S660の側面写真が見つかったので車高を確認してみました。
従兄弟のガチャピン号の初見パッと見の車高に違和感を感じていて
アライメント再設定時に「フロントキャンバーが指定値に入らない」って事で
「フロント車高下げすぎ」は確信していました。
フロントタイヤのショルダー部分の磨耗過多と
サーキットでのリアタイヤのホイールスピンの原因はコレですね
(乗り方もあるけどね、、、)
側面写真を使っての計算値なので誤差は含みますが、
調べたスプリングレートからホイールレートを求めて
ドライバー重量(88kg)を補正
ドライバー重量補正は
ドライバー着座位置とホイールベースの比率で前後軸に重量を割り振って
各々を1/2して単車輪重量を出したら ホイールレートで割ってストローク量を求めます。
ざっと計算して車高を比較すると、、、
モデューロ
フロント 315mm
リア 316mm
HKS 基準値
フロント 315mm
リア 320mm
従兄弟のガチャピン号
フロント 284mm
リア 319mm
明らかにガチャピン号はフロント車高が低過ぎの「前のめり」
基準値-31mmって、、、
基準値ガン無視で見た目だけで車高作ってるなぁ
フェンダーとタイヤの隙間なんて他人様は気にしてないよ(笑)
S660は
フロントサスペンションの構造上スペースの制約が厳しい事と
ロァアーム角度に敏感なストラット式サスペンションなので車高の下げ過ぎは性能低下でしかないので
「オイシイ車高」はほぼ決め打ち状態
メーカー系チューニングパーツのモデューロ
かなり真面目に作っているHKSともに
誤差を含む計算値でも315mm付近になっているのは説得力ありますね
灯火類の地上高の法規制って要因もありますが、、、
ガチャピン号の現状は
アライメント再設定時にキャンバーが基準値に入らないって事なのでロァアーム角度が水平近くになるほどのシャコタン
この設定じゃ
サスペンションのバンプストロークに伴い
キャンバー変化はポジティブ方向
フロントタイヤのショルダーの接地圧が高くなるので磨耗過多になり
フロントタイヤが使いきれない
前のめりの車高設定だから加速時にリアタイヤを路面に押し付けられずにちょっと駆動輪荷重が抜けると簡単にホイールスピンを起こして進まない
根本的なサスペンション構造を理解してないな、、、
フロントは少なくとも30mmは車高上げなきゃダメ
リアはHKS基準値と誤差だけど、
今までの経緯を考えると
一度キッチリ採寸して調整しないとダメですね、、、
フロントは全長調整ならジオメトリ的な不具合でフロントロール剛性低下だけど
プリロード(サグ)を抜いてたら縮みストローク不足でフルボトムして突き上げまくり
バンプラバーがあっという間に砕け散ってサスペンションkitがゴミになりますね
今のところは
フロントタイヤをキッチリ使った乗り方じゃないし
ダメな方向がフロントの限界が下がる方向だから
「遅くてタイヤが無駄に減ってサスペンションが短命になる」だけで危険度は低いので緊急性は無いけど
自ら性能を下げてる事には違いない
勿体ないなぁ
昨今の市販車はかなり詰めた設計してるからシャコタンにしても性能下がって変な動きになるだけなのになぁ、、、
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