2013年初フライト!!

1月6日(日)は2013年の初フライト、

天候も良く上空に寒気が入りサーマルが期待できる予報でしたが、薄曇りの空で日射が弱く
コアの上昇率は高いけど小さいサーマル、、、
いくら単座機で小回りが利いても小さすぎて入れません、

山の斜面に張り付くように飛ぶと帯状の弱い上昇気流帯が出ているのを発見、
山の斜面が日射により温められて斜面に沿ってユラユラと立ち上っているみたいです。
リッジソアリングのように斜面を数回往復して”0粘り”で状況の変化を狙うも旋回の度に高度を失うジリ貧状態

高度を失って滑空場に戻ってみると、ほぼ同高度に単独飛行2回目の練習生が飛ばすASK-21が旋回している
サーマルを探して粘ることを考えたけれど、粘り切れないと練習生と同時進入になり、練習生に過大なストレスを与えることになるので
ケチケチせずに先に降りる事を決断

高度300mを切ったところでDownwindコールを入れて、時間短縮のため速度高めでパターンを回りファイナルで一気にエネルギーを捨てる方針
ピストからの指示は通常の接地点より奥に伸ばして滑走路の中間位置より先に着陸させる”ロング”の指示

滑走路を空けて”訓練生のノーマル着陸の邪魔をするな”って事ですね、、、

ファイナルアプローチのエイミングポイントを通常の滑走路起点から滑走路接地点に合わせてパスを奥に平行移動
進入速度を通常進入速度に合わせて、ダイブブレーキでエネルギー処理
対地1mほどでダイブブレーキを徐々に畳んで接地点を伸ばして帳尻合わせて着陸
着陸後、急いで機体を滑走路脇の芝生に押し出して滑走路をクリア

ちょっと慌ただしい2013年初フライトでした♪


安全講習会

正月早々に安全講習会に行ってきました。
講習内容は、
「最近の法改正(特定操縦技能の審査)」
「運航に関する注意事項(ピストの運航判断)」
「グライダーの性能」
「気象入門」

今回の講習会のトピックスはやはり「特定操縦技能の審査」でした、、、
これはICAO(国際民間航空条約)締結国では常識となっているフライトレビューの概念を航空法で定め義務化したもので、
2年に1度技能審査を受けなければ機長としてフライトすることが出来なくなります。

まぁ、今までのようにペーパーライセンサーを野放しにしておくより、「安全を確保するために必要な一定の知識と技量を保つ」ための制度なので、
復習に励むしかありません♪

僕は飛行機と滑空機の2回受験でOKですが多種類ライセンサーの人は悲惨ですね、、、