本日の早朝作業
今日は昨日の続きで「ストローク量とサグ管理」を朝っぱらから見てました
HKS MaxⅣ SPの基準値を見ると
フロント
縮みストローク 44mm
伸びストローク 43mm
全ストローク87mm
リア
縮みストローク71mm
伸びストローク45mm
全ストローク116mm
フロントは、、、
伸びと縮みのストロークバランスはほぼ50:50でギリギリだけど構造的にスペースが限られるからここは及第点
もっとストロークがあればしなやかな感覚が作れるかな、、、
縮みストロークを残したいからサグはここから変えられないね~
リアは、、、
縮みストロークが十分に確保されているのは良いですね~
フル荷重入れた状態でギャップ通過してもバンプラバーに当たらないだろうから安定してるしトラクションも掛かる
伸びは45mmでフロントと近似値で少し足りない
フロントもリアも車両重量に対してレートが高いからヘルパースプリングを使ってスプリングの遊びを抑えてるけど
ヘルパーのレートだと伸び側ストロークが十分に活かし切れないからアウト側のタイヤに頼ったフィーリングになっちゃう
「パカッ」とロールしてイン側がピコピコ浮き沈みするヤツ
アウト側2本で旋回してる感じ
実際に活きてる伸びストロークは
軸重から見て
フロントは、
43mmのダンパーストロークに対して31mm
リアは
45mmのダンパーストロークに対して26mm
位です。
フルロール状態で路面不正を超えたりしてちょっと跳ね上げられたら
メインスプリングが伸び切ってイン側2本は面圧が掛からないから遊んでる状態
あっさりトラクション切れますね
「お客さん そりゃLSD付けなきゃダメですよ 工賃部品代で30万円でどーっすか?」
って情景が想像出来る(笑)
もう少し伸び側を上手く使えるようにすれば緊張感が少なくなりそうです。
ヘルパースプリングはヤメたいな、、、
減衰力は
表記されている減衰力が0.1m/s(本当に走り重視だなぁ)だからまだC/ccは計算してないけど
標準値は体感的に40%以下
ちょっと基準値だと足りない良い感じですが
しばらくはこのままでOK
サーキット仕様の数値と動きを見てこの感じだとワインディング仕様ならポン付けでもかなり良い感じに仕上げてそうです。
(シャコタンはイヤだけど)
大手はちゃんとしてるなぁ~
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