今日は強風でグライダーは運航中止
北西風10m/sの予報を見せられたらビビりますって、、、
って事で
ちょっと早起きして書類仕事を片付けてから
M-07 Concept デミオ君のジオメトリー変更
EPA 100%のフルパワー状態だと癖が悪くて
アンダー&オーバーが極端に出る
これじゃ車を信じれないので攻められないし
そもそもイメージしたラインに乗せ続ける事すら難しい
EPAでパワーを絞るほど悪癖が収まるから
慣性力≒ストローク量
サスペンションセッティングってよりジオメトリーが怪しいって事になります
って事で
ジオメトリーを測定しながら再設定
新しいジオメトリーは
トレッド
フロント 151mm
リア 146mm
ホイールスペーサー
フロント 2mm
リア 6mm
トータル トレッド
フロント 153mm
リア 152mm
車高
フロント5.6mm
リア 5.5mm
スキッド(キャスター) 6.64°
トゥ
フロント +2.0°(Out)
リア -2.0°(In)
フロント バンプトゥ ±0.0°
イニシャルキャンバー
フロント -1.5°
リア -2.0°
フルロール対地キャンバー
フロント -1.5°
リア -2.0°
キャンバーゲイン
フロント ±0.0°
リア ±0.0°
転舵キャンバー
舵角 100% 1.5°
今回のジオメトリーのテーマは「癖抜き」
サスペンションストロークに伴うキャンバー&バンプトゥを±0.0°にして
バンプステアとキャンバースラスト変化を0にして姿勢変化による二次的旋回力変化を極力0にしてみます
つまり、、、
ステアリング操舵に対してのリニア感を重視します
RCの脚周りって本当に難しい
実車ならジオメトリー変更まで手を出すのは難易度が高くてリスクがハネ上がるから
スプリング&スタビライザー変更とアライメントでまとめていくんだけど
RCはジオメトリーまで変更出来るから難易度が桁違い、、、
ちょっとずつコツがわかってきました
まず、基本的にタイヤの接地面積が最大になるようにキャンバーゲインを設定
水平姿勢からフルロール姿勢でのOut側タイヤの対地キャンバーが変化しないように調整
キャンバーゲインを変更するとフロントバンプトゥがメチャクチャになるから
フロントバンプトゥ±0.0°に設定
リアにトゥコントロールリンクがある車は
リアのバンプトゥ±0.0°に設定
フロント&リアのトゥは説明書指定からスタート
これで走らせてみてタイヤ磨耗を見ながら
接地圧中心がタイヤの真ん中に来るように
イニシャルキャンバーを設定
コレでタイヤを使いきる基準位置が出てきます
この状態からステアバランスの過度特性を変えられるのがジオメトリー変更で
リアのセッティング変更でロール量でリアのスリップアングルを変化させる
タミヤ系の脚だと
リアトゥはロアアーム角度で設定されるので
ストロークに伴うトゥ変化は作れないので
キャンバーゲインで調整
バンプキャンバー変化を大きくすると
ロールによりOut側タイヤの対地キャンバーが大きくなり
リアのキャンバースラスト増大でリアのスリップアングルが減小してアンダーステア傾向
逆にバンプキャンバー変化を少なくすれば
オーバーステア傾向に変化します
ストレートを含む安定性「車の座り」はトゥ+キャンバースラストで作られるので
全体的な「車の座り」はリアトゥ角
ロールに対するステアバランスはキャンバーゲインで作れる
ガンベイド系は
ストラットサスペンション&リアトゥコントロールリンクなので
キャンバーゲインは変更出来ないの代わりにトゥコントロールリンクを調整
トゥコントロールリンクの角度変更でバンプトゥ変化を作ってリアスリップアングルを変化させます
もちろんリアのキャンバースラスト(トゥコントロール)設定が変わればタイヤの使い方が変わるので
タイヤ磨耗を見てイニシャルキャンバーで接地中心位置してリアトゥ調整で「車の座り」を調整
これを回し続ければジオメトリーの最適化ができますね~
ダブルウィッシュボーン&リアトゥコントロール
沼にハマって下さい、、、
ブレイクスルーしたら幸せになれます(笑)
ほんと、、、、RCは難しいよぉ~
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