先日の「関宿 空まつり」で展示されていたRC RedFox
ラジコン技術に掲載されて表紙を飾りました♪
もちろん実機&チーム員と一緒の撮影もありました~
パートナーである愛機がRC化されているって嬉しいですね♪
先日の「関宿 空まつり」で展示されていたRC RedFox
ラジコン技術に掲載されて表紙を飾りました♪
もちろん実機&チーム員と一緒の撮影もありました~
パートナーである愛機がRC化されているって嬉しいですね♪
いよいよ23日「空まつり」当日
RedFox代表(早出の生け贄とも言う)として、0600集合で夜明け前にホテルから関宿滑空場に出発
明るくなると同時に土手に駆け上り空を見ると
雲の無い綺麗な朝焼け空
晴れ男パワーで天候バッチリです♪(3日は不調だったってコトで、、、)
滑走路の様子を見に行くと、露で少しだけ緩くなっているけど、気温が上がれば締まってくるのは昨日の状況で確認済み
RJTT(成田空港)の天気予報を確認しても悪い天気条件は出ていないので
もちろん運航に支障なし
絶好のエアショー日和です♪
もちろん速攻でブースの設営です!!
スポンサーのGuinandさんとも合流してテントとテーブルを並べて、イベントグッズを搬入
RedFox&Guinandブース設営のノリは「学祭」ですね~♪
(電卓やガムテープなどの備品の忘れ物をしていて真っ青になったのはリカバリーできたからOKってコトで)
ブース設営で冷や汗をかいている間に担当整備士の中西さんを中心とした機体係りが到着
機体の準備を黙々と進めて、ブース横に展示駐機完了
チームオーナーの鐘尾さん、パイロットの梶さん、機体説明のエキスパート、本田さんも合流して作業スピードが一気にUP!!
開会式までに見事に全ての準備が完了
チームワークって大切です。
開会式でお客様を迎えて「関宿空まつり」が始まりました。
開会式の後はデモフライトまで地上展示
この間にラジコン技術さんの取材で、カシオペアさんのFOX2機と
フルオリジナルの巨大なFOXのRCを加えて撮影
スケール機のの精巧な作りはスゴイですね~
Guinandさんのステッカーまで追加されている!!
フライトの方も実機さながらにUnlimitedアクロが可能、パイロット乗らないから更に過激に飛びます!!
カシオペアHP
さて、、、いよいよデモフライト
今回のデモフライトのMCはロック岩崎さんのご令嬢 岩崎 麻衣さんです!!
数か月前から梶さんと綿密な打ち合わせをしていたので楽しみです。
離陸位置に機体を運び、パイロットの梶さんが乗り込み1109に離陸
今回のアクロ開始高度は5000feet(1500m) 関宿滑空場のスタッフの方のご尽力で特別に
成田TCA(成田空港に設定された空域でレーダーによる航空交通管制された空域)の空域まで
使わせて頂く事が出来ました
グライダーアクロはパワーが無いので開始高度勝負です!!
普段のトレーニングの4000feet(1200m)より多くのエネルギーを使ったデモフライトは滞空時間も長く見どころ満載
新作フィギュアは、垂直上昇からスナップロールに入れて機体に強い遠心力を掛けて背面状態でスピンさせます。
綺麗に晴れた空にスモークを曳いてFOXがアクロを舞う
もちろん最後はお馴染みの高度450mからダイブして280kmでローパスからのインメルマン
良い音してます♪
もちろんデモフライトはRedFoxだけでなく
ジャイロコプター
世界選手権参戦パイロットによるRC機アクロ
ウルトラライトプレーン
モーターパラグライダー
Uコン
ラジコングライダー体験操縦
モデルロケット打ち上げ
イベント閉会寸前にメットライフアリコの飛行船「スヌーピー号」が飛び入りでローパス2回
午後のフライトも無事に終了したFOXは整備士のNさんの提案で、コクピットを一般開放
お客さまにコクピットに座っていただきました♪
15時過ぎに全てのフライトとイベントが終了して無事に閉会式を迎える事が出来ました。
僕自身、関宿「空まつり」を通じて「エアショーイベントとはなんたるか」を学ぶことが出来ました
RedFoxチームマネージャーとしてこの経験を活かし、更に素晴らしいデモフライトをお届けできるように努力することを約束いたします。
最後になりましたが、
ご来場のすべてのお客様
イベント応援グッズをご購入いただき支援して頂いた方々
イベント開催を応援して頂いた協賛企業
関係各所の管制機関、及びスタッフ各位
お手伝いして頂いた、学生航空部の方々
RedFoxチームメンバー
全ての方々のご尽力により、「スカイスポーツの楽しさ」を伝える事が出来た素晴らしいイベントとなりました。
ご来場いただいた多くのお客様に喜んでいただけた事を幸せに思います、
遠くない将来に開催されるエアショーで皆様に再開出来る事を楽しみにしております
心より感謝申し上げます
ありがとうございました!!
最高に楽しい週末でした♪
2013年11月4日(月)に千葉県野田市の関宿滑空場で開催される
「空まつり2013 in SEKIYADO NODA」にREDFOXが出演いたします。
もちろんグライダーアクロのデモフライトを行います!!
午前、1100~1155
午後、1300~1355
の2回のデモフライトを行います。
担当パイロットはRED FOXのエース「梶 智就」さん
世界選手権Unlimitedクラスのフライトを披露いたします。
僕はパシリ、、、チームマネージャーなので機体の地上作業はもちろん、機体展示の案内、RED FOXブースの売り子、記念写真のカメラマン、弁当の手配、、、、
つまり、、、何でも屋です(笑)
当日はRED FOXのスポンサーのGuinandさんも一緒にブースを出展いたしますので、僕の愛用しているG90.02fも含め、Guinandラインナップを見て頂く事が出来ます。
さらに!!
オープンスカイ「M-02J」がやってきます♪
この機体は風の谷のナウシカに登場するジェットグライダー「メーヴェ」の実機化プロジェクトで
まだJXナンバーの実験機なので風向、風速によってはエンジン始動のみの展示になるかもしれませんが、ジャンプ飛行も予定されています。
※ジャンプ飛行とは、実験機の初期の飛行試験で、滑走路上で離陸滑走と高度数mの軽度の飛行を行います。
これは僕も実機を見てみてみたい!!
もちろん他の展示も充実していて
関宿滑空場に所属するグライダー&モーターグライダー
ウルトラライトプレーン(超軽量動力機)
ジャイロコプター
モーターパラグライダー (エンジンを背負って飛ぶパラグライダー)
RC飛行機&グライダー (RCグライダーの体験操縦もあるみたいです)
Uコン飛行機 (翼端から延びるワイヤーで操縦する模型飛行機です、僕も見たことありません)
モデルロケット
紙飛行機教室
まぁ、飛行機好きなら必ず引っ掛かった事のあるスカイスポーツが展示&体験できる”おもちゃ箱をひっくり返した”様なイベントです(笑)
キッチリ一日遊べること請け合いです!!
是非ともご来場ください~
開催日:平成25年11月4日(月)8:00~15:30
予備日:平成25年11月23日(土)
会 場:NPO法人関宿滑空場 千葉県野田市平井123番地 関宿滑空場
いよいよ競技最終日、とは言っても僕は昨日Unknownを飛んだのでフライトの予定は無し
昨日、日没時間に追われて飛べなかった選手のUnkownを午前中に消化して競技終了です。
午後からはクロージングセレモニー
成績発表と閉会式です。
微妙に重い頭を抱えてノロノロとベッドから這い出すと妙に体中が痛い
昨夜は「競技終わったぞ!!」のバカ騒ぎに文字通り引きずり出されたのを思い出す。
ベットで寝ているところに酔っぱらったマチェックがやってきて、
腕を掴まれ寝たまま床をズルズルと引きずられ強制連行、
「はっ」気が付いた瞬間、そのまま階段を降りようと、、、、危うく殺されるところだったんだ、、(笑)
で、、、マチェック本人は、二日酔いで撃沈
そりゃそうだろう、、、
とりあえず、手持ちのバファリンと水を渡して様子見だけど
午後からはクロージングセレモニーの予定、この「スクラップ状態」から復活できるかなぁ?
最終日は夏らしい空で気温も上昇
午前中はエァショーを横目で見ながら機体をトレーラーに格納
2013年の競技シーズンが終わります。
ロシアのキャパ二ナさんが飛んでます♪
午後はクロージングセレモニー
ジャッジのKさんと一緒に浴衣でセレモニーに乗り込む(笑)
まぁ、、、これがウケるんですよ!!
とにかく、みんなの記念写真に呼ばれまくり、、、こんなに写真撮られたのは生まれて初めてかも!?
で、今回の世界選手権の結果は,,,
最終リザルトは、3376.89点 63.9656% 29位/40人
となりました。
せめて半分より上には入りたかった、、、、
来年までの宿題は、、、
①ポジショニング
やはりBOX内でのポジション取りの失敗が効いています、Out of BOXとToo Highのペナルティだけでも合計で 100点、シンプルなフィギュア1個分に相当します。
スコアシートに記入された特記事項を見ても”N”(near=近い)の記載がちらほら
日本のジャッジのKさんに話を聞いてみると、「そこそこ上手くはなって来ているけど、ポジション取りで大減点、大損してる!!」との評価
②背面系の弱さ
今回のKnownでモロに弱さが出ましたね、、、悪天候なのでアクロを飛ぶ間隔が長くなるほど精度がダダ下がり
久しぶりに飛んでも背面系の精度を維持できるように、背面飛行時間を伸ばして”普通”の感覚で背面でも飛べるようにしないと
③Down Lineが短い
オンボードカメラの映像を見ると垂直降下で1/4ロールする部分でLineの長さが短い
上位選手のフライトを見ると、垂直姿勢でのラインが上昇、降下とも十分に長く、とても優雅に見える
ここの見栄えの差は大きいです。
上昇は初速で決まりますが、降下は失速でループが崩れるのを避けて減速しきれていないのが原因
練習でギリギリの速度まで減速してみよう
今年から導入したオンボードカメラは非常に有効
最近ではGoProを代表とする小型カメラが商品化されていて、機内に設置することによりフライトの記録を残す事が出来ます。
インストラクターによるデモと自分のフライトを見比べて、正しい機体姿勢のイメージを得たり
BOX内でのポジショニングを考えるのに非常に役立ちます。
今回の選手権でも練習飛行の時に記録した映像を見直す事により、BOXマーカーだけでなく、より大きく見やすいランドマークも見つけてBOX内での
自機の位置を認識するのに役立ちました
オンボードカメラの搭載は曲技飛行トレーニングに限らず、地上で冷静にフライトを見直して次の練習に活かす為に非常に有効です。
天候に振り回された選手権でしたが、無事に来年までに成すべき宿題と選手権へのモチベーションを日本に持ち帰ることが出来ました。
2014年は更なる上位の成果を収めるられるよう努力いたします。
応援ありがとうございました。
最後に欧州に向けて本音を一言、、、
「きいーーっ悔しいっ、これで勝ったと思うなよっ!! おぼえてろぉぉ~~」
昨日に引き続き、朝からAdvancedクラスのFreeの競技が始まります。
残り9名なので、午前中にはFreeが終わり
午後からはUnknown
このUnknown文字通り「不明」のシーケンスで、
各チームからフィギュアを出し合い、提出されたフィギュアを組み合わせてUnknownシーケンスとなります。
つまり、KnownやFreeと違って一切の練習飛行が出来ません。
与えられたシーケンスをどの様に飛ぶかを考え、イメージトレーニングのみで挑む「一発勝負!!」
時間とお金が許す限り反復練習が出来るKnownとFreeが「サーキット走行」なら
Unknownは歩いて下見&一発勝負のまさに「ジムカーナ」ですね♪
「基本的な技術」と「引出しの数」が勝負になる本当の意味での実力勝負です。
で、、、、これが実に面白いです♪
昨年は飛んだ事の無いフィギュアばかりでボロボロにされましたが、
普段のトレーニングで、Unknown対策として苦手な背面系フィギュアをいくつか練習しておいたので
去年よりは少しは上達しているはず!!
今年は、意地でもコンプリートを狙います。
で、、、公開されたUnknownシーケンス がコレ
順番に見ていくと
①1/2ロール+6/8ループ+1/4アウトサイドループ
1/2ロールで背面に入れて下向きにループを描いて垂直上昇
垂直ラインを作って、操縦桿を押し込み1/4の背面ループで水平飛行
昨年のポーランド選手権でボロボロにされたフィギュア、、、リベンジです
②45°Downline+6/8ループ+1/2ロール+45°UP
水平飛行から45°で降下 6/8ループで45°背面降下へ
1/2ロールで45°降下後に水平飛行に引き起こし
③7/8チャイニーズループ
ループの頂点でロールを入れる”チャイニーズループ”
今回は45°降下後に水平飛行に引き起こし
④1/4ループ+1/2アウトサイドループ+DownLine1/4ロール
水平飛行から1/4ループで垂直まで引き起こして、即操縦桿を押し込んで1/2背面ループで垂直降下
垂直降下で1/4ロールでX軸へ
⑤45°UP+3/8アウトサイドループ+DownLine1/4ロール
水平飛行から45°上昇姿勢、Lineを作ってから3/8背面ループで垂直降下
垂直降下で1/4ロールでX軸へ
僕が提出したフィギュアです♪
⑥エルロンロール;キューバンエイト
水平飛行からエルロンロール1回転、続けて5/8ループで45°背面降下
加速後に1/2ロールで45°降下姿勢から水平飛行へ
⑦4ポイントロール
最後の〆に90°毎に止める4ポイントロール
搭乗順番は14番目、午後遅くのフライトになりそうです。
地上での機体ハンドリングを手伝いながら、他の選手のフライトを観察
Unknownシーケンスなので他の選手のフライトを見て、自分のイメージを修正していきます。
特に気になったのがNo.4フィギュアの1/4ループから1/2背面ループの「繋ぎ」の部分
フィギュアを見るとこの「繋ぎ」の部分には直線ラインが存在しないのでループを描く曲線でつながなければなりません
つまり普通のループから一気に背面ループに持ち込む、+4Gから-4GへGを入れ替えます
他の選手を見ていると、「繋ぎ」の部分が少し緩い、、、
マクラさんからのアドバイスも「ここだけは特別!!6Gで引き起こして、一気に操縦桿を押し込んで背面ループ ダイナミックにイケ!!」との事
夕方になって、いよいよ僕の搭乗順、
イメージフライトを繰り返して、シーケンスを頭と身体に染み込ませる
計器盤の中央にはシーケンスカードと呼ばれる、縮小版を張り付けてシーケンスを確認しながら飛ぶんですが
どうも、これが苦手、、、
機体の姿勢を確認したり、高度計、速度計、Gメーターをチェックしたりで忙しくて、なかなかシーケンスカードに目が行きません
グライダーはエネルギーが限られているので、フィギュア数が10~13個程度なので、記憶のみで飛べちゃうので何とかなりますが、、、
(記憶だけで飛ぶからフィギュアをすっ飛ばすなんてミスをしちゃうんですが)
なるべく早くシーケンスカードを確認する事を習慣付けなきゃマズイですね
ポーランドチームのみんなに「行ってこい!!」と励まされて最後の競技へ
またもポジション取りに苦しみ、思った以上にジャッジ席側に寄ってしまう、、、
No.1フィギュアは昨年のポーランド選手権で失敗したフィギュア
背面に入れて下向きにループを描いて、真下で250km/hになるようにループをアジャスト
位置エネルギーを持てる限りの速度エネルギーに変換して垂直上昇、
機首を垂直に立てると重力に引かれて速度が一気に失われるので、水平飛行を維持できるように一瞬だけラインを作って操縦桿を押し込み
機首を下げて水平飛行へ、、、
失速速度ギリギリでなんとか水平ラインを作れた、、、
No。2~3までは特に大きなミスを誘発するフィギュアではないので、ポジションを見ながら慎重に飛ぶ
N0.3フィギュア出口の45°降下で十分に加速して、例のNo.4フィギュアへ
BOXの端が近いので水平で一呼吸入れて、一気に6Gで垂直めがけて引き起こし
ちょっとオーバーアクション気味になるけど、垂直を僅かに超えた姿勢から、強めに操縦桿を押し込んで、動きを強調
6Gでシートに押し付けられていた身体が-4Gを受けてハーネスに釣られる
このまま押し込むと十分に減速できないまま垂直降下に入るので、押し込んでいた操縦桿を僅かに緩めてループ半径を大きくして減速
静かに垂直降下に持ち込んで自分のポジションを確認すると
BOXのセンターに居る!!
45°UPで昇ると高度=前進距離+追い風成分で300m位は進んじゃう
250km/hは秒速70mだから2秒飛んだら140m
BOXの端まで500m未満なので次のフィギュアでOut of BOX(空域逸脱)しちゃう!!
飛ぶ前にフィギュア毎の必要な距離を計算しておいたので、とにかく飛び出す事だけは認識
減点承知でリカバリーするには45°以上に引き起こして行き足を止めるしかない
ジャッジ正面でかつ頭上に近いので角度は見えにくいはず、、、
No,5フィギュアを50°近い角度で昇り、チョット早めのタイミングで操縦桿を押し込み垂直降下へ
垂直降下中にポジションを確認すると
「うわぁ、、、、ジャッジ席の真上、しかもBOXライン上、、、」
1/4ロールで軸を変えるときにわずかにズラしてBOX内に戻るしかない、、、
垂直降下から引き起こしてNo.6フィギュアへ
No.6フィギュアのエルロンロールから1/2キューバンを回り45°背面姿勢でポジションを見ると
なんとかBOX内にギリギリ入っているかどうか、、、、
最後の4ポイントロールも距離を喰うので、直観的にBOXの端を感じる
4ポイントロールが終わるや、速攻で翼を振ってシーケンス完了を宣言!!
いやぁ、、、苦しい、、、
最後まで満足なポジション取りが出来なかった、、、
悔しいけれどコレが今の実力です。
来年までの宿題として日本に持ち帰りましょ
Unknownに挑む緊張気味のミューレックとマッタリしているカーシャ(笑)
夕方に発表されたUnknownのスコアは
1089.86点 66.05%
このUnknownで競技終了、
明日の午後には表彰式と閉会式
天候に翻弄された世界選手権の終焉です。