M-06 【スプリング&ダンパーセッティング開始】

今夜は
M-06 相模麗心愚 サニー君のスプリング&ダンパーセッティング
先日のRockwaveでジオメトリー&アライメントは良さそうな感じになっていたので
スプリング&ダンパーのセッティングに入ります

前回のテストの感触は
操舵に対してのフロントの初期反応が鈍く
遅れてから急激に曲がり始める事

ダンパーOILをタミヤ指定の900番から一気に400番まで下げたので
「ロール&ピッチスピードが早すぎる」と判断してダンパーOILを700番に変更

減衰力で荷重変動を押さえ込んでオトナシクなったけど
スプリングレートを変更していないから後曲がりの基本特性は変わらず

って事で
スプリングレートとダンパー減衰力設定します

最初に車両緒元の測定
M-06 リアトゥコントロールリンク仕様
DSC_0066
ホイールベース 208mm
重心位置 前軸後方 133mm
重量バランス 36:64

重心位置は予想通りの酷い後ろ寄り
ショートリポバッテリー&バラストで重心位置を前方に移動したら好感触だったのも納得
やはり最終的に40:60付近に合わせる事がポイントになりそう

サスペンション緒元
フロント
レバー比 1.18
ACF 1.3
DSC_0064
ダンパー取り付け点をオプションパーツのサスピンから
ノーマルのロアアームに戻しました
どう考えてもフロントが軽い車のフロントホイールレートを高める部品は疑問
この部品って地雷なんじゃない!?

スプリングレートにレバー比とACFを織り込んでホイールレートに換算すると
スプリングレートの55%がホイールレートになる仕様

リア
レバー比 1.48
ACF 1
DSC_0063
リアサスペンションはトゥコントロールリンクに場所を奪われて
ダンパー取り付け点がノーマルのサスピンから
ロアアーム側に移設
コレでレバー比が1.48
代わりにダンパーが垂直に近くなってACFが1に減少

スプリングレートにレバー比とACFを織り込んでホイールレートに換算すると
スプリングレートの45%がホイールレートになる仕様

次に手持ちのスプリングのレートを調べて使えそうなスプリングの組み合わせを探す
OP333
赤 135g/mm
黄 150g/mm
青 170g/mm
OP440
青 260g/mm
白 320g/mm

今回はバネ上固有振動数までは使わずに
前後重量バランスだけ使って簡易計算
タイヤ&ホイール重量は4輪同じだし
トゥコントロールリンク&ドライブシャフトの重量分だけリアのバネ上固有振動数が高くなるから安定方向に振れるから大丈夫でしょ

リアに白320g/mmを使う事を基準に考えを進めると
リアスプリングレート 320g/mm
レバー比 1.48
ACF 1
ホイールレート 146g/mm

前後重量配布からフロントのホイールレートを求めると
フロントホイールレート 82g/mm

フロントホイールレートにレバー比とACFを織り込んでフロントスプリングレートを求めると
フロントホイールレート 82g/mm
レバー比 1.18
ACF 1.3
フロントスプリングレート 148g/mm

一番近いスプリングは黄 150g/mmになります

ただし、簡易計算でレートを割り出したので
前後のバネ上固有振動数は同じなので
計算上のバランスは”ニュートラルステア”

もう少しアンダーに振らないと 厳しいかなぁ、、、
まぁ、前回のテストより硬めのレート設定でピシッとするから「後曲がり」のフィーリングは消えるはず

ダンパーセッティングは
リア700番に対してスプリングレート計算と同じ計算方法で求めたフロントは325番
ただしダンパーピストンがリア2穴に対してフロント3穴なので
リアに対してフロントは66%で
492番
ピストンとシリンダー壁面間流量を無視してるからもう少し柔らか目になるはず
って事で400~500番のOILあたりが良さそうな感じ

バネ上固有振動数がニュートラルだから
過渡特性でアンダー気味になるように
フロントは柔らか目の400番を使ってみます!
DSC_0067

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コレでバウンス系の感触が良くなったら
スタビライザーを追加装備して前後ロール剛性バランスを調整します

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