R33 GT-R 大先輩号 【ハンドリング クラブ+に行ってきました④】

R33 GT-R 大先輩号 【ハンドリング クラブ+に行ってきました④】

山野さんの「ハンドリング クラブ+」R-4

大先輩の
「硬くて曲げられないよぉ」
ってコメントでフロント減衰力を1段緩めて
フロント 8段
リア 9段

走り始めて見ると、、、

後半は
曲げられないどころか
振り回しちゃってる(笑)

減衰力設定がハズレだったみたい
正解は「リアを1段締める」だったなぁ〜

山野さんの動きをスローで見ると
知らない車でもピタピタと合わせるのは凄いわぁ

大先輩は
ハイグリップタイヤと高減衰力セッティングにヤッツケられて
最後は根性だけで走ってます!

外から見てると

最大舵角付近で曲がらなくなってる
後半になると
曲がらない車をリアを振り出して曲がってる?

初期での曲げ難さは出るけど
R-3のバランスの方が良さそうな感じです

しかし
大先輩根性あるよなぁ
さすがに体力持たないですよ
ミシュランに比べてタイヤグリップかなり高いですから
思いっきり体力削られます

僕でもこれだけ走ればヨレヨレになります、、、

ヨレヨレ状態であれだけ滑らせてスピン無しですから
上出来じゃないですかっ!

一日見ていた大先輩の運転技術は
前回の砂子塾での滑りまくりが効いてまるで別人♪

一番足りないのは「白煙」(笑)

「綺麗にクールにまとめる」のは似合わないって
ダイナミックにイキましょう!

予定の走行枠が終了してブリーフィングの後に
山野さんとお話してセッティングアドバイスを頂きますました

山野さんからの評価はほぼOK判断で
「僕の車だったらね、、、」
って個人レベルになる懸念事項と変更案として

・4WDになった時にフロントIn側のホイールスピンが多くてトラクションが抜ける

・まだボディ上屋が動いて荷重変動が多いからダンパーの伸び側減衰力を高めて無駄な動きを消して欲しい

・フロントスプリングの自由長を短くして操舵レスポンスが欲しい

最後のスプリング自由長の指摘はホントに驚いた
山野さんが、
「もしかして長いスプリング使ってる?」
って自由長変更しているのを
2回運転1回パッセンジャーシート同乗で見抜かれた、、、

前後ロールの剛性バランスを指摘されるのは予想していたけど
自由長変更を見切られたのは初めて

山野さん凄い、、、
衝撃を受けました
「同レートで自由長変更」をテストして感覚を持ってるんですね

前回の講義でお話していた
「勝てる可能性は全て拾う」
ってこう言う事なんだろうな、、、

自分が気が付いた変更ポイントは
「フロント車高」
外から見ているとブレーキングドリフトで姿勢を変えながらクリップまで入った後
ブレーキリリースからパワーONまでの曲がり待ちが長い

ブレーキリリースでフロントを完全に放しちゃうと姿勢が戻って
せっかく作ったリアのスリップアングルが消えちゃう

曲がり待ちの後に
パワーONでリアロールが深くなってプライマリースプリングが開き始めると
リアのロール剛性が下がってスリップアングルが深くなってフロントを助ける形でニュートラルバランスでの加速旋回に移行する

旋回パートの前半と後半は良いんだけど
クリップ付近でのつながりがイマイチで
旋回が綺麗に繋がらない感じ

クリップ付近でもう少しニュートラルバランスに振れば旋回が一つのストーリーとして完結するから
ドライバーはより楽しく走れるはず

休憩時間に車高を再確認すると
今まではHKS指定値のフェンダー高管理だったけど
ジャッキポイント基準で見るとフロント車高が10mm高い

コレがアヤシイと読んでますが

悩ましいのは
外撮り動画でも確認できる前下がりの旋回姿勢
フロントロール剛性不足でクリップから先の加速旋回でもフロントOut側が沈んで
対角にあるリアIn側の接地荷重が少なくトラクションが掛け切れない

単純にフロント車高を下げると大切なリアトラクションに影響が出る可能性が高い
フロントタイヤショルダーへの過負荷も考えると

フロント車高より先に
ロール剛性バランスの調整ですね〜

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