E36 325I CABRIOLET タイロッド交換

以前よりメンテナンス予定に入っていた
「ステアリング タイロッド交換」
なかなかメンテナンスの時間が取れなくて半年以上経っちゃいました。

道具も部品も揃ったので交換しちゃいます。

10時頃から作業開始
ジャッキで上げて、ウマ掛けて、タイヤ外して~
準備完了
最初にナックル側のボールジョイントを外します
使う工具は16mmのBOXレンチ
DSC_5699
セルフロックナットを外す。

ボールジョイントの軸はテーパーになっていてセルフロックナットで絞め込まれてガッチリ噛んでいて外れないので

SSTのタイロッドエンド リムーバー使います。
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使っているのはアストロプロダクトのタイロッドエンド リムーバーで強度があるCM鋼のヤツがオススメです。
(作業中に工具壊れたら最悪ですから)

使い方は簡単
最初にボールジョイントが刺さっている部分に浸透潤滑剤を吹き付けて10分程待つ

DSC_5700
タイロッドエンド リムーバーをボールジョイントにセットして
適当に絞めてテンションを掛けて

ボールジョイントに刺さっているツメをハンマーで叩く!
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2~3発叩いて外れる気配がなければ、さらに絞めてテンションを掛けて
ハンマーで叩く!

これを数回繰り返せばハンマーで叩いた瞬間に
「バンっ!」って音と共にボールジョイントが外れます。

使い方のポイントは「ハンマーで叩いた衝撃で外す」
って事です、
工具の形から「絞め込んで軸を押し出して外す」ってイメージですが、
叩かずに絞め込みまくると工具が壊れます。
必要最低限の締め込みで叩いて外すイメージです。

ナックル側のボールジョイントが外れたら
次はラック側

ステアリングラックブーツを止めているバンドを外してラック側のボールジョイントにアプローチ

DSC_5703
ロックワッシャーの回り止めカシメを貫通ドライバーのマイナス&ハンマーで起こしてフリーにします。

ラック側を外す工具は32mmの薄手のオープンエンドレンチ
普通の厚みのレンチは入りません
ここで使うのがカップリング外し専用工具
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ファンベルト交換に使う工具がピッタリです♪

DSC_5705
32mmの薄手オープンエンドレンチでボールジョイントとロックワッシャを外して
取り外し完了
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工具さえ揃っていれば簡単ですね♪

DSC_5706
ロックワッシャーはもう一回位なら再使用出来そうなので、
軽くハンマーで叩いて平らに伸ばしておきます。

DSC_5697
新しいタイロッドの組み付け前にトゥ合わせのアジャスター部分にグリスを塗って防錆します。
雨、泥、塩カルが当たりまくる部分なのでそのまま組むとネジ部分の錆で固着してトゥ調整が出来なくなります、

グリスを塗ってからタイロッドを組み立てて、
取り外したタイロッドと同じ長さに調整してから
分解手順の逆で組み付けます。
ロックワッシャーとタイロッドをラックに組んで
32mmのオープンエンドレンチで絞めて
ロックワッシャーをカシメて回り止め
DSC_5708

ナックル側のボールジョイントを差し込んで、16mmのセルフロックナットを絞める
DSC_5709

最後にステアリングラックブーツを戻してバンドで絞めれば出来上がりです。

費用は
タイロッド 8100円
タイロッドエンドリムーバー 2700円
ファンクラッチレンチ set 2100円
ケミカル少々 費用不明(笑)
総額 15000円位です

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