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2022年 グライダー曲技飛行世界選手権に参戦します!

さて、
今年は久しぶりに「グライダー曲技飛行世界選手権に参戦します」

ルーマニアで開催された2019年を最後に
2020年はコロナウィルスの影響で欧州遠征は中止
2021年は競技実績が途絶えたので世界選手権には参戦できず
ポーランド選手権のみ参戦してUnlimitedクラスの競技実績作り

今年ようやく世界選手権に復帰となりました。
2021年のポーランド選手権の競技成績を持ってギリギリながら世界選手権での競技クラスがAdvancedからUnlimitedに進級することが叶いました。

いやぁ〜長かった

「ヘタクソ&ノミの心臓 硝子の心」って全く競技向きじゃない僕だから
2010年からグライダー曲技飛行を学び始めて11年(1年お休み)も掛かっちゃいました、、、

Unlimitedはまさに「無制限クラス」なので
機体の限界性能まで使って競う曲技
「この道ウン十年な職人」の世界です。

5〜6年前からUnlimitedの練習はしていますが
実に難しい、、、

Advancedとの違いをザックリと見ると
・背面飛行の制限が外れて背面ループ系が全て可能
・加速度失速によるスピンの「スナップロール」
・エルロンロールしながら旋回する「ローリング サークル
・垂直上昇中に90°エルロンロール
が入ってきます。

対気速度計は0〜Vne(超過禁止速度)まで振れて
Gメーターは±制限荷重倍数一杯まで踊る
運動包囲線図を全て使い切る機体限界を使うフライトになります。

今年の世界選手権の開催地はフランスの「イスーダン」
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パリの南250km
ワルシャワの西2000kmくらいに位置します

グライダーをトレーラーに積んで陸送だから
Ave80km/hで10時間/日走って片道2日半って感じかなぁ
 
スケジュールは
7月29日に成田を出発して中東経由でワルシャワ入り
8月10日までポーランドでトレーニング
8月13日にイスーダン入り
8月16日まで現地トレーニング
8月17日 ブリーフィング&開会式
8月18〜26日 競技日
8月 27日 閉会式&どんちゃん騒ぎ
8月 28日 ポーランドに向けて出発
8月 31日 成田に向けて出発
9月 1日 成田到着
って予定

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競技会場のイスーダン飛行場に設置されたBOX(競技空域)は、
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滑走路直上に平行して設定されているのでイイ感じ
水平方向の遠方目標は現地入りして飛んでみないとわからないけど
縦 対地1200〜200m、
横 1000 x 1000m
の競技空域は世界共通だから大丈夫(笑)

これ以上細かい事は現地入りしないとわからないし
あくまでも「予定」でしかないのでチョイチョイ変更して1ヶ月間ベストを尽くします
(日本行きのチケットを紛失するのも良さそうだなぁ)

出発まであと12日

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「2022年 グライダー曲技飛行世界選手権に参戦します!」への2件のフィードバック

  1. おっと、お仕事疲れで直に見に来てませんでしたー。

    今年もいよいよですね。フランス開催ってことで、この国はホントに国際大会を開催すると露骨にアンフェアな自国有利の裁定やオペレーションをするので、その点心配です。
    ポーランド組が詳しいでしょうから、そういう外敵対策も確認しておいてください。
    先ずは「無事之名馬」で!

    オマケ情報、秋にお泊まりツーリングオフ検討中です。詳細はあっちの日記にて。帰国後でも余裕ですので。(笑)

    1. 今年からようやく世界選手権に復帰です〜
      コロナの影響は大きかった、、、

      競技ジャッジは各国から均等にノミネートされるから大丈夫ですよ~
      無茶な贔屓スコアを出してもオミットされる仕組みになってます

      世界選手権だとかなり難しいフィギュアが組まれたシーケンスになるので
      墜ちないように気を付けます!

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