E36 325i Cabriolet フロントロアアームブッシュの交換

本日の午後の作業は
E36 325i Cabrioletのフロントロアアームブッシュの交換

先日の考察
楽しく走っている時のブッシュによるトゥ変化が大きくてイマイチなのはブッシュの支持剛性不足が疑わしいので
より硬度の高いM3Cのブッシュに変更します

部品は以前使っていた在庫予備部品
以前 ロアアームを新品交換した時に取り外したヤツ
ボディとブレーキ変更により必要になったのでもう一度導入します。

作業自体は簡単
ブッシュはホルダーに打ち込まれた状態なので
DSC_9368
ジャッキUPしてロアアームからノーマルブッシュを引き抜いて交換するだけ

ジャッキUPしてウマ掛けて、、、
メンテナンス続きの日々だけど、3日に一度は車上げてるなぁ(笑)

とりあえず作業性を考えて
左前のタイヤを外したけど下に潜れば一緒でした、、、

まずは、
シャシーからブッシュホルダーの取り外し
ココはボルト2本なので 
16mmソケット+レバーでトルクを抜いたら、ラチェットで一気に緩めればOK
DSC_9370

ボルトを抜いたらロアアームを引き下げればホルダーは簡単に外れます

次にロアアームからホルダーの取り外し
力いっぱい引っ張れば外れるんですが、
下に潜っていて力が入れにくいので
ベアリングプーラーを掛けて
DSC_9371

DSC_9372

ラチェットでカリカリ回せば簡単に引き抜けます。
DSC_9373

取り外したブッシュを見ると
サグリが一番大きいノーマルブッシュ 
DSC_9375
Mテクニック仕様だともう少しゴムが詰まっていますね

ブッシュ自体に亀裂は無いので良好な状態
サグリ部分には軸のスリーブが当たった痕跡が両側に残っているので、
思いっきり動いてトゥ変化してますね~
 
今回交換するブッシュはM3C用のブッシュ
DSC_9376
NHV対策で僅かなサグリが入っている程度のBMW純正ブッシュで一番硬いヤツ
ミッチリ詰まっているので支持剛性は抜群

取り付けは簡単で
「ロアアームのピンとブッシュのスリーブに専用ペーストを塗って押し込む」って作業指示にはなっていますが、
専用ペーストなんで持ってないよ、、、

薄くシリコングリスを塗って
力任せにグイッと押し込めば
ニュルっと入るので工具不要
DSC_9380

左右とも同じ作業で交換したら
ブッシュホルダーの凹を車両の凸に合わせてボルトを入れて
トルクレンチで47Nmでカチッと締めれば交換完了
DSC_9382

DSC_9383

ちょっと近所を走らせてみると
たしかにNHV(ビリザラ感)は増しているけど
思ったよりは酷くない
ちょっと大きめの路面不正を越えた時のブルブル感は逆に少なくなってソリッドな感じ

改善を狙ったステアリングレスポンスは
30km/hで走っていても体感出来るくらいリニアになりました~
コレは楽しみだなぁ♪

しばらく走らせてみてNHVが我慢できなかったら
入力点の左右ブッシュ取り付け位置にボディダンパーを追加してNHVを抑え込んでみます

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