R33 GT-R 「大先輩号」の仕様変更を考える⑧

今日はR33 GT-R 「大先輩号」のサスペンションセッティングの続き

最初に、宿題提出
リアツインスプリングの荷重とレート変動グラフです
仕様は、第一候補で考えているリアを8kgfmmに変更してべステックスのプライマリースプリングに変更した時のグラフです
イメージしやすいように、
「ホイールレート vs 荷重」で設定しています
ツインスプリング レート変動イメージ
ツインスプリング化の最重要事項は密着荷重の選定で、
今回は伸びストローク側に作用する設定
メインスプリングの最大許容荷重とバンプラバータッチ荷重もプロットしたので、
リアスプリングの余力も見えます

バンプラバータッチ荷重がメインスプリングの最大許容荷重の61%の低応力設定で
スプリングアッパーシートにスラストベアリングを組んでツイスト応力はキャンセル
豊富な縮みストロークでバンプラバータッチまでのストロークも確保
これなら深くストロークしても跳ね返されるような「バネ感」は出ない

速い周波数入力には
重いスプリングでスプリング単体固有振動数は低めで
重たい純正ホイール+ミシュランPS4の組み合わせ
コレでビリザラ感も最小限

結構良いフィーリングになると思います

さて、、、、
今日の考察は「フロントサスペンションのサグ設定」
昨夜一晩「うぬぅ、、、」の悩んだのがフロント側

色々と考えたけどたどり着いた結論は

「無い袖は振れない!!」

HKSの仕様を確認すると
R33 GT-R HKS Max4 GT フロントサグ
全ストローク 90mmの割り振りは
縮み 55mm
バンプラバー長さ 30mm
縮み 25mm (42%)
伸び 35mm (58%)

この設定でのバンプラバータッチまでの想定荷重倍数は1.47g
バンプラバータッチまでのダンパーストロークが25mmしかないのでどうやったって伸びストロークには振れない
特にフロントはHKSの標準仕様よりレートを下げて使うので
姿勢変化量は増えちゃいますので
旋回中にOut側バンプラバーへの接触率が高くなる

バンプラバー形状もテーパー形状じゃない
「お団子」なので
「ふにゅっ」って柔らかな当たりは期待できない
完全にストローク量の勝負になります

って事で、フロントのサグは変更しないで
プリロード調整でサグをHKSと同じにします
R33 GT-R HKS Max4 GT-k3HH フロントサグ
全ストローク 90mmを
縮み 55mm
バンプラバー長さ 30mm
縮み 25mm (42%)
伸び 35mm (58%)
に割り振った時のバンプラバータッチまでの想定荷重倍数は 1.42g.
レートを下げた分だけもちろん低下して、バンプラバーへの接触率が増えます

懸念している問題は
旋回中にロールしてアウト側ストロークがロールに喰われた姿勢でのバンプラバータッチまでの残りストローク
1g減速での荷重移動量を計算してバンプラバータッチまでの残ストローク量を計算して車両運動にバンプラバーが関わらないか見た方が良いかな、、、

路面不整を越える時は入力周波数がバネ上固有振動数より高いので、
バネ上は動かずにバネ下だけが自由運動するので、
路面不整による入力ストロークがバンプラバータッチまでの残ストロークを超えれば
容赦なく突き上げ喰らいます

もちろんダンパーの縮み高速側の減衰力があるので少しは縮みストロークにブレーキを掛けますが
乗り心地に振った「街乗り」仕様になるほど高速側の減衰力を抜いてくるので入っちゃう時はドカンかなぁ、、、

ホイールストロークで見ても27mmくらいしかない
こうなってくるとバンプラバーの特性に期待するしかないですねぇ、、、

一度走らせて突き上げ感酷かったら、
フロントにはBMWのテーパー形状バンプラバーを流用して容量変更を考えた方が良さそうです
普段見ているのは3シリーズだけど、
軸重が大きいから5シリーズ用を探さなきゃダメだろうなぁ、、、

あとは根本的に旋回中のロール量を少なくするために
フロント車高を可能な限りノーマルに近づける、
これによりロールセンターが上がる事によりメーカー設計値に寄せて
サスペンションアームが作るアンチロールジオメトリも合わせて
ロール量を少なくして残ストロークを稼ぎます

車高とロールセンター変移の感度が低いマルチリンク系だけど、少しでも足しにしないとね、、、、

設定する車高は後で考えます

大先輩の乗り方はフロントタイヤを使う時間が長いからバンプラバーに触る確立は下げたいんですよね

バンプラバーに当たると脚のストロークが止められちゃうから
ロールセンターが車両中央付近からタイヤ接地面に一気に動いて面圧が変動しちゃうから
スリップアングルがコロコロ変わる

この動きがバンプタッチでフロントが振られる原因
タイヤのスキール音が「こーーーーっ」って一定の音から
「ぎょわぎょわぎょわ!!」に変わって、フロントがOutに抜けるような動きになります

大先輩!! フロントに関しては現状ではコレが精一杯の設定になります

あとは、組んで走らせて「実走ストローク」を確認して、少しでも縮みストロークが余ればサグ変更して伸び側にストロークを割り振ります。

でも、、、余らないだろうなぁ、、、

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