M-07 Concept 【ボールデフの効果】

モーター換装でパワーを取り戻してようやく評価出来る状態になって

得られた結論は、、、

「ボールデフ素晴らしいよぉ~っ!」

参りました、、、orz
パワーアップした今の仕様で硬いギアデフだとマトモに走れないと思います
(ギアデフ仕様で5日 x3h走れば何とかまとめますが)
DSC_0526

LSDとしての使い方&効き方(引き)は実車のトルク感応の機械式2wayLSD
減速一次旋回でリアを流してもヨーが発散しないで程よく抑えてくれるし
加速二次旋回でパワーを入れるほどOut側タイヤにトルクを流してくれるから前に引っ張りながらグイグイと曲がる

しかも今回はボールデフの基本的な作り方
「低イニシャルトルクのスルスル仕様」だから
減速一次旋回のライン自由度が一気に改善

ハイグリップなカーペット路面ならガチガチ仕様の「なんちゃってビスカスLSD」のギアデフに対して
ボールデフのメリットは

・減速一次旋回のラインと速度の自由度が高い

・トラクションステアの不安定要素が少ないので予測不能の激オーバーが出ない

・イメージしたラインと車の描くラインのブレが少ないので狙ったラインに乗せやすい&次の姿勢が作りやすい

・減速一次旋回でのエンブレ成分&加速二次旋回でインリフト時には低イニシャルトルク仕様なのでイン側タイヤにトルクが逃げるので横転しにくい

など多くのアドバンテージがあります。
とにかく動きが穏やかでヒリヒリするような緊張感が少ない

ただし、「ボールデフの使い方と癖」もあって
「イニシャルトルクほとんど0のスルスル仕様」だと
・インリフトしたらイン側タイヤにトルクが流れてトラクションが抜けて前に出ない

・減速一次旋回から加速二次旋回に移る僅かな間のパーシャルスロットルではイニシャルトルクが無いからオープンデフ状態になって
高速(慣性大)でこのタイミングで舵を入れちゃうとヨーが発散して一気にスピンする
イニシャルトルクは必要だと思う

・タイヤグリップとリバウンドストロークに対して敏感
タイヤグリップが低いほどパワーONでのアンダーステアが顕著に表れ
リバウンドストロークが不足してもインリフトしてトラクションが抜ける

・横転した時に自分でなかなか起き上がれない

サスペンションセッティングと走り方のポイントは
「とにかくフロントタイヤを浮かせちゃダメ」

曲がり方のコツは
パワーON状態で加速側ロックを効かせながら緩い旋回でアプローチして
パワーを「スッ」と抜くとロック率が下がってスルスルと巻き込むように減速一次旋回して
加速二次旋回は立ち上がりラインにスロットルコントロールで乗せるイメージ

今日のセッティングで良い感触だったのが
ちょっとダルいのを我慢してもスプリングレートは低めを選んでペッタリとくっ付けて
ハイサイド対策はバンプトゥで合わせるのが良さそうな感じ

我慢出来るギリギリまで安定成分を減らして
「横向けないでクリップに向けて転がし込む 姿勢」を作れないと大先輩のガンベイドCR-Xには付いていけないだろうなぁ、、、

速度域が上がって 上屋の動きが大きくなって荷重変動量が増えてフラフラ感が出てきたから
前後スプリングを1段硬めたら
ビシっとしたけど トラクション抜ける
・硬いスプリングに柔らかいダンパー
・柔らかいスプリングに硬いダンパー
どっちが正解か悩ましい

ギアデフの激オーバーが無くなったから
もうちょっと曲がるようにバンプトゥOutを少なくしたらコケるようになっちゃった

「ボールデフ」「ギアデフ」それぞれのメリット&デメリットと使い方が少し見えてきました~

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「M-07 Concept 【ボールデフの効果】」への2件のフィードバック

    1. 少しずつ勉強を進めて車作りしながら走りまくってます~

      まだまだ車も腕も追い付けませんので
      もうしばらくお待ち下さい♪
      ジオメトリー&アライメントが決まれば パワーを上げていきます!

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