E36 325I CABRIOLET パワーステアリング OIL漏れ修理②

本日の早朝&お昼休み作業は
「E36 325i Cabriolet パワーステアリング OIL漏れの修理」です。

先日、規格を調べて発注した
・耐油ホース
・スプリング ホースバンド
・ATF(パワステ油)
が届いたので
ホース交換を開始します。

今日も朝からジャッキUpで馬の上
パワステの低圧側
サプライホースとリターンホースの取り外し

最初にリザーバータンク&配管内の古いOILを抜くので
ステアリングラック側のホース取り付け箇所のアイボルトを緩める
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工具は22mmのソケットと長めのレバー
ココのボルトは薄いくて簡単にナメちゃうから要注意
左手でソケットを押さえて 右手で「クンっ!」って一気にトルクを抜く

トルクを抜いて ちょっと緩めるとOILが抜けてくるのでバットで受けてしばらく待つ
ステアリングを左右に切ると ラックに残る古いOILが少なくなります。
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だいたいOILが落ちたら リターン&サプライの22mmアイボルトを抜いてフリーにする

次は
リザーバータンク下のホースバンドを緩める
使う工具はマイナスのスタビドライバーか6mmのソケット&ラチェット
(ホースバンド次第です)

ホースバンドを緩めたら
10mmのソケット&ラチェットを使って
DSC_9058
リターンホースの冷却パイプ部分をステアリングラックから取り外す。
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リターンホースが自由に動くようになったら
リザーバータンクからリターンホースを引き抜く

手元が広くなるので
次はサプライホースを抜きに掛かるんだけど
固かったらカッターで差し込み箇所に縦に切れ目を入れると簡単に取り外せます。

後は取り外したリターンホース サプライホース、アイボルトを掃除して一段落
DSC_9060

取り外したリターンホースを見ると

ホースは内径12mm
長さ 280mm
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ステアリングラック側から190mmの位置にオリフェスが付いてますね~
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リターンホースもサプライホース同様にホース交換するので
カシメ部分をサンダーで切って取り払って
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古いホースを抜き取る
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新しいホースを採寸して切り出して
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サプライホースはアイジョイントに差し込んで
スプリングホースバンドで締めればOK
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リターンホースは古いホースに組み込まれたオリフェスを取り出して
新しいホースに差し込んで
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スプリングホースバンドで固定

新しいリターンホースをチューブに組む前に チューブ端寸法を確認すると
DSC_9074
チューブ径12mm
バルジ加工箇所13mm

う~ん、、、
確かにホースとチューブの接続部分のバルジ高さはホース径に対して8%でOKなんだけど
ホース内径≒チューブ外径って、、、
ダメなんじゃない?
たぶんコレが漏れの原因だと思う

カシメ部分がちょっと緩んだり ホースが経時劣化で硬化して弾力を失ったら漏れちゃう

規格は内径 12mmのホースだからかなり緩い
これBMWの罠なんじゃない!?

スプリングホースバンドじゃ締め切れないから
この部分は普通のホースバンドで締め付けて
ホース組み立て完了です♪
DSC_9072
明日は 車両組み付けとパワーステアリングOIL補充です

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