アンティークストーブの勧め

我が家にやってきてオーバーホールを経て現役復帰した
アンティークストーブ

dsc_0071

SNSにUPしてみたら昔世話になった方が「うちにもあるよー!!」って
驚きの偶然
しかも現役稼動していて、僕のストーブより程度が良い!!、
メーカー名、型式を教えていただきました

このストーブのメーカーは
「ニッセン」日本船燈株式会社
http://www.nipponsento.co.jp/index.html

会社名のとおり、
船舶用灯火、空港(飛行場)灯火、石油燃焼機器メーカーです
おおっ空港(飛行場)灯火を作っているなんて、、、お世話になっております!!
PAPI(進入角指示灯)売ってる!! 誰か買わない?
こんなガチの機器メーカーの中で異彩を放つのが

”石油燃焼器具・マリンランプ”部門
「インテリアとして、あるいはアウトドア用品としてロマン溢れる製品を提供しています。」
完全に趣味の世界、、、(笑)
カッコイイ会社だ!!

そして、石油ストーブが「ゴールドフレーム」
真鍮板製
石油ストーブ:ゴールドフレーム
・開放式 自然通気型
・しん上下式
・点火器付(ガスライター)
・波形ガラスホヤ
・明るい(約20Wの電球に相当)
・暖房出力 2.5KW (発熱量2,150kcal/h)
・暖房の目安 木造7畳、コンクリート9畳
・寸法(cm) 52.5h×40.0w

”このスト-ブは船舶が停泊するときに使用する油用停泊灯を基にデザインしました。
昭和52年生産開始以来、デザイン・ 材質にこだわり続け、商品の隅々に職人の心がこもった手作りの逸品です。”

お堅い本業を地道に歩んでいるから、こんな夢みたいなコンセプトの製品を作り続けられるんですね
しかも設計変更無しで作り続けているから部品供給は完璧

オーバーホールしながら構造を知りましたが、
マニュアル無しで分解清掃できる程シンプルに機能を追及してます
初期設計が如何に優れていたかを感じます。
スゴイなぁ、、、、昭和52年の設計が現代まで変更無し、
機能とデザインが両立した素晴らしい製品です。

唯一、仕様変更したのはガラスのホヤの部分ですね
初期モデルを除いて基本モデルは波模様のあるホヤに変更されています。
我が家のストーブは、波模様の無いプレーンタイプ!!
って事は初期モデルです♪
昭和50年代のストーブって事になり、35年以上前のモデルです。

良く壊れずに今まで生き延びてきたなぁ、、、
このプレーンタイプのホヤの復刻版も数量限定で販売されているみたいです。

現行波模様ホヤモデルです

復刻版プレーンホヤモデル

お値段はちょっと高いですが、
機械いじり&火遊びが好きな”大きなお子様”にとって一生モノの逸品です。
見た目はアンティークストーブですが使い勝手は普通の灯油ストーブと同じ
しかも、かなり高出力で6畳くらいの部屋なら余裕の火力。
アンティークストーブなのに消安方(消費生活用製品安全法)適合で安全設計

冬は寒くて厳しい山暮らしですが、ストーブを楽しむ冬の趣味が加わりました♪
消耗品と子部品を少し買ってストックしておかなきゃ!!


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