E36 325I Cabriolet タイヤ交換② タイヤ組み付け

さあ、磨り減ったタイヤが外れたので新しいタイヤをホイールに組み付けましょ♪

さて、組み付け開始!!
①ビードクリームをタイヤとホイールの両面に塗る

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大抵はタイヤのビードだけに塗布して組みますが、

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ホイールリム面にも塗布して確実にリムに密着できるようにします
シミーやバイブレーションの原因はビードとリムの勘合不良が原因になることが多いらしいので、
ホイールとタイヤの摩擦を減らして密着性を高めます

②内側ビードをホイールに納める
ターンテーブルを回してエアバルブを4時の位置にあわせて
Inside Outside指示を確認しタイヤをホイールに斜めに乗せる
アームを下げて、アーム先端をリムに当てた状態で「固定ボタン」を押してアームを固定する
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アームのボール部分にビードを掛けて
ボールの隣のガイド部分にビードを乗せる
3時の位置にタイヤレバーを掛けてで滑らないようにテンションを掛けながら
右に一回転で内側ビードをホイールに納める
最初は練習もかねて内側ビードもアームを使って組みましたが
205/55/16なら、斜めに乗せて軽く押し込むだけで内側ビードは入っちゃいます。

③外側ビードをホイールに収める、
コッチがタイヤ組み付けの本命作業で、40とか35タイヤの扁平タイヤを組む時はここが勝負です。
(ちなみに引っ張りの215/45/17は結構難しいらしいです)

ターンテーブルを回してエアバルブを4時の位置にあわせて
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アームのボール部分にタイヤレバーを使ってレバーのボール部分にビードを掛けて
ボールの隣のガイド部分にビードを乗せる

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タイヤレバーを3時の位置に掛けて滑らないようにタイヤにテンションを掛けながら
右に一回転で内側ビードをホイールに納める

ちょっと分かり難いのでイラストで見てみると
・最初の維持関係
アームをセットして、エアバルブは4時、タイヤレバーは3時に掛ける
ビード入れ①

・タイヤレバーで斜め下にタイヤを潰すようなテンションを掛けながらターンテーブルを回してビードを入れていく
ビード入れ②

・ある程度まで(タイヤレバーが8時付近)ターンテーブルを回してビードを入れると
 タイヤとホイールが滑らなくなるのでタイヤレバーを抜き、そのままターンテーブルを回して
 ビードをホイールに納める
ビード入れ③

④タイヤをホイールに入れたら空気を入れてビードを上げる

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アームを上げてターンテーブルの爪を開いてタイヤ&ホイールをフリーにする

タイヤに空気を入れてビードを上げる

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虫を抜いたエアバルブから一気にエアを入れるとビードが上がり始め「パンっ!」って音と共にビードが上がる
今回はエア圧をみていたら200kpa付近でビードが上がった音がしました。

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ココでビードが上がってもリムとビードを完全密着させるために最大ビードシール圧の300kpaまで掛ける

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エアー注入バルブを外して、素早くタイヤの虫を組む
このときにエアバルブから吹き出す空気に煽られて虫を飛ばして無くさないように注意です

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組みあがったタイヤのリムとタイヤの間隔を一周均等になっている事(≒ビードが均一に上がっていること)を確認する

コレで、組み付けは完了
組み付けの時のレバーの掛け方、タイヤの押さえ方は作業者のノウハウの宝庫ですね~
まだまだ簡単で確実な方法がありそうです。

次はタイヤバランスを取って仕上げです。


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