今日は先日お約束して頂いた
「タミチャレGTレーサー Sさん」にM-07 Concept デミオ君のセッティングを見ていただきました～
サスペンションは
タミヤの標準セッティングから離れて
バネ上固有振動数からスプリングレートを決める自分のセッティングメソッドでサスペンションを全面変更
フロントに対してリアのバネ上固有振動数を約10%高くしてます
駆動系は
フロントタイヤのトラクション限界から
「駆動トルク過多」と判断して
駆動トルク&ドラッグブレーキ減少を狙ってピニオンを21→22Tに変更
駆動トルクがあってもトラクションが掛からなきゃ前に進まない
過大なパワー&トルクは邪魔しかしない
全面変更したセッティングを
3パックでニアピンまでまとめ上げる
「まとも走れる」くらいまで仕上げたところでSさんご来場
セッティング概要を説明すると
「紫と灰色のスプリング使ってる人 初めてみた(笑)」
「ガチガチで曲がらない としか考えられないんだけど スイスイ走ってるんだよねぇ、、、どうやって曲げてるの？(笑)」
まぁ、、、
確かに他の車から見れば「非常識な脚」なんですが
計算値とラップタイムは「そんなに悪くない」って言ってます(笑)
ディシュパイロンにさえ触らなければ簡単にはコケません
簡単には壊れないし 壊しても修理すれば良いだけなのでイッちゃって下さい！
って事で
デミオ君を預けて走らせて頂くと
初見の一発目 しばらくは様子見で
次第に掴んでくると11秒前半でコンスタント
Best 11″05
やっぱり上手い！
「あり得ない硬さなんだけど、普通に走れちゃう(笑)」
「これはコレでバランスしちゃってるし ドライバーが曲げるセッティングだから楽しいかも！？」
意外と走れちゃうんですよ、、、(笑)
セッティングリクエストを頂くと
「リアの動きがピーキーで扱いが難しいから リアを少し柔らかく そっちの方が扱い易くなるね」
って事でリアのダンパーを全立てから2段寝かせてACF変更で数%だけ柔らかく
「セッティング変更したら走らせてみたいからもう1パック走らせて！」
もちろん もちろん ♪いくらでも走らせて下さい！
って2パック目に入ると
リアのオーバーステアの出方がマイルドになってクリップ頂点でスキッド原因の失速が収まって滑らかに曲がる
僅か数%リアサスペンションを柔くするだけで
滑らかに丸く曲がるし慣性でリアをスライドさせながらアプローチしても不思議なくらい失速しない
「コレならピニオンギアの枚数増やしてもきっちりタイムが付いてくるよ～ 」
最後のツメをあっさり一撃ですか、、、
Bestは変わらずですが 11″10台を連発
実戦経験値が違い過ぎます(泣)
「今のキャンバーが±0.0°だから 前後キャンバーセッティングを詰めれば もっと扱いやすくなって実戦向きになるから 挑戦してみて
今日はこれ以上触らずに走り込んでみてネ！」
自分で走らせて見ると
微調整が効いてかなりの仕上がり
ベストラインを外しても失速は最低限で小さく曲がれる！
Sさん 多くのアドバイスありがとうございましたぁ～
このセッティングで運転の先生「激速 2CV ラリー」と戦うと
かなりの接戦状態
後追いになってもチギられずドックファイトに持ち込める
M-07 2CV ラリーの背中が見えてきた♪
時間の都合で「掛り稽古」は2パックでしたが
濃いぃ半日になりました～
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