昨日までの練習でシーケンスは通しで飛べるようになったので
今日はBOX(競技空域)の中での位置を考えます。
グライダー曲技飛行は一辺1000m 立方体(だからBOXって呼ばれます)の中で飛ぶので
この空域から出ないように調整して飛びます。
最初のポイントはスタート地点
基本的にはジャッジから遠い側からスタートして
高度が下がるにつれてジャッジ側に寄せていきます
もちろん風にはどんどん流されるので、
流されないように調整します、
出来るだけBOXの真ん中に集めてシーケンスを飛ぶのが理想です。
もちろんフィギュアの組み合わせ次第で使う距離が変わるので、
途中のフィギュアの繋ぎ部分でポジション調整をします。
今回のFreeknownシーケンスを飛ぶと
どうしてもBOX風下側のジャッジ寄りに流されてしまい
BOXから出ていってしまう
BOXから出てしまうと「1秒につき2ポイント」のペナルティを喰らうので修整が必要です。
スタート地点はジャッジから遠い側でBOX中央より1/4位風下でほぼ決まり
この位置で高度1350mからダイブして高度1200mでスタートすれば240km/h付近まで加速出来るので
BOXにより多くのエネルギーを持ち込む事が出来ます。
つまり、
上空からダイブして高度エネルギーを速度エネルギーに変換して
「BOX上限高度+出来るだけ高速の状態」から競技スタートします。
次に風上側に調整出来るのは4番のローリングサークル
これは次の5番の1+1/2ロールは距離を喰うのでBOXが狭い方に回ります。
(BOXから飛び出しても1/2ループだから数秒 最小限のペナルティ)
次に調整出来るのは5番のと6番の繋ぎ部分
ここは残りのフィギュアを考えて出来るだけ風上に伸ばします。
(あんまり伸ばすと高度を失うから、残り高度と相談)
後は最後の9番のハンプティバンプと10番のインメルグリックの繋ぎ部分
最後位は真ん中に帰りたいけど、
余りの高度を次第かな、、、
<シーケンスに書き込んでみるとこんな感じ>
ちなみにBOX軸と機体の機軸で姿勢判断されるので編流修正使うと減点です。
(そんな語無体な、、、ってルールですよねぇ)
実際に位置合わせしながら飛んでみると
これでも、全部を収めるのは難しい
(ローリングサークルの向き間違えてますが)
やはりUnlimitedで大切なのは
「テンポ良く 間延びせず コンパクトにまとめる」事が大切ですね
このシーケンスは
6番のエントリースピードコントロールがポイントになるなぁ、、、
背面飛行から垂直降下して90度ロールしてから3/4ループってフィギュアで
手前の5番のロールが上手くないから減速に時間が掛かっている
最初の背面飛行から垂直降下へのエントリー160km/h以上だとループの底で速度オーバーしちゃいそうで怖いんだよなぁ、、、
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