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エアロクラブ ポズナンスキ!!

ポズナンから近距離電車に乗り換えて、ついに目的の飛行クラブ

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「AEROKLUB POZNANSKI」”エアロクラブ ポズナンスキ”に到着

ゲートをくぐると、お飾りの飛行機がMig-21!!
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1989年までは社会主義陣営だっただけの事はありますね、、、

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その先にオフィス兼クラブルーム、ハンガーなどが立ち並び、広大なフィールドが広がっています。
1辺が800m強の三角形のフィールド、
舗装滑走路は無く、全面グラスフィールド

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オフィスに入り、チーフインストラクターを始め一通りの紹介と挨拶を済ませ、クラブルームへ、、、
担当のインストラクターは

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トメックさん
大学生だけど休学中(笑) ポーランドではアドバンスドのトップクラスのパイロット

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マグダレナさん
同じく大学生だけど休学中 ポーランド国内大会で アドバンスドの女子チャンピオンパイロット

後日、世界選手権7回優勝のイージーマクラさんが合流してくれるそうです。

クラブルーム実に良い雰囲気です、
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ごつい木造の飾り柱とレンガの壁、分厚いムク剤のカウンターと重いテーブルと椅子
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お金を掛けて飾り立てても絶対に出ない、「使い込まれた良い雰囲気」を持っています。

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ゴツいテーブルには、クラブのメダルが打ち込まれています。

コーヒーを飲みながら明日の予定を調整
チーフインストラクターから告げられた内容は、ポーランドのライセンスが届くまではフライトは出来ない
フライトに関しての保険は必要
まぁ、当たり前ですね、
残された日数を考えるとライセンスが届くまで”お役所仕事”をノンビリと待っている訳には行かないので
PIC(機長)としての単独フライトはライセンスが届くまでお預けにして、
手元には身体検査証明書があるので、「操縦練習生」としてインストラクターと一緒に飛ぶって方針でチーフに交渉してみる事に
どの道、トレーニングを受けに着たので、インストラクターと飛ぶのがメインですから、大勢は変わらず
保険は明日市街地に出て購入すれば大丈夫

とりあえず、このミーティングで今日の予定は完了
ポズナンでのホテルに移動です。

宿泊先はホテル「アドラー」
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飛行場から車で15分ほどの新築のホテル、まだ一部工事中(笑)
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バスルームに朝食付きで170ズロチ 5000円ほど、、、
WI-FI環境も整っていて、新築なのでもちろん綺麗です♪
物価の安さには助かります


世界の車窓から 「今週はポーランド鉄道 ワルシャワ~ポズナンの旅!?」

世界の車窓から 今週はポーランド鉄道 ワルシャワ~ポズナンの旅

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タイラップの現在位置はココ!!
ポーランドはあまり馴染みのない国なのでイメージが浮かびませんが、ロシアとドイツの間です
首都はワルシャワです。
このワルシャワから西に300kmほど離れたポズナンに今回お世話になる飛行クラブがあるので列車で移動します。

スターシェさんに連れられてワルシャワ中央駅に、、、
観光する時間は全くなし(笑)
“ショパン博物館とか旧王宮広場とかいってみたかったなぁ、、

ポーランドで鉄道を使うのはかなり難しそうです、なにせ英語の案内は少ないし、切符はカウンターでの対面販売
カウンターのオバちゃんはポーランド語しか話してません、、、
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列車に乗り込み、定刻でワルシャワを出発

欧州の鉄道は、車体サイズが大きく長距離列車だったので、客車を電気機関車は引くタイプ
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客車もコンパートメントなので快適です

ワルシャワから離れるに従い、街が小さくなり、畑や森が広がります。
遠くに見えるのは風力発電の風車、ポーランドは地熱発電と風力発電が主なようです。

しばらく走ると、起きているのは僕一人、、、
そりゃ、地元の人には退屈な風景なんだろうなぁ、、、

駅に止まっても、、、、日本に比べると、これが駅前か??って程何も無い

3時間ほど西へ走りポズナンに到着
リアル「世界の車窓から」でした(笑)


さぁ 行動開始だっ

ポーランド初日の朝、やっぱり時差の影響で朝の5時頃に目が覚める

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窓の外の妙にガランとした景色を見て、東欧に来ている事を実感

身支度を済ませて0700にロビーへ
ホテルの受付はポーランド語で「Recepcja」(レセプシィ
ャア)
意外とローマ字読みでいけちゃいます
ポーランド語の響きはロシア語に英語単語が混じる感じ、
とにかく単語の知識が無いのでお手上げ状態

で、、、0715過ぎにスターシェ マクラさんと合流
「初めまして」の挨拶と今回の渡航調整のお礼をして出発♪

「今日は忙しいぞ メディカルチェックの後にポーランド航空局に行ってライセンスの書き換え 電車でポズナンに移動してクラブてミーティングの予定だ」
と今日の予定をざっくりと教わる

で、、、最初の用件のメディカルチェック(航空身体検査)

まだ9時前なのに開業しています!

スターシェさんが手短に話をまとめて、申請用紙を作製

程なく検査開始
検査メニューは
検尿&採血
肺活量
視力検査
口喉検査
耳鼻検査
心電図
と まぁお馴染みの検査ですね

一通りの検査が終わって待合室で待っていたら心電図検査のドクターにチョイチョイと手招きされて

「飴食べる?」

ってポーランド版チュッパチャプスを渡されて

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「私の娘が日本文化に興味があってね 君の名前の意味を教えて」
って事に(笑)

紙にローマ字と感じ書き並べて説明
「漢字はイメージを作るんだ!!」
と感心されてしまう
確かにイメージを作る記号なんだなぁ、、、

どうせ書類が出来るまでは暇なので メモ帳を切り、折り紙の鶴を作ってプレゼント
お金も掛からないで喜ばれる海外旅行最大のアイテムです(笑)

「お~知っているぞ、二羽で踊る鳥だろ!それ」
って妙に盛り上がる

他の受験者も受付のパソコンでググってる(笑)

まぁ、そうこう遊んでいるうち書類も出来上がってメディカルチェックは完了♪
好調な滑り出しです

ここで近所のカフェで朝食を取る事に

チキン&チーズのサンドイッチにコーヒーを奢って貰う

昨夜のポーランド料理から何となく思っていたけど、
肉やチーズなどの乳製品はバツグンに美味い♪
肉自体は普通なんだけど調理法と味付けが絶妙
「肉好き」はハマる味です!

サンドイッチを食いながら、今回のトレーニングの目標やJA20KAに使うGメーターを探している事を話す。
何とか怪しい英語でも意志を汲んでくれるのは助かります。

次に航空局に出向いてポーランドでのライセンスの申請

スターシェさんに送っておいた書類とFAAのライセンスを提出して手続きは完了
あとはFAAがポーランド航空局に対してライセンスの内容証明をおこなえばポーランドのライセンスが発行されます。

これで、ワルシャワでの事務手続きは完了
ワルシャワから西北西300kmのポズナンへ移動します。


ポーランド料理に挑戦

ワルシャワのホテルに到着して一安心
夕食はもちろんポーランド料理で♪
って事でホテルのレストランへ

ポーランド語に並記されている英語で何となくニュアンスを掴み
チーズと野菜を包んだフライドチキンに挑戦

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出てきたのはこんな奴
かなりのボリュームがあって真ん中のチキンの周りにはフライドポテトと茹でた刻み野菜
見た瞬間に失敗を感じたのは真っ赤なベリー系のソース(笑)
絶対甘いよコレ、、、

意を決して食べてみると、
意外と変じゃない(笑)

中身はチーズと野菜のペースト 
チキンは柔らかく仕上がっていてなかなか美味しいです

料金はコーヒーを含めて40ズロチ

1ズロチ=30円なのでだいたい1200円
流石に首都の観光客狙いのホテル、モロに高かった(笑)


ポーランドへの旅路 ③

さて、、、懸念のチケット調整でまたもや歩き回る
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失敗は荷物を受け取り次に乗る予定だったルフトハンザのカウンターに行った事

流れとしては、
CA(中華航空)の遅れにより予定のLH(ルフトハンザ)がコケる

手持ちのeチケットはLHなのでLHのカウンターで状況を説明してワルシャワ直行を希望するが、代替え便はLOT(ポーランド航空)なのでLOTのカウンターへ回される

LOTのカウンターでチケット調整を頼むとCA発行のチケットだからCAでしか調整できないと戻される

CAのカウンターに行くと、誰も居ない(泣)

とりあえずインフォメーションセンターのオバチャンに
「CAのスタッフは呼べるか」
と聞いたら
「飛行機がついて1時間近くどこで遊んでたの!!」
といきなり怒られる(笑)

ぶつぶつ文句言われながらもCAのカウンターが1100に開くからそこで話を詰める事に

空いた時間でLOTのカウンターでワルシャワ直行便の席を仮で押さえておく

CAカウンターで目的地変更を希望するが認められるのは時間変更だけとのこと

1225発ポズナン~ワルシャワの便に乗れない事が確定したのでLOTのカウンターに向うが1230までclose
この時点でポズナン~ワルシャワのチケットがゴミになる(泣)

残った方法は
予定通りフランクフルト~ポズナンを飛び新しくポズナン~ワルシャワを購入する
ただし時間が遅くなるので次にトラブルが起こったらワルシャワ入り不可の可能性

ここまでダメな流れだと何が起こるかわからないから取れる最大の安全策を選択
フランクフルト~ポズナンを捨てて
1420発のフランクフルト~ワルシャワを購入

LOTカウンターのおばちゃんが最後まで相談に乗ってくれてとても助かる

しかし、予定が崩れ
コストダメージがジワジワと効いてくるなぁ~

これで飛行機がぶっ壊れないかぎり
確実にワルシャワに日がある内に到着できます。
治安が肌でわからないので夜間の単独移動は出来る限り避ける方針です。

驚いたのはフランクフルトの空港スタッフ
基本的には「自分で決めて自分で動け
」なんですが、
機器の操作で悩むとすぐにサポートしてくれます。
かなりの頻度で救われました。

北京での「9時間放置プレイ&搭乗ゲート引き回し」の直後だったので心に染みます、、、

で、、、チケットを手に入れてチェックインはLHのカウンター
スタッフが事務的に手続きをこなし、英語が怪しい日本人だと紙にメモまで書いて教えてくれる
「1335に搭乗だから時間厳守だ!!」
と念の押されよう

さっさとゲートに行って待っていても
1340を過ぎてもゲートのオバチャンはおしゃべりに夢中(笑)
だんだんポーランドに近づていることを実感

ようやく1345頃にゲートが開きバスで機体に向かう
広大なエプロンで翼を休める機体の合間を抜けて、

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抜けて、、、

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抜けて、、、

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一番端っこ

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エンブラエル170ってあまり馴染みのない
の双発小型機に乗り込み

ドイツ出国

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グライダーで飛んだら美味しそうな積雲の群を越えて

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ようやくワルシャワに到着♪

結局、予定通りに飛べたのは成田~北京だけ、、、orz
だんだん「水曜どうでしょう」なノリの旅になってきました(笑)

で、、、僕の荷物が出てこないんですが
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えぇ、この流れだとそうですよね 、、

ロストです、、、orz
何で乗り継ぎも無い路線バスみたいなフライトで無くなるんだよ(笑)

もう、こうなると日程が守れてるだけでも奇跡に感じます

さて、どうするか、、、orz

言語もドイツ語とポーランド語時々英語
ここまで来ると日本語はもちろん中国語すら聞こえなくなります。

とりあえず様子を観察して同じ境遇の人を数人捕まえてお互いの状況を確認
みんなでゾロゾロとオフィスに向かい
「俺らの荷物が無くなったぞ!」
とそれぞれの言語で捜索を依頼

途中で荷物が無くなる事はあらがじめ予想していたから
トレーニングに必要なアイテムはバックパックに詰めて手荷物なので基本的にダメージ無し

もし見つからなくても失うのは着替えとお土産だけなので気楽に待っていると
空港スタッフがカートにカバンをごっそり積んで走ってきて

「これ置いてあったけど君の?」
なんて悪びれもなく聴いてくる(笑)

「おー 俺はツいてるぜ!そいつは俺の荷物だー」
なんて事で荷物が戻り一安心

ようやく空港から外へ出ると
気温は17℃、涼しくて快適です♪
日差しが心地良い秋のような気候です

空港からホテルまではバスで移動
そこいらへんを歩いてる人を捕まえてバス停を聞き出す。

が、、、いきなりハズレを引いた(笑)

たまたま目が合ったのは白タクの客引き
「ホテルの予約はあるか?泊まる
ホテルまで乗せるぞ 市街に遊びに行く?」
何て矢継ぎ早に話しながら付いて来る
「ホテル グラマダ エアポートだから歩くよ」って言いながらそれとなく警官を見つけて歩き始めると、白タクオヤジは退散
東洋人はカモなんだろうなぁ~
実はこの前にホームレスに付き纏われる

そのまま警察官にバスの乗り方を教わり175番バスに乗って2個目の停留所って事で空港のkioskでバスのチケットを購入
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売店のお姉さんが美人で頭がまっ白になる 妖しい英語が更に変になる(笑)
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ようやくワルシャワのホテルに到着
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観光客が喰らうトラブルを全てクリアしなけりゃならないようなRPGの主人公に抜擢れたんじゃないだろうか?
運が悪いからトラブルに捕まるのか、運が良いから日程を守りたどり着けたのか、、、