選手権3日目は競技前日に科目が発表されるの ”Unknown”です。
速度計画、位置取りなどを一晩で考えて攻略する要素が入ってきます。
もちろん練習フライト無しの一発勝負!! 初実戦かつ経験値の低さでここから一気に厳しくなります。
出てきた科目は、、、、
恐ろしい事に、一度も練習した事の無い一発勝負科目がゾロゾロ、、、
中でも強烈なのは4ポイントロールインメルマンとスーパースローロール+2ポイントロールキューバン8
自分の力で課されたタスクをどこまで飛べるかの挑戦です。
普通のインメルマンターンって250km/hから1/2ループで背面にして1/2ロールで戻す科目なんですが、
今回は1/2ループの頂点から4ポイントロールで背面で出てくる科目、
もちろんエネルギーロスが大きいので、さらに高速での進入が必要になります。
作戦は一つだけ、、、手前の垂直降下からの引き起こしを出来るだけ遅らせて超過禁止速度(282km/h)ギリギリまで加速して進入すること。
スーパースローロールは通常のロール(フルエルロンで一気に回る)と違って10秒掛けて回らなければなりません
作戦は、高度ロス覚悟で、とにかくゆっくりと回す事、
トランプでのスターティングオーダーは、くじ運悪く2番目、
他の選手のフライトを見てイメージを固める事すら出来ません。
競技開始後すぐに搭乗順が回ってきて、開始高度1300mへ、、、
厳しかったです、、、
最初のフィギュアで垂直上昇からのレベルオフでエネルギーを失い翼から空気が剥れ(失速状態)に入りラインが保てず
テールスライドはポジティブ(前向きに機首を落とす)ところで、姿勢管理をミスってネガティブ(後向きに機首が落ちる)になる
4ポイントインメルマンは280km/h(計器の赤い線の針幅一本分)まで攻め込んで何とか成功
続く背面からのダウンラインロールでミスをしてヘディングをズラしてしまいハンプティバンプは飛べず。
高度370m(下限300m)からの初めて飛ぶスーパースローロールは恐怖でした、、、
「ミスってエネルギーロスしたら刺さる、、」って覚悟しましたから、、、
全9科目の中で3つも”0点”取ればスコアはガタ落ち
41.8% 順位は2つ落として6位まで後退
経験値の違いが、適用力の形で現れてきています。
明日は競技最終日 科目は”Unknown,2″
今日の経験を活かして、今度こそUnknown攻略できるようにがんばります!!
このままで負けっぱなしで終われるかっ!!