グライダー曲技飛行世界選手権エアショー&クロージングセレモニー

昨日で、全ての競技が終わり
今日はエアショーとクロージングセレモニー

グライダーは昨日、競技終了後に分解してトレーラーに積み込んでしまったので
今日はエアショーをゆっくり楽しめます。
展示飛行のプログラムを見てみると、、、

なんとルーマニア空軍のMig21が飛んで来る！
今まで見たのは退役して飛べなくなった「ニワトリ」だけですから
これは、楽しみです！！
東側のジェット戦闘機はなかなか見れませんから、Mig-29は何度かポーランド空軍の機体を見たけど
Mig-21は現役での運用国も少なくなってきているので見る機会は無いと思っていましたから

他にもルーマニアエアロバティックチームによるエクストラの4機でのフォーメーションアクロ
グライダー2機でのフォーメーションアクロ

一番楽しみなのは、現チャンピオンのハンガリーのトス選手がデモフライト見せてくれます。

エアショーが始まり、、、遠くから聞こえるジェットエンジンの音
Mig-21が3機飛んできてアフターバーナー焚きながらフライパス

流石に昔の超音速機なので現役の戦闘機のように飛行場上空でヒラヒラ舞うようには飛べないので
大きなサークルを描いて次々と3機がローパスとロールを繰り返す。
飛んでるMig-21を見れるのは最初で最後だろうなぁ、、、

次はエクストラ4機のフォーメーションアクロ

会場上空で次々にフォーメーションを変えながらまさに縦横無尽状態
ソロ機とのコンビネーションも抜群です♪

ルーマニアの「ホワイトウイングス」ってチーム名の不ライダーフォーメーションアクロは
機体が普通のソアリンググライダーなので、強烈なフィギュアを飛ぶことはありませんが
基本的なループとロールの組み合わせでも、翼端からスモークを曳いてフォーメーションを組んで音楽に合わせて飛ぶのは本当に綺麗です。

一番最後に、一番のお楽しみ、
ハンガリーのトス選手のデモフライト
昨夜「ハンガリー＆ポーランド＆日本チーム合同世界選手権お疲れさまパーティ」で
「明日のエアショーはとっておきのフィギュアを飛ぶからなぁ～　みんな驚くぜっ！！」って話していたので楽しみです。

序盤から中盤に掛けては、基本的なフィギュアを組み合わせて飛んでいますが、
普段競技フライトでの飛び方とは全く違う！！
競技フライトのトス選手のスタイルは「とにかくタイトに詰め込む」
ループも垂直上昇へのピッチUPも高gで一気に引き起こしてBOXの中央にまとめるスタイルで
スナップロールはエルロン成分が多目のタイトでクイックな動きですが
エアショーでは人が変わったように、滑らかに大きなフィギュアを描いてエネルギー損失を抑えてゆったりと飛んでいる