おはようございます
今週末はグライダー曳航で飛びます
お天気を確認すると
地上天気予報を見ると
三陸沖には低気圧があり 東へ移動
日本の南には高気圧があり ほぼ停滞
フィリピンには台風14号があり 北西へ移動
日本は高気圧に覆われた状況ですが
上空の寒気と高気圧からの湿った空気が流れ込み弱い前線を作る形となり
太平洋沿岸部雲が広がり
ところにより雨となっています
衛星画像を見ると
フィリピン付近のまとまった雲は台風14号によるもので
日本の上空には三陸沖の低気圧から前線性の帯条の雲が広がっています
レーダー画像を見ると
帯条の雲に対応する形で局地的な弱い雨が見られます。
今後の天気の推移と致しましては
低気圧の東進により太平洋沿岸部は高気圧に覆われた状態が続き安定した天気となりますが
北日本は大陸から低気圧の接近により下り坂傾向です。
高層天気図を見ると
日本の南の高気圧により
南西方向から湿った暖かい空気が流れ込み
日本の上空に前線を作る形になり
温度線に沿う形で湿域が広がっています
日本は気圧の谷の前面となり
雲が広がりやすい状況になっています
関東地方の天気を見ると
全体的に曇りで 夜には一時的に雨が降る予報
風は日本の南の高気圧から三陸沖の低気圧に吹き込む風と大陸の低気圧に吹き込む風の境目になり
風は弱い状況ですが
風が回り込む形で東寄りの湿った空気が関東地方に流れ込んでいます
板倉滑空場付近の局地天気と
周辺の飛行場のMeter&TAFを見ると
日中は1日を通して曇り予報
朝方は靄が広がり 視程5km以下になりますが
気温の上昇により視程は回復する予報
問題なのは雲高&雲量で
1層目、2層目共に低く2層目でも1500~2000ft
雲量が1層目が1~4/8 2層目が5/8と雲の蓋をされた状態
午後には一時的な雨も予報されています
気温が上り靄が解消されれば視程が回復して
飛行可能な条件にはなりますが
やはり雲高&雲量を見ると難しい条件で
日中に大きく回復する可能性は低く、
午後には一時的な雨予報
「よほどの理由」が無い限り地面にいる方が良さそうですねぇ~
飛ぶ判断をした場合は
湿った空気による白く濁った視程と点在する一層目の低い雲
1層+2層で5/8を越える雲量になるので
VFR運行での2層目の上に出る雲上飛行はリスク高いです
滑空場に到着したら
やっぱり曇り空
耐空検査やクラブ規程の技量確認でフライト希望があるので
午前中は待機して天候回復を待つ事に
お昼過ぎから次第に空が明るくなってきて
前線が高気圧が送り込む南の空気に押されて移動したみたいで
嘘みたいに天候回復!
地上待機で粘った甲斐ありました
飛ばしますっ!
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