先日導入したWiMAXですが、、、
どうも通信状況がイマイチ(泣)
導入前から通信不安定の評判は聞いていて心配はしていましたが
ここまで環境に影響されるとは、、、
WiMAXが使っている電波を調べてみると
WiMAXは、2.5GHz以上の周波数帯を使っていて
室内で使用する無線ルータの周波数帯が2.4GHz帯に近く高周波数帯域は近距離通信で使われます。
電波の特性は使用する周波数が高い程
①減衰が早くなります
同じ出力で遠くに届かないので、広域をカバーするために多数の親アンテナを設置する必要があり
②直進性が高くなります
WiMAXは通信速度を重視するために2.5GHz以上の高周波数帯を使っているので
電波は高周波数帯域になるほど直進性が増し、電波が障害物を回り込む「回折特性」が弱くなり
親アンテナとWiMAXルーターの間に建物が存在すると電波が遮られてしまうので通信が出来なくなります
③反射し易くなります
電波が障害物に当ったときに障害物を「透過」するか「反射」するかになります。
これが高い周波数ほど反射しやすくなります。
この電波の反射特性を活用したのがレーダーですね
って高周波数帯域の電波特性を並べて要約すると
「周波数が高いほど光みたいな特性になるから障害物の影になる場所はダメ」って事
どー考えても広域カバーは苦手だよね
「街中で親アンテナ立てまくって数でエリアカバーして通信速度勝負」ってコンセプト
田舎に弱いWiMAX(笑)
どーりで我が家だとイマイチ実力を発揮できない訳だ、、
で、、、このまま諦めても通信状態は改善されないので考えてみます。
①「減衰が早くなります」は、、
とりあえず”アンテナ0”ですが通信は確立しているのでカバーエリアには入っています
後日近所に親アンテナが立つ事を期待します。
②「直進性が高くなります」は、、、
直進性が高い=親アンテナが立っていると予測される街に向かって見通しが良ければ
「電波が真っ直ぐ飛び込んで来る」って事ですから、街に面した側が有利
③反射し易くなりますは、、、
我が家の形は最悪って事になります
なにせ完全に三角形で且つ、屋根材は板金
飛んできた電波が屋根で空に向かって反射してるって事になります
「F117ステルス戦闘機」や「ステルス艦」と同じです(笑)
って事を踏まえて電波状況が良くなりそうな2階をWiMAXルーター持ちながらウロウロしてみると
急傾斜の屋根を切り取るように窓が付けられているので窓の外の板金に電波が反射して「電波ダクト」
みたいになっているのかな?
窓にWiMAX端末を近づけるとアンテナ2本立ちます!!
他にも一通り2階の窓を調べたけど、推測どおり「街に面した窓際」がベスト
ここをWiMAXルーターの置き場所にします。
こんな感じに引っ掛けて使います。
今度ヒマな時にもう少し仕上げしよう、、、(笑)
あとはクレードルを乗せて、電源を引っ張って出来上がり
WiMAX本体は外向きの方が受信が安定しました。
これで山奥の家でもWiMAX アンテナ2本で快適な通信が確立できました♪
WIMAXで通信が安定しない方は「見通しの良い2階の窓際」に良い場所があるかも知れませんよ~
ご参考になれば幸いです
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