お買い物から帰宅したタイミングでメッセージを着信
勤務先の自動車大先輩から
「ひま？」って嬉しいお誘い♪

絶滅危惧種の超希少車を見せて頂きました

第２世代 GT-R の中でも目にすることは殆ど無い希少種
「R33 4Dr スカイラインGT-R」です

現車を見るのは初めて！

中身は2Dr車と同じですが
リアドア&リアフェンダーをわざわざ作り替え

でも400台位しか生産しなかった
「プレス型代ブッチギリの原価屋泣かせ」なスーパーカーです(笑)
プレスの型代を生産車にまともに乗せたら あのリアフェンダー幾らになっちゃうんだ！？

個体の中身は
ちょっとブーストUPにニスモマフラーで320～340馬力位
ニスモのインテークパイプも入ってます。
脚はニスモのノーマル形状
タイヤ&ホイールはR34純正18inch + パイロットスポーツ4

さすがの「大人仕様」

嬉しい事にちょっと運転させて頂けました♪
車体サイズはほとんどE46 3シリーズ
つまり普段乗っているE36のワイドトレッド
馴れたサイズ感なので掴みやすいです。

エンジンはブーストの掛かりが良くて意外と下から綺麗にトルクが立ち上がってくるので凄く扱い易い
ニスモのインテークパイプの効果かな？

上まではブン回さなかったのでパワーバンド遥か手間でしたが
「下がスカスカで曲げにくい」とか
「ブースト立ち上がりが唐突で先読みが難しい」って感触は無いから気持ち良くパワーが使える
やっぱりRB26DETTは気持ちイイ
立ち上がりで踏みたくなるのを我慢するのが大変(笑)

車体剛性感は「20年前の主力戦闘機」なだけあって
まだまたビシッとしてますね！
2Drより車体剛性が出しやすい4Drって事もあるのかな、、、

脚はオーナーの大先輩曰く
「右と左でトラクションの掛かりが違って、左旋回だとイン側リアがトラクション不足でホイールスピンする」ってお話でしたので
くるっと見てみると

フロントタイヤのショルダー磨耗が進むのは4WDの宿命だけど
たしかに右フロントの負担が大きめ

左旋回立ち上がりでのリアホイールスピンからフロントにトルクが送られてフロントで引っ張り出してるみたいです。

考えられるのは
リア左右どちらかのダンパー抜けでリアロール剛性過渡特性のアンバランスか！？

実際に走らせると
バンプラバーへの依存が高めでストローク感が少ないけど
チョイ乗りツーリングペースじゃ殆ど気にならないのは流石はメーカー系チューニング
前後のバウンス方向のバランスも良くて「ちょっと硬めの脚周り組みました」って感触で乗り心地もバッチリの大人味

少し難しいのは、、、
減速から旋回への繋がりで「フロントタイヤを捕まえる時間」が短い事
第２世代GT-R系のフロントってステアリング追従が良くてタイヤの限界内であればピッチングを使って曲げる操作しなくてもスイスイ曲がっちゃうし追い舵も効くんだけど、、、

ブレーキリリースで伸び上がるフロントを転舵する事でアウト側を伸ばさずに旋回力を作る「オイシイ時間」がほんの一瞬しか無い

325i Cabrioletが「フニャッと曲げる」感覚だけど
GT-Rは「スパーンって斬る」感覚
車の持ってるリズムの早さは倍以上
やっぱりこの脚 バンプラバーの依存度が高いのかも？

ハイキャス(4WS)の効果もあって走らせると車のサイズが小さく感じるので
狭いワインディングでも斬るような初期旋回で向き変えして
踏めばL6の快音と質の良いトルク感でシュパーっ！と前に出る
(今日は控えめ、、、)
踊るように曲がり、トラクションも掛かるから安心感もバッチリ

やっぱり第２世代GT-RはR33が大好き♪

くるっと楽しませて頂いた後に
大先輩にも325i Cabriolet乗って頂きました

すべてのスペックがGT-Rの半分って泣ける性能差(笑)
R33 GT-Rを楽しませて頂いたお礼としては
あまりにも「粗品感」が漂ってますが、、、
Cabriolet & Roadstarの必殺技
「屋根を開ければ七難隠す」です！

325i Cabrioletは「切れ味」より「しなやか」を狙った脚であまりにも特性が違いますが
2～3旋回であっさり車を掴んでヒュンヒュン曲げるのは流石でした～

今日は良い車に乗せて頂きありがとうございました。
また遊んで下さい！
M3もレストア完了したら是非乗って下さいね～

今日の再確認
「車は90年代が最高♪」

ちなみに4dr GT-Rって写真撮るの難しいです
一番のハイライト「リアフェンダー&ドア」を見せるのが難しい
ドア開け&斜めアングルのこの写真が一番ボリューム感あって見れるかなぁ、、、

リアフェンダーよりリアドアのプレスラインを狙うのがポイントかも！？

同じ角度で目一杯光学ズーム掛ければキマるのか！？

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