E36 325i Cabriolet ブレーキパッド交換

本日の早朝&お昼休み作業は、、、
E36 325i Cablioret のブレーキパッド交換

消耗品交換ですね~
普段の足車からチョットだけ遊び車にシフトしたCablioret

ボディダンパー追加したらちょっと色気が出てきまして、、、

安定して乗り易くなった分だけ自然とペースは上がる訳で、、、

流石にブレーキが足りない
時々、「あれ!? 減速しきれない??」なんて読みがハズれる事が頻発し始めたし
フロントが摩耗限界に近いので少し良いヤツに変更します。

まぁ、、、今までがあまりに酷いブレーキパッド使ってたから、普通のヤツに交換するだけでも性能向上ですよ(笑)

ネットをぐるっと見てお値段とソコソコの性能ってヤツを調べると
スポーツブレーキパッドって高いのねぇ、、、

スタンダードから1グレード上げるだけで いきなりお値段が倍!!
フロントだけで15000円以上が相場

今回はフロント&リアのセット交換だし、
他の修理も控えてるからそんなに贅沢は言ってられない

うーん、、、、どうするかぁ、、、、
って悩んで、
純正より初期制動の立ち上がりがチョット良いってヤツを選んで

「ブレンボ ブラックパッド」
DSC_8926

ブレンボと言えば、、、
ローター、キャリパー、ブレーキマスターまで一式交換すれば最高だけど
無論、足車にそんな予算は無い!!

前後セットで18000円をチョイ切る位の価格だったので交換しちゃいます。

さて、、、
今日も朝からせっせとジャッキUPして作業開始
とりあえずリアからスタートです

最初にボンネットを開いて、
ブレーキリザーバーに入っているフルード量を確認
ブレーキピストンを押し戻す時に
リザーバータンクからフルードが溢れ出ないか気を付ける
ブレーキパッド交換の合間にフルード全交換とかやってなきゃ溢れる事はないんだけどね

タイヤを外したら、
最初にキャリパーをキャリパーブラケットに引っ張って暴れないように押えているスプリングクリップを外して

ブレーキパッドセンサーをラジオペンチでつまんで丁寧に引っ張って取り外す。
ブレーキパッド警告灯が点灯するまで交換を引っ張ると、このセンサーも買い直しになるからチョット早めの交換がベスト

センサーを取り外したら、
キャリパー裏側のスライドピンのカバーを取り外して
7㎜のヘックスでスライドピンを取り外す
DSC_8927

ちょっと狭いからラチェットが使えないのが面倒、、、、
レバーでトルクを抜いたらソケットを手でつまんで回せばOK
DSC_8930

スライドピンを抜くと
キャリパーはフリーになるけどそのままじゃローターの耳に引っかかって抜けないから
パッドセンサーの切欠きにマイナスドライバーを突っ込んで少しだけピストンを押し戻す。
DSC_8949

隙間が出来ればキャリパーを外側に引き出せば引っこ抜けます、

あとは古いパッドを外して、
DSC_8931

ひたすら掃除とチェック
ブレーキクリーナーとナイロンブラシを使ってピストン&ダストシールを掃除
ブレーキピストンのダストシールはまだ生きてるし、ピストンの錆びや腐食も大丈夫
DSC_8932

ピストン周りの掃除が終わったら、
クランプとそこらへんに落ちてる鉄板を使ってピストンを押し戻す
DSC_8933
鉄板が見つからなかったら古いブレーキパッドでもOK

ピストンを押し戻したら、
反対側のブレーキパッドの当たり面をブレーキクリーナーとワイヤーブラシで掃除
DSC_8941

続けてキャリパーブラケットのパッド当たり面も地金が見えるまで掃除
DSC_8950

DSC_8951

スライドピンx2も古いグリスと埃が混じって粘土みたいになっちゃったヤツがこびり付いてるから
ブレーキクリーナーを吹きながらウエスで磨く

掃除が一通り終わったら 
新品ブレーキパッドの準備
DSC_8936

初期当たりを良くするためにブレーキパットの角をベルトサンダー使って軽く面取り、
DSC_8937

コレをフロント、リアの8枚全部
DSC_8938
まぁ、ベルトサンダー使えば1枚20~30秒だからチョイチョイですね~

新品ブレーキパッドの準備が出来たら
各部分へのグリス塗布
プレーキパッドが当たる部分にブレーキパッドグリスを薄く塗る
場所は、
・ブレーキパッドのシム面
DSC_8953

・キャリパーのピストン押し面
DSC_8942

・キャリパーのピストン反対側の爪
DSC_8941

・キャリパーブラケットのブレーキパットの爪が掛る部分
DSC_8940

DSC_8939

・スライドピン
DSC_8943

グリスを塗ったら
キャリパーにパッドを入れて、どんどん組み立てれば出来上がり
最後にブレーキパッドセンサーを差し込んで、
リア片足完了
DSC_8947

右側はブレーキパッドセンサーが無いだけで、全く同じ事の繰り返し

ジャッキから降ろして車を動かす前に、
ブレーキペダルに反力が来るまでブレーキペダルを踏んでブレーキピストンを押し出す

続けてフロント側の交換は
基本的に同じ工具で同じ作業

違いはちょっとブレーキパッドが大きいくらい(笑)
フロントはステアリング出来るし、
周りに邪魔する部品が無いからスイスイですねぇ~

単なる部品交換だから黙々と手を動かして作業を進めるだけ、
ここでも掃除が半分ですねぇ、、、

一通り組んだら、
全ての部分の締め忘れ&取り付けミスがないかもう一度確認したら出来上がり~

取り外したブレーキパッドを見ると
フロントの「ヤフオク処分品1980円パッド」は天寿を全うして残り2mmってトコロ
DSC_8960

DSC_8959

この緑色のヤツ実にすばらしいヤツで
トコトン効かないのに仕事しているフリして粉だけ撒き散らす。
ローター攻撃性なんて殆ど無いから、ローターは全く摩耗せず(笑)

リアは純正相当品のブレーキパッドで
前回の車検の時に交換したヤツ
仕事しないフロントに代わって必死に車を止めていたみたいですねぇ、、、
熱に負けてボロボロになってます。
DSC_8931

「リアから沈む込むような姿勢で止まる」
ポルシェのようなブレーキ姿勢でした。
もちろん全く止まらないかったけど(笑)

自宅に帰ってくる時に
ちょっと速めのペースで走らせると、
リアブレーキから煙が上がるって稀有な体験が出来ました(笑)

とりあえず325i Cabrioletの使い方なら、
強力なスポーツパッドは要らないけど
あまりに安物はダメですね

今夜、ちょっと走らせてブレーキに当たりを付けてみます
今回もパッドも600℃位までのヤツだから
ソコソコにしないとまた燃えちゃうな(笑)

ブログランキングに参加しています、記事を気に入っていただけましたら
↓クリックしていただけると嬉しく思います。

にほんブログ村 車ブログへ
にほんブログ村

全般ランキング


「E36 325i Cabriolet ブレーキパッド交換」への2件のフィードバック

    1. 汚れに関しては諦めてますからOKです(笑)

      パッドはローター素材に合わせて作られているので同一メーカー揃えを試してみます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です