LSAのお披露目の後はリトリブ車の故障対応
クラブの単座グライダーの搬送用「パジェロ ミニ」のトレーラヒッチのボルト折れ修理です〜
ボルト&ナット締結で破断しちゃってるので壊れ方から原因調査
構造材は分厚い鉄板
L字アングル材を丸パイプM8ボルトで締結してるから大丈夫そうなんだけど
何故か下側がチョロいタッピング
締結方向は良い線イッてるんだけどねぇ〜
ツメ(組み付け)で失敗してる(笑)
振動と繰り返しの曲げ応力で下のタッピングが負けて上のM8ボルトに曲げ応力が掛かって折れちゃってます。
丸パイプを使ったからせん断応力(引っ張り方向)にならずに曲げ応力になったのが残念ポイント
今更 角パイプへ挿げ替えする時間も無いので構造変更は無しで現物修理
全バラしてみたら
上Lアングルと下Lアングルの固定もチョロいタッピングが1本だけだったので
タッピングが切れたら全舵角が曲げ応力になるからボルトが破断してバラバラになっちゃうよぉ〜
まずはアングル同士を溶接して一体化して部品剛性を稼ぐ
200Vの半自動溶接機は良いなぁ〜
パワーがあるから溶接プールがデカいし溶け込みも深い
「コレが200Vの実力か、、、」
我が家のTuned100V半自動はオモチャだな、、、
溶接はパワーだっ!
Lアングル2個を溶接してコの字チャンネルにしたら防錆塗装して上側を2本のM8で固定してから
タッピング穴をガイドに下側の通しボルト穴を作って3本の通しボルトでガッチガチに締結
M8ボルト3本で 加重方向は「せん断応力」だから大丈夫でしょ
パジェロミニに再度組み付けして修理完了
公道じゃ使わないから コレでしばらくは大丈夫だろぉ〜
次に折れたらM10に変更します〜
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