日曜はヤバかった、、、
西北西6〜7m/sの風の中
普段通りグライダーを曳いて離陸 離脱後に着陸を繰り返していたら
お昼過ぎに何だか嫌な感じ、、、
ソコソコ時化た空だったんだけど急に乱気流が厳しくなってシートベルトが食い込む程の上下動が始まり
とりあえず無線で「タービュランス厳しいです〜」と一報入れて着陸
次のグライダーを曳いて離陸したら
今まで左からの横風が 右からの横風に変化していて
更にガタガタ、シートベルトに吊られるくらいズドンと引き落とされたりGを感じる程突き上げられる
「風の変り目が近いのか?」って警戒してフライトサービスに地上風を聞いてみたけど
「変わらず北西風が吹いてる」との事
グライダーが離脱した後の降下中も荒れは収まらず
「ホントかぁ?」ってフライトサービスが伝えてきた風を疑いながら
アプローチ開始してファイナルアプローチ
対地高度が下がるほど乱気流が強くなりコントロールが困難になり
速度が抜けたりいきなり増速したり
同時に降下率が増えて引きずり落とされ始めたから
「シャレになんねぇぞ!!」って判断して即フルパワーで着陸やり直し
が、、、
単機でフルパワーのハスキーが上昇出来ない程の荒れた下降気流に捕まっていて速度計は暴れ回り失速警報が鳴ったと思ったらフラップ降ろした最大速度付近を指したりでメチャクチャな状況
アクロでも飛んでるのか?って勢いで操縦幹を振り回しラダーを蹴ってカウンターを入れまくって機体姿勢を修正し続ける
右旋回で滑走路から離れて上昇する予定が
高度50ft付近で上昇出来ず
あまりにも不安定で操縦困難な状況のまま市街地上空には出れないから
左旋回して川の上に無理矢理戻す
(最悪スピンして墜ちても僕一人だけ)
「地面まで下降気流は続かない」って恩師の言葉を思い出し
川の上をヨロヨロと飛びながら不時着まで覚悟して対岸の空地を目指したら
ようやく機体が元気良く上昇を始める
そのまま一気に1000ftまで昇って機体の状況をチェックして無事を確認
アプローチ前のグライダーに
「今 着陸しちゃダメ!!」って状況レポート
フライトサービスからの地上風レポートは
突然無風になったり逆方向から風が吹いたりメチャクチャな状況が知らされる
「今の風は信じれないから5分間は上空待機」と伝えて観察していたら
次第に風が西北西6〜8m/sに変化安定したので
ビビりながら再度アプローチして無事に着陸出来ました。
多分風の変り目の「コンバージェンス」が原因だと思うけど
もしかしたらマイクロダウンバーストだったのかも!?
「スタビリティAの不安定大気だと何が起こっても不思議じゃない」って事を学びました
真冬に着水だけは勘弁
久しぶりに怖さを感じました、、、
「三保の横風」もこんなだったよなぁ
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