E36 M3 アイドルバルブ(ISV)のメンテナンス

今日はM3のアイドルバルブ(ISV)のメンテナンス
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アイドリングが少しラフな事と
アイドリングからスロットルを開ける時に、僅かに息ツキして遅れるので
分解清掃と注油してみます

アイドルバルブ(ISV)は6連スロットルの下
吸気系をエアクリーナーからコレクタータンクまでバラさないと到着しない
長い旅になるなぁ、、、

作業内容の確認をすると
①エアクリーナーの脱着
エアクリーナーBOX取り外し①
エアクリーナーBOX取り外し②
エアクリーナーBOX取り外し③

②インテークホースの脱着
インテークホース取り外し

③エアコレクターの脱着
コレクタータンク取り外し①
コレクタータンク取り外し②
コレクタータンク取り外し③
コレクタータンク取り外し④
コレクタータンク取り外し⑤
コレクタータンク取り外し⑥

コレで大まかな手順と取り外すコネクターやホースを確認
他にも色々出てきそうだけど、記録を取りながら分解していきます

手始めに
5番シリンダーのファンネルに付いているスロットルワイヤーブラケットを取り外し
ブレーキブースターの負圧ホースを取り外す、

エアクリーナーからコレクタータンクまでを分解
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コレクタータンク下の
・吸気温度センサーのコネクター
・アイドルバルブ(ISV)への吸気ホース
・オイルのリターンホース
・ウォーターホースのクランプ
・コネクタータンク マウントの固定ナット
を取り外す
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周囲の隙間を確認して、オイルレベルゲージのガイドチューブの取り外しはオミット
オイルパンへの異物混入はちょっとイヤですからねぇ、、

「ファンネル外して いよいよコネクタータンク取り外し」と思ったら、、、
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6番シリンダーのファンネルの固定ナットにどうやっても工具が入らない

やっぱりカウルトップ周辺をバラさなきゃダメかぁ~
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ワイパーを取り外す前に角度がわからなくならないようにマスキングテープで目印を付けます
目安は左ワイパーが水平&右ワイパーアームの曲がった場所が水平です。

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ワイパーを取り外してカウルトップを取り外し

カウルトップをバラしたついでに
屋外駐車のE36のウィークポイント
ブロアファン室のドレンホースの点検

カウルトップの下にある外気吸気口で
外気と一緒に雨も入ってきますが
助手席側にドレン(水抜き)ホースが付いていて雨水は排出される構造になっています
が、、、落ち葉などが流れ込み詰まってしまうと
運転席側に漏水します

点検方法は簡単
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カウルトップをバラしたらホースで水を流してみる

もちろん ダメならこんな感じに水が貯まる
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ダメだ、、、詰まってる、、、

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エアガンにシリコンホースを繋いで、
ドレンホースに突っ込んでエアブロー
大抵はコレで一発で詰まりを解消

あとは水を流しながらゴミを取り除く
年に一度は掃除しなきゃダメだなぁ、、、

ブロアファン周りの掃除で寄り道したけど
6番シリンダーのファンネルにも工具が届いて
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コレクタータンク取り外し完了

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ようやく目的のアイドルバルブ(ISV)が見えてきた
とりあえず、周りをざっと掃除します
やっぱりブローバイガス系統のオイルセパレーター付近が汚れが激しいですね、、、

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取り外したアイドルバルブ(ISV)
外側が汚れてるのはしょうがないけど
バルブの中はブローバイガスを喰らってベタベタ
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何でアイドルバルブの吸気ホースの真上にブローバイガスの排出口を持ってくるかなぁ
ドロドロに汚れるに決まってるじゃん、、、

キャブクリーナーで「うがい」してブローバイの汚れを洗い流し
エアブローして汚れを飛ばす
これを溶剤が綺麗になるまで繰り返す
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16万キロも走ればコテコテに汚れて動きが悪くなるよねぇ

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綺麗に掃除したらAMSのMPで潤滑して
コレでバッチリ
組み立て開始です!

組み立てる前にコレクタータンクと6連スロットルの掃除
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コレクタータンクは中に吹き戻しやブローバイオイルも無くて良い状態
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6連スロットルは2番、4番、6番の吹き返しが多いみたいでスロットルバタフライの裏が汚れてる
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掃除しちゃいたいけど、
繊細な部分だから素人には手に負えなくなるから軽く外回りだけ掃除して終わり

コレクタータンクを乗せて各配管と吸気温度センサーのコネクターを繋ぐ
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ファンネルとファンネルホースを掃除しながら組み立て
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6本あるから時間掛かるなぁ、、、
細かい吸気系の組み立てが終わると同時に日没
ギリギリでした。

その他のスロットルワイヤーブラケット、ブレーキブースターの負圧ホース、カウルトップ&ワイパーの組み立てはライトを使っての作業
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最終的に組み立てが終わったのは1830時過ぎ、、、

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最後にエアフロを掃除して作業完了

予定だと
10時に作業開始で お昼休憩1時間取って16時に作業完了だったけど、、、
途中から読みが外れて 休憩無しでぶっ続け8時間作業になっちゃった

一通りメンテナンスした甲斐あって
アイドリングの安定性、
スロットル開き始めの追従性
バッチリ回復しました~

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「E36 M3 アイドルバルブ(ISV)のメンテナンス」への2件のフィードバック

  1. ISVバルブ周辺の写真、
    スロットルとソレノイドバルブを繋ぐチューブの中間にあるチェックバルブが外れて無いです。
    (外してメンテされたかもしれませんね)
    インマニ圧をどの様に調整してどんな効果があるのか、分かりませんが…(^^ゞ
    数年ぶりにサージタンクを外す時、一つ引っ掛かり外れず、TISを開くのが面倒でこちらにたどり付きました。
    ヒーターホースをクランプでサージタンクに止めていることを忘れておりました。

    1. おがわさん
      コメントありがとうございます
      ご指摘いただいたのは
      3番のスロットルボディの下の白黒のチェックバルブですね~
      ゆるゆるだったので無くさないように取り外して
      ついでに掃除してました。

      このエア経路はどうやら
      二次エアポンプと排気ポートの間のチェックバルブのコントロールに使っているようです。

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