M-06 【フロントダンパー減衰力変更の効果は?】

本日の早朝作業は
M-06 フロントダンパー減衰力変更のテスト

200番のダンパーOILでは減衰力が弱く
フロントタイヤの面圧が不足してロール過度領域で旋回力の立ち上がりが遅く
初期レスポンスが鈍い状態だったので

ダンパーOILを400番に変更して減衰力を
高めてロール過度領域でタイヤにシッカリ面圧を掛けてグリップさせるようにしました

テスト一発目でステアリング入力に対してフロントがきっちり反応を返すようになったので
減衰力変更の狙い通り♪

かなり良い感じでプロポのエキスポ+25%だと振り回し過ぎる感覚になったので
エキスポを0%に戻せました~

速度と旋回半径を変えながら色々と試してみると、、、
少しですが低速域(実車だと0.1m/s)のダンパー減衰力設定のイメージが出来ました

低速域の減衰力設定は車両運動性を作る領域で
フロントとリアの減衰力に差を付ける事でロールスピードを調整して
ロールが落ち着くまでの過度領域でのアンダーorオーバーステアのバランスを作ります。

スプリング&スタビライザーで作るロール剛性バランスは定常円旋回時の旋回姿勢を決める事で基本旋回特性を作るので
フロント<リアのロール剛性バランスに設定して弱アンダーにバランスさせる

直進状態から定常円旋回姿勢までの過度特性を前後ダンパー減衰力をフロント>リアにする事で
ステアリング入力→ロール開始→定常円までの特性をニュートラルから弱オーバーにすると

ステアリング入力でロールが始まると
過度特性がニュートラルからオーバーなので
リアを振り出しながらヨーを立ち上げて
最大ロール角になりロールが止まると
スプリング&スタビライザーが作る弱アンダーの旋回特性になります

つまり
ステアリング入力すると慣性ドリフトっぽくリアを振り出して回頭して
フルロールになるとスライドが止まり安定したアンダーステアになるので
すかさずパワーONでドリフトに持ち込めます♪

実にRR&MRらしい動き
「ステアリング入力は旋回姿勢に入れるきっかけ」だけで
リアの重さを使ってヨー運動を作り出して旋回に入れる動き
減速からステアリング入力で慣性ドリフトで回り込んでパワーONで立ち上がる

かなり好みの動きで楽しくなりました♪

慣れてきて速度が上がると
ちょっと動き過ぎるので
思いきってスプリングをハードセッティングに変更
フロント 黒赤
DSC_1093

リア 紫
DSC_1094
リアスプリングは手持ちで一番硬いヤツ
もう少し硬いスプリングを探しておかなきゃ

ハードセッティングにして
姿勢変化量を減らすと素直に限界が上がる

バランスが取れてきたのでセッティング完了まであと一歩

スプリング変更で限界は上がったけど
慣性ドリフトがオーバーシュートして角度が付きすぎるから
もう少しリアの振り出し量を少なくすればOK

ロール過度特性のバランスをもう少しだけアンダー方向に振るので
リアダンパーの減衰力を高めれば良いから

リアダンパーOILを400→600番に変更
DSC_1091

DSC_1092
これでリアの振り出し量が不足すれば500番
まだまだオーバーシュートするなら700番って事になりますね♪

明日もテストしてみます~♪

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