カテゴリー別アーカイブ: サスペンション

サスペンション独学ノート 2017年まとめ⑦「スプリングシート スラストベアリング」

スプリングシートへのスラストベアリング組み込みは部品価格が安い割には効果的な手法です。
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「コイルスプリング」は、真っ直ぐなバネ鋼(トーションバー)を省スペース化のためにコイル状に巻いたスプリングです。

このコイルスプリングが伸縮すると、コイル形状が変化するのでスプリングエンドが回ります。
スプリングツイスト
ノーマル形状スプリングではスプリングシートがスプリング端にぴたりと噛み合うのでスプリングが回ることはありませんが
直巻きスプリングは、基本的に平面のスプリングシートに乗っているのでスプリングが状況次第で回ります。 続きを読む サスペンション独学ノート 2017年まとめ⑦「スプリングシート スラストベアリング」


サスペンション独学ノート 2017年まとめ⑥「ツインスプリングの選定」

サスペンションストロークを確保するための
「ノーマルダンパー長での直巻きサスペンション」は絶対にツインスプリングが必要です。

なぜならば、ノーマルと同じ長さのダンパーに高レートスプリングを組み合わせるので
考え無しに高レート化したり自由長を長くすると、確実にノーマルより車高が上がります。
(まぁ、、、諸元を考えて完成形がイメージ出来れば当たり前の事なんですが) 続きを読む サスペンション独学ノート 2017年まとめ⑥「ツインスプリングの選定」


サスペンション独学ノート 2017年まとめ⑤「スプリング自由長の設定」

ダンパーの寸法と減衰力が決まり、ダンパーが完成したので、
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次はスプリング自由長の選定です。
スプリング自由長の選定で満足すべき諸元は 続きを読む サスペンション独学ノート 2017年まとめ⑤「スプリング自由長の設定」


サスペンション独学ノート 2017年まとめ④「ダンパー減衰力設定」

次に減衰力設定です。
ダンパーの減衰力を設定するには
スプリングレートとバネ上重量から「臨界減衰力」を求めます。 続きを読む サスペンション独学ノート 2017年まとめ④「ダンパー減衰力設定」


サスペンション独学ノート 2017年まとめ③「ダンパー長の設定」

スプリングレートの設定が出来たので、次はダンパー長の設定
ダンパーのロッド長さとケース長さはストロークと車高から決定されるので
最初に車高を決めます 続きを読む サスペンション独学ノート 2017年まとめ③「ダンパー長の設定」