負担が大きいはずなのに!?

「バッテリー1本使い切る」まで走らせていると次第にリアタイヤも発熱してきて
だんだんオーバーステア方向に変化していくんだけど
同時にトラクションの掛かりも良くなるから動きが変わってくる

ひたすら8の字でも旋回半径を変えてタイトターンをさせると
パワーONでリアが砕けて急激に巻き込み始める

どうやらまだリアのロール剛性が足りないみたい、、、

う~ん、、、
かなり悩ましい状態
① スプリング&スタビライザーで作るリアロール剛性が不足している

②リアダンパー減衰力不足でパワーONでの急激なピッチングを抑えきれないでオーバーシュートしている

の2択なんだよなぁ、、、

低グリップのアスファルト路面にパワーの無いリフェバッテリーの組み合わせで出た動きだから
高グリップのカーペット路面にハイパワーのリポバッテリーだと絶対に出ちゃう悪癖

ダンパー減衰力(OIL粘度)は参考計算値だと
もう100番高い700番の方がバランス良さそうな感じなんだけど

最終的にはハイパワーのリポバッテリーを使うだろうから
高速&高荷重域を考えるとロール剛性を高める方向を模索しなきゃダメだろうなぁ

って事で、
リアスプリングは紫の350g/mmで手持ちで一番硬いスプリングで後が無いから
リアスタビライザーをソフトからハードに変更

もちろん全体的にアンダーステアになるから
曲げられなくなったらフロントスプリングを硬めてバランスを探ります

これ以上は路面グリップが違いすぎるからアスファルト路面だとツメられない
明日はサーキットでカーペット路面でのセッティングに入ります!

スタビライザー変更によるアンダーステア対策でフロントスプリングを探して
リアのロール剛性不足が残ればダンパー減衰力調整で追い込みます

車の動きを観察しながら走行テスト終盤、
巻き込み喰らって修正が遅れた瞬間に
思いっきり壁にガンっ!

ついにCハブ砕ける、、、
いくらパワーの無いリフェバッテリーでも
フルパワーでコンクリートに刺されば一撃だよねぇ

とりあえずスペアのCハブ交換で復活しますが、、、

「俺はeリングが大っ嫌いだぁ~っつ!」

外れたと思ったら「ピンっ♪」って軽い音と共に飛んでっちゃうし
一度トバしたら小さいからなかなか見つからない

這い回ってなんとか見つけて
サスピンに取り付けようとすると、
小さくてなかなかハマらないし
弄っているうちに「ピンっ♪」ってまた飛んでっちゃう、、、

再度 這い回ってeリングを探し回る
DSC_1110
「率先してeリングを使う設計をする人」とは
僕はお友達になれないと思います

ブログランキングに参加しています、記事を気に入っていただけましたら
↓クリックしていただけると嬉しく思います。

にほんブログ村 車ブログへ
にほんブログ村

全般ランキング


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です