お風呂場や台所に取り付けられているお湯と水を混ぜて出せる蛇口
正式名称「混合詮」って言うらしいです。
今回、「エルボー」って呼ばれる壁に埋め込まれた水道管から混合詮本体を繋ぐ部品が凍結で割れちゃったので
泣く泣く一式新品交換です。
さすがに、部品待ちで1週間使えないのはキツいからねぇ、、、
一番安い奴は大体6000円位から売っているので大ダメージ喰らう事はありませんが
取り付けが少々面倒なイメージありますよね
この混合詮って、お湯と水の2本の配管から伸びた「エルボー」に支えられて固定されているので
「適正締め付けトルクによる角度=適切な取り付け角度」になる必要があります。
つまり、、、締め込み位置合わせが必要って事になります
①水道管出口とエルボー入口の並行調整
「お湯配管」と「水道配管」の出口が平行になっていないと混水詮本体とエルボー出口の位置が合わなくなるので
閉めつけ不良となり、力任せに締め付けると、混水詮が壁と並行にならずに曲がって付いちゃいます
カッコ悪いし、配管に無用なストレスが掛るのでちゃんと並行出しましょう
ココはプロが配管しているはずですから大丈夫だと思います。
②エルボー出口と混合詮入口の間隔調整
ここはシンプル、混合詮本体の「お湯」と「水」の入口位置に合わせて、各エルボー側の位置を合わせないと取り付けができません
③混水詮の水平調整
多くの方が難しそうってイメージする部分ですよね、
ココの位置合わせができないと混合詮本体が斜めになっちゃうのでダメダメです
結構難しい事になっちゃいますが、、、、
調べてみると意外と簡単でした(笑)
「シールテープ」を使って締め付け位置調整と水密を同時に行います。
実作業は、、、、
①水道管出口とエルボー入口の並行調整
コレは「お湯配管」と「水道管」の出口位置を見て並行が確保されていれば大丈夫、
プロが作った配管ならほぼ調整作業は不要だと思います。
もしリフォーム作業などで並行が崩れた場合の調整は、並行調整用のジョイントを間に入れます。
この短いジョイントプラグを使って数㎝単位の並行位置を合わせます。
我が家の場合は、たぶんリフォームを行ってタイル張りにした時に、モルタル+タイル分の厚さ調整で、ジョイントプラグが入っていました
ほぼ平行だったのでこのままOK
②エルボー取り付けで「エルボー出口と混水詮入口の間隔調整」と「混水詮の水平調整」
イキナリ本命作業ですね
最初に、シールテープを巻かないで、エルボーをねじ込んで大体の位置を見ておきます。
ココでいきなりピッタリ混水詮本体の水平が出て、エルボー入口がピッタリ合ったら奇跡です。
水道の神様に感謝しましょう(笑)
まぁ大抵はエルボー固定位置はバラバラだと思います。
いったん手て「きゅっ」っと閉めた状態まで、ねじ山を掛けた位置から何回転回したかを記録します
たぶん5~6回転くらいだと思います。
我が家は5回転でした、
一度取り外してから、エルボーの根元カバー(傘)を取り付けます。
次に、エルボーにシールテープを巻きます。
シールテープの巻き方は
シールテープはねじ込む方に合わせて巻いていきます。
ねじ込む向きが時計回りなので、ねじを正面に見てシールテープは時計回りに巻きます
逆に巻くと配管にねじ込む際に剥がれるので、剥がれたらハズレです(笑)
スタート位置はネジ山は先端1山程残した位置 最初の一周は指でネジ山とシールテープを押さえて巻きます。
ネジ山を1山残さないで先端まで巻いてしまうと、
配管内にシールテープが混入されたり、
ゲージ等の精密機器に使用する場合は詰まりの原因になり
また、配管にスムーズに入らないのもこれが原因です。
巻く回数は6~7巻き位 軽く引っ張って密着させるように巻いていきます
巻き終わったら指でシールテープを馴染ませるように指で押しつける。
これでエルボー取り付けの準備完了
取り付けは
「お湯配管」と「水道配管」にねじ込んでいきますが、シールテープ分だけキツクなるので、先ほど調べた「指トルクでの締め付け位置」の回転数の-1回転まで締めます。
我が家は5回転だったので4回転くらい締めこみます
「締めこむ方向への一方通行」で角度合わせをするので、少し手前で止めること!
この状態でも結構イイ感じの締め付けトルクを感じると思います。
コノ位置から、「混合詮」本体が水平に取り付けられるように「締め方向」への一方通行で調整します。
もちろん硬いので、プライヤーやパイプレンチを駆使して回します。
(僕はプラスチックハンマーでコンコン叩いて合わせちゃいました)
これで水密状態を作って更に「エルボー出口と混合詮入口の間隔調整」と「混合詮の水平調整」が可能です。
シールテープで調整幅を作るイメージですね♪
角度調整が済んだら、カバーを締めこんで壁と密着させて
本体を取り付けで出来上がり♪
なんだかチョット難しそうでしたが、実際に作業してみると簡単です
シールテープを使った角度調整と水密は全ての蛇口に応用できるので
「普通の水道の蛇口」も「お風呂場のシャワー付きの混合詮」も好きに交換できちゃいます!!
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