E36 325i Cabriolet【ウェザーストリップの延命】

今日は朝から325i Cabrioletのウェザーストリップのメンテナンス

「ウェザーストリップ」はドアや窓 ロードスター&カブリオレならソフトトップとボディの取り扱い部分に使うゴムパッキンなんだけど、、、

もちろんゴムだから空気に触れているだけで劣化しちゃうし
長い間閉めっぱなしにしてると相手と張り付いちゃう
(助手席ドアを開けるだけで ぼっちドライバー判定できます)

つまり
「密着密閉かつ滑り更に張り付かない」
って特性が必要なんです。

すごーく重要な部品で、劣化が進んだり破損すると雨漏りが始まってマジで泣きが入る

「ダメになったら新品交換♪」なんて気楽に構えてると
かなり早いタイミングで製造廃止になる部品で入手困難になるし、
意外と高額部品、、、

ディーラーでカッコつけて
「雨漏りはダメだから全部変えといて♪」なんて丸投げすると
10万円コースの可能性も、、、

って事になる前に
とにかく延命処置が大切です。

ゴ厶製品って劣化対策が難しくて
酸素に触れても劣化
水や蒸気でも劣化
オゾンにも弱い
紫外線でも劣化
物によっちゃ耐油性もイマイチ
熱にも弱いし
曲げや変化もダメ

何で車やバイクみたいな屋外で使う代物に使うんだよ、
ってくらい弱っちい

劣化したゴムを復元するケミカル類は現存しないので
「ゴム部品の復元」って謳っているケミカルは信じない方が良いです。

で、、、
そんな弱々で高額ゴム部品のウェザーストリップの延命は
とにかく雨風から遮断しか方法が無く
しかも請け負った役割から情け容赦なく水が流れるので耐久性も必要
DSC_1955
こんな感じにカサカサになってくる

って要件を満たして且つゴム部品を侵さないって都合の良い物は

ワコーズの
「ブレーキプロテクター」
DSC_1957
本来の用途はブレーキパッド交換時にパッドのバックプレートに塗って泣き防止なんですが
ゴムを侵さないシリコングリスで
耐熱、耐水、耐久が重視されてます。

要はメチャクチャ固いシリコングリスです。

コイツをウェザーストリップを綺麗に掃除してから薄く塗り拡げてゴム表面にシリコングリスの薄膜を作って保護します。
DSC_1954

DSC_1953
耐久性はバツグンで
一度塗布すれば半年以上は大丈夫
※ヲッサンが大好きなアーマーオールは1週間一雨で終了です

欠点は、、、
とにかく高い!
(チューブ1本で5000円以上)
とにかく固い
(塗り伸ばすのが大変)
耐水だけどちょっとは流れる
(ボディに水流れの跡がうっすら)

まぁ、、、
いまのところコレしか方法が無いので
時々掃除しては塗り込んでます。

施行周期のタイミングは
「なんか最近 キシキシ音がうるさいなぁ」って感じた時

シリコン油膜が切れてくるとガラスやドアの接触面から音(キシキシ音)が増えるので
気になってきたら掃除&塗布をオススメします〜

笑える副次効果は、
キシキシ音が消えるので
ボディ剛性感が上がります(笑)
てきとーな「なんちゃらバー」とかを突っ込むより効きますよぉ
(もちろん剛性なんかビタ一文上がっちゃいない)

あまりにうるさい車にシリコングリス塗って
「ボディちょっとイジったよ」
って渡すと、、、(笑)
※一般的なドライバーの車体剛性感ってそんなもんです

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