E36 325I CABRIOLET ダンパー交換⑤ 【ビルシュタイン 2nd IMPRESSION】

ちょっと用事が出来て里に降りてきました~
山から降りる途中で雨に降られてウェット&ドライ路面
高速道路での巡航を見ると、、、

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ビルシュタイン様
やっぱりフロントの縮み低速が硬いよ

伊豆スカイラインみたいな場所で路面が良くてペースが高い場所は吸い付くように走るし
ステアリング入力に対して正確に反応するから安心感もある
無駄な動きが無い綺麗な旋回姿勢で素晴らしいんだけど

速度が低くて入力荷重が低くなるとゴツゴツし始める
60km/h以下のタウンスピードになるとブロー不足で硬さがモロに表面に出て来てダメ
少なくとも「乗り心地が良い」とは表現出来ないです

走り始めでダンパーが暖まってないと特にガタガタ
冬の朝イチは硬いだろうなぁ

雨になるとフロントの硬さが悪さしかしない
ウェット路面での接地感が抜群のミシュラン プライマシー4との組み合わせでも
フロントタイヤを探る感覚がより必要でちょっと神経質
雨でも走る普段使いの車としては路面状況で受ける印象が変わり過ぎ
キャラクター作りにフロントの減衰力に頼り過ぎなんじゃない?
「社外品スポーツダンパー」としての商品性を追い過ぎだと思います。

高速道路での巡航性能はギリギリ合格点かなぁ
ただしキチンと脚が動き出して
「ボディが飛び始める速度(バネ下自由運動する入力を作れる速度)」が高すぎる
だいたいスピードメーターの針が垂直位置付近が快適巡航速度
それより低い速度は硬い

欧州仕様をそのまま輸入販売したんだねぇ
(欧州の実勢速度は町を結ぶ郊外の一般道路で80km/h付近 高速道路で140km/h付近)

ビルシュタインは欧州の道路事情に合わせた高速域主体の考え方で
日常性と全天候性能はKoniの方が良い線突いてます。

日常で少し硬いのを我慢して週末のワインディングを楽しむならビルシュタイン

普段乗りを重視して週末遊びに行って「ちょっとタルいなぁ、、、」が許せるならKoniかなぁ

今日の仕様変更案としては
ステアリング入力に対する反応と正確性を欲張らずに縮み減衰力を全体的に下げて
伸び側に振ってもう少し脚が入るようにしてあげれば穏やかになりそう

もしくは雨の接地感減少を我慢して
0.3m/s付近の縮みを抜いて伸び側に割り振って
0.1m/s付近までの縮みを出来るだけ残せば
快適巡航と高速域での運動性の妥協点を見付ける事が出来るかも!?
フロントは単筒式にして
ピストンサイズを上げれば作れるのかなぁ、、、

やっぱり
日常性能を模索するのがビルシュタインの仕様変更のポイントになりますね、、、
とにかく現状の減衰力を見ないとね~

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