やっぱり捨てられない

引っ越しも詰めの段階
「ゴミ片付けと掃除」
「不要な家具の分解」です。

分解廃棄の家具の中に母親の鏡台がありました。「部屋を広く使いたいから」って事ですが、、、
20の頃に購入した鏡台ですでに40年以上経過した古い家具

鏡を取り外して裏の木のフレームを分解したところで気が変わりました

フレームは木の角材を釘やビスを使わずにホゾの組み合わせて作っていて
鏡を固定する木ネジは必要最低限のサイズで木をできるだけ痛めないように組んでありました。

プリント合板の安い鏡台ですか
調整加工跡で人の手が加わっているのがわかります、、、
家具職人の仕事で永く使えるように作ってます。

大量生産 大量消費を前提とした近代の家具なら鏡台の机の部分は合板をタッピングビスで組み合わせ
鏡台のフレームはパイプをプレスで曲げて出来上がり、、、
耐用年数は頑張っても10年
商売っ気だけで何も伝わってきません

解体しながら「自分より年上の家具」に申し訳ない気持ちになってきて
捨てられなくなっちゃいました

鏡は外の場所で、
机の部分は袖机として
狭い部屋に押し込む事にします。

使える限り頑張ってもらいましょう


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